物価の値上がりや米不足など、日本でも金銭的・経済的な困窮が話題になっています。
厳しい気候や条件の中でお米を育ててくれる農家さんの苦労には頭が下がりますが、主食のお米を買いにくい状況が続くと不安ですね。

世界に目を向けると、10人に1人が1日2ドル以下で暮らしている貧困層であると言われています。
2ドルは、日本ではおにぎり1個を買えばなくなる程度の金額です。

この映画では貧困地域であるグアテマラに、アメリカの若者たちが2か月ほど滞在し、1日1ドルという貧困生活をしながら、貧困から抜け出すことに挑戦します。

1日1ドルで暮らすのは、どんな生活なのでしょうか？
お金はどうやって手に入れ、何に使うのでしょうか？
どんな困難と暮らしの楽しみがあるのでしょうか？
アメリカで育った若者たちは貧困生活に耐えられるでしょうか？
1日1ドルという条件の中で、この生活を変えることはできるのでしょうか？

少ないお金で暮らすこと、暮らしを変えることについて、みんなで一緒に観て話したいので上映します。

9月20日（土）には、こしがや能楽堂で「お金のいらない国落語お話会」を開催します。
この映画と併せて、お金のあり方について考える時間となれば幸いです。