“畑の西麻布”をコンセプトにした会員制古民家ラウンジ「円◎結/marumusubi」で、小さな映画館「シネまるむすび」を始めます。２０席たらずのシアターですが、高解像度スクリーンとハイエンド・スピーカーで映画を楽しめます。上映後はストーブの空間やカフェのあるテラスで、カクテルを片手にアフターシネマの余韻を味わえる、ラウンジスタイルの小さな映画館です。毎月３作品ほどの上映を予定しています。今月は「幸せ」をテーマにセレクトしました。第一回目は[幸せの経済学と幸せと地域社会の対話]と題し、上映後に「対話」プログラムを行います。

「シネまるむすび」のスタートに伴い、私たち自身の「幸せ」について考えたいと思いました。様々な角度から「幸せ」について改めて考え、失ったものを取り戻し、暮らしや生き方へ反映することの意味を今一度見つめてみたいと思いました。今月に上映する三作品の中で「幸せの経済学」を最初に選んだ理由は、私たち自身が選んできたことの現実と、選ぶべきこれからについての「対話」にあります。アフターシネマでの「対話」は、自分の声を伝え、誰かの声を聞くこと。そこから始めることが、「幸せ」をより豊かに深めていける”つながり”のきっかけになるのではないかと思えるからです。「対話」のファシリテーターは「異次元Connectorせい子」こと加藤せい子さん。地域の活性化とともに「対話」に関わる様々なプロジェクトを展開されてきた地域活性化のキーパーションです。