おクジラさま ふたつの正義の物語

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ハチドリシネマ 「おクジラさま ふたつの正義の物語」

開催日
2018/12/23
AREA
広島

ハチドリシネマ
「おクジラさま ふたつの正義の物語」

【日時】
 12/23(祝)
 ①10:00〜12:00(9:30受付開始)
 ②19:00〜21:00(18:30受付開始)

【会場】
 Social Book Cafe ハチドリ舎

【住所】
 〒730-0854
  広島市中区土橋町2-43 光花ビル2F

【参加費】
 2,000円(ドリンク付)

【定員】
 20人

【申し込み方法】
 以下URLからお申し込みください。 
 https://goo.gl/forms/1S8bfbpXFPXkU1g93

【主催】
 Social Book Cafe ハチドリ舎

【お問い合わせ】
 TEL:082-576-4368
mail:hachidorisha@gmail.com
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Story

2010年9月、過激な抗議活動で知られるシーシェパードのメンバーが、黒いドクロマーク付きのTシャツを来て太地町にやってきた。彼らは、メディアをうまく使って世界で最も成功している環境NGOの一つ。南氷洋で日本の調査捕鯨船に体当たりしては新聞やテレビを賑わせ、彼らの「英雄行為」に対して数億円単位で寄付金が集まる。

太地町では12隻の船でイルカや小型クジラを湾に追い込み捕獲する。活動家はその様子をビデオや写真におさめ、ネットで配信。すると非難のメッセージが町役場や漁業協同組合に殺到し、欧米の活動家が抗議に駆けつける。国内外の報道陣が集まり、地元の政治団体が街宣車のスピーカーから片言の英語で活動家たちに脅しをかける。この状況を打開できないかと、太地町代表者と外国人活動家の対話集会が町の公民館で開かれるも、お互いの意見は決して交わらないことを確認するだけだった。

2014年秋、太地町の状況はさらに悪化していた。追い込み漁の季節になると、大勢の活動家が大型バスで乗り付ける。地元では警察、海上保安庁、時には機動隊まで出動して警戒体制が敷かれる。今や TAIJIの名は、「イルカ殺しの町」として世界の隅々まで知れ渡り、ソーシャルメディアなどを通じてネット上で罵詈雑言が拡散している。

絶望的にみえるこの状況の中で、一人のアメリカ人ジャーナリスト、ジェイ・アラバスターと出会う。彼は太地町に住み込み、公平な立場で町や人々を理解しようと奔走するが・・・

マスメディアが報じてきた二項対立 ―捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人― という単純な図式ではなく、賛否にとらわれない多種多様な意見をカメラは捉えていく。歴史・宗教・イデオロギーの違いや、自分と相容れない意見や価値観を持つ他者との共存は果たして可能なのか? 太地町で起きていることは、今まさに世界が直面しているグローバリズムとローカリズムの対立、そしてダイバーシティ(多様性)の危機と重なる。

インターネットとソーシャルメディアを通じて、一瞬にして情報が拡散す時代に、私達はどう世界と対話して行くべきなのか。

Data
原題 A WHOLE OF A TALE 製作年 2017年
製作国 日本・アメリカ 制作 FINE LINE MEDIA JAPAN
配給 エレファントハウス 時間 96分
Cast & Staff
監督 佐々木芽生 製作総指揮
プロデューサー 佐々木芽生 原作
脚本 音楽 デビット・マズリン
撮影 笠原 貴/杉岡 太樹 編集 バーナディン・コーリッシュ
キャスト ジェイ・アラバスター 三軒一高 リック・オバリー スコット・ウエスト

Data

上映日 2018/12/23 登録者 Social Book Cafe ハチドリ舎
会場 Social Book Cafe ハチドリ舎
広島県広島市中区土橋町2-43光花ビル2F
募集人数 20名
料金 2,000円(ドリンク付) 問合せ先 TEL:082-576-4368
mail:hachidorisha@gmail.com

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