【福岡】映画『ビューティフルアイランズ〜気候変動 沈む島の記憶〜』上映会
開催日
2018/07/15
AREA
福岡
〜HPPYHILLで映画を観よう〜
毎月第3日曜日は、カフェでゆっくり寛ぎながら映画を観ませんか?(※予約の都合で日程を変更する可能性がございます。予めご了承ください。)
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7/15(日) 13:00〜15:00
【上映作品】
『ビューティフルアイランズ〜気候変動 沈む島の記憶〜』
料金:¥1500〜(映画料金¥1000、別途ワンドリンクオーダー制¥500〜)
※事前予約は不要です。当日店内でチケット代とドリンク代をお支払いください。
facebookイベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/1598723086832226/
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●上映作品紹介●
舞台は、南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシ シマレフ島。気候も文化も異なる島で生きる人々の普通の"暮らし"に焦点を当て3年がかりで撮影。絆を育む祭りや、長年受け継がれる伝統工芸、水辺の暮らし。そのすべてが気候変動で失われゆくものです。
海南は「気候変動で、私たちが一体何を失うのか?を"感じる"作品を作りたい」と、ナレーションやBGMを排して、波や風の音、島の人々の美しい歌声や子供の笑顔と旅する作品に仕上げました。撮影には詩的な映像で知られる南幸男を迎え、現場で1カットずつ話し合いながら作った渾身作。
エグゼクティブプロデューサーには、海南の20年来の友人で恩師でもある是枝裕和が、企画に参加しています。日米韓でロードショー公開された。 デジタルな世界で生きる私たちの本質的な感性がよみがえる1時間46分です。
●海南友子監督メッセージ
私には忘れられない光景があります。
テレビ番組の撮影で訪れた南極に程近いパタゴニアで、
氷河の取材をしていた時のことです。何万年もの時を重ねた氷河が、眼下に果てしなく美しく輝いていました。
しかし、突然の轟音とともに、あっという間に消えたのです。後には、氷河の崩れた音だけがいつまでもこだましていました。
自分の踏みしめていた大地が、跡形もなく消える。
その恐怖の生々しさに私は震え上がり、『いつか私の住む町にも、同じようなことが起こるかもしれない』と、強く感じました。
その恐怖は、氷原の美しさとはあまりに対照的で、強く心に刻まれました。
私は今回、この作品で“失われゆくもの”を描きたいと思いました。
足元の氷河が消えてしまったように、気候変動の影響を受ける島で は、長年築いてきた生活文化や伝統など、
さまざまなものが消えゆく運命をたどろうとしています。
それらをよりリアルに感じてもらうために、なるべくそのままに近い形で記録しました。
余計な演出やナレーションはありません。
風の音や人々の笑い声に耳を澄まし、ゆったりと作品と対峙してもらいたいのです。
そして、“情報”ではなく、“心”で受け止めてほしいのです。私たちの何が失われようとしているのか、を。
毎月第3日曜日は、カフェでゆっくり寛ぎながら映画を観ませんか?(※予約の都合で日程を変更する可能性がございます。予めご了承ください。)
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7/15(日) 13:00〜15:00
【上映作品】
『ビューティフルアイランズ〜気候変動 沈む島の記憶〜』
料金:¥1500〜(映画料金¥1000、別途ワンドリンクオーダー制¥500〜)
※事前予約は不要です。当日店内でチケット代とドリンク代をお支払いください。
facebookイベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/1598723086832226/
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●上映作品紹介●
舞台は、南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシ シマレフ島。気候も文化も異なる島で生きる人々の普通の"暮らし"に焦点を当て3年がかりで撮影。絆を育む祭りや、長年受け継がれる伝統工芸、水辺の暮らし。そのすべてが気候変動で失われゆくものです。
海南は「気候変動で、私たちが一体何を失うのか?を"感じる"作品を作りたい」と、ナレーションやBGMを排して、波や風の音、島の人々の美しい歌声や子供の笑顔と旅する作品に仕上げました。撮影には詩的な映像で知られる南幸男を迎え、現場で1カットずつ話し合いながら作った渾身作。
エグゼクティブプロデューサーには、海南の20年来の友人で恩師でもある是枝裕和が、企画に参加しています。日米韓でロードショー公開された。 デジタルな世界で生きる私たちの本質的な感性がよみがえる1時間46分です。
●海南友子監督メッセージ
私には忘れられない光景があります。
テレビ番組の撮影で訪れた南極に程近いパタゴニアで、
氷河の取材をしていた時のことです。何万年もの時を重ねた氷河が、眼下に果てしなく美しく輝いていました。
しかし、突然の轟音とともに、あっという間に消えたのです。後には、氷河の崩れた音だけがいつまでもこだましていました。
自分の踏みしめていた大地が、跡形もなく消える。
その恐怖の生々しさに私は震え上がり、『いつか私の住む町にも、同じようなことが起こるかもしれない』と、強く感じました。
その恐怖は、氷原の美しさとはあまりに対照的で、強く心に刻まれました。
私は今回、この作品で“失われゆくもの”を描きたいと思いました。
足元の氷河が消えてしまったように、気候変動の影響を受ける島で は、長年築いてきた生活文化や伝統など、
さまざまなものが消えゆく運命をたどろうとしています。
それらをよりリアルに感じてもらうために、なるべくそのままに近い形で記録しました。
余計な演出やナレーションはありません。
風の音や人々の笑い声に耳を澄まし、ゆったりと作品と対峙してもらいたいのです。
そして、“情報”ではなく、“心”で受け止めてほしいのです。私たちの何が失われようとしているのか、を。
Data
上映日 | 2018/07/15 | 登録者 | HAPPYHILL cinema |
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会場 |
cafe & Dinning HAPPYHILL 福岡県福岡市中央区大名2-2-47 小野ビル102 |
募集人数 | 20名 |
料金 | 1000円※別途1ドリンクオーダー制 | 問合せ先 | 092-791-3299 |