新着映画レビュー

食育と健康の仕事をしながら地球環境の為に10年前から微生物農法を行なっています。なかなか食と地球環境を繋げて話すのは大変で
相手の方も理解されるのに時間がかかってましたが、この【2040】を観てすべてがまるっと理解できると思いました。
だからこそ何回か上映会を繰り返し
一人でも多くの方に理解していただけたらとおもいました。

参加された方々からも1回で終わるのはもったいないよ。もっとたくさんの方に観ていたたき
できる事がある事に気づくきっかけになると言う意見がたくさんありました。

繰り返し上映会やりたいとおもいます。

「2040 地球再生のビジョン」

瀧本泰子さん 25/06/04 03:26

感動 元気 役立ち 学び 人生変わる

⭐︎⭐︎⭐︎の名作!
主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、
立体的な名作です!

主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、
夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。
二人揃って、自分の夢を持っている。
私も長男で田舎の生まれ。
親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして
家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな
両親の思いもわからぬわけではない。

けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと
足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど
共感できるものがある。

とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw

とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、
実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。
葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい
言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと
「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。

しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。
みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する
フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。

さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。

ぜひお勧めします!

「ピース・バイ・チョコレート」

キビコクシネマさん 25/05/28 16:17

感動 元気 学び 泣ける

私も震災当時は福島にいた一人であり、東北で花火が打ち上げられたことは耳にしていましたが、この企画が始まるストーリーは考えたこともありませんでした。

作品の中で、「いろんな人の力に支えられて
助けられて生かされている…
(それは)震災以降は時々味わう不思議な感情。」
と話しながら涙ぐんでいた、被災地の女性の言葉がとても印象に残りました。

誰かが誰かのために生きている、
つまり私達は「生かされている」のだと。
生きている上で当たり前のことなんて一つもないということ。

一人の想いが結局は人を動かすのだということ。
辛いときこそ皆で前を向いていくことの無限の可能性。

ついつい忘れてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる映画でした。

「LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火-」

りりさん 25/05/18 21:52

感動 学び

コスタリカの様な周りの国が不安定な地域で、争う事を選ばないと言う硬い決意をする事は並大抵ではないと、この映画でよく解ります。一番初めの正しい選択が、後々の問題に対して、国民の正しい判断の基礎にしっかりなっている事に感銘しました。国と言う大きな視点で観る事で、じゃあ自国はどうなんだろうと考えさせられます。

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

Meeさん 25/03/11 14:41

感動 役立ち 学び

コスタリカは常備軍を持ちません。
その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要なH&K MP5、M16A1などの自動小銃やブローニングM1919重機関銃、ドラグノフ狙撃銃やM203 グレネードランチャー 等武装していたりしますね。
また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。
また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。

そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。

その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しました。
その後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵していますし、隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。

現実と乖離した「創作のコスタリカ」をノンフィクションとする姿勢は如何なものかと考えます。

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

創作されたコスタリカさん 25/02/14 04:07

コスタリカは常備軍を持ちません。
その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要な自動小銃で武装していたりしますね。
また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。
また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。

そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。

その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しその後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵しています。隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。

そうしたコスタリカの現実が描かれない「創作されたコスタリカ」をドキュメンタリーと称するのは如何なものでしょう。

「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」

さん 25/02/14 03:49


「この映画は、大切な人々を一瞬にして奪われ、泣き叫びながら「それでも」と立ち上がる一人の男性の軌跡です。その苦しみと信念に満ちた幾年がガザの外の人々に共有され、映画館の座席で追体験させてもらえることに、まず感謝したいと思います。 言葉では出てきても、なかなか形にはならない「平和」。いつかそれが実現されるとき、誰のためにどんな姿をしているべきなのか、改めてこの映画は考えさせてくれます。「それでも私は」と、一緒に立ち向かいませんか。」

並木麻衣日本国際ボランティアセンター(JVC)元職員/現ボランティア


「アナタは言えますか?
家族を殺され、同胞が殺されていく現実を
お墓すら作れない
遺体すら見つからない

犠牲になった人々は
亡くなった後も
天井のない牢獄の中に押し込めている

「全ての人のために “あの悲劇をプラスに変える”」

言えますか?
家族を殺されても
アナタは平和を願えますか?」

全文 https://unitedpeople.jp/ishall/cmt_shl 

サヘル・ローズ俳優・タレント


「今、ガザで起こっている悲劇に対して私たちは何ができるのか?

私は迷わず、この映画を観ること、そして、多くの人に観てもらうことだと言える。なぜなら、この映画は何が今ガザで起こっているかを明確に教えてくれるからだ。

ガザでの悲劇は2023年の10月7日に始まったことではない。それは70年以上前からパレスチナで続いてきた悲劇と憎しみの連鎖の劇的拡大だ。

2009年1月、ガザのジャバリヤキャンプでイゼルディン医師は3人の娘と姪を同時に失う。しかし、恐ろしいことに今のガザではそれさえもありふれたことになってしまおうとしている。

しかし、決してありふれてはいなかったこと、それは彼がその悲劇に見舞われた後も「私は憎まない」という意思を掲げ続けたことである。それは「私は殺さない。あなたも殺すな」という意思の表明ではないか。そして、それこそが「共存」を可能にする人間の意志なのだと思う。」

吉岡達也ピースボート 創設メンバー・共同代表


「生命と平和の重さに気づかせてくれる映画
イスラエルによる2009年のガザ攻撃で娘三人と姪を自宅への砲撃で失ったアブラエーシュ医師は、イスラエル国家の謝罪を求めて裁判を起こし、最高裁まで争った。裁判所は最後まで国の責任を認めないが、娘たちの死を無駄にしてはならない法廷で闘う父親の必死の思いが、一方でイスラエルとパレスチナの平和を実現しようとする活動とつながっていることが納得できる。それはガザの難民キャンプに住みながら、イスラエルの病院でも働き、人間の誕生に立ち会ってきた産婦人科医としての信念でもあるだろう。いま、ガザで何万という民間人、子供たち、女性たちが虫けらのように殺されていく中で、生命と平和の重みに気づかせてくれる映画である。」

川上泰徳中東ジャーナリスト


「ガザの日常、家族の日常。あまりにも残酷に、国際法違反を臆面なく犯す国家や勢力。アブラエーシュ博士の生きざまに限りない尊敬、そして希望を見出す。」

土井香苗国際人権弁護士

一覧 https://unitedpeople.jp/ishall/rv

「私は憎まない」

ユナイテッドピープルさん 25/02/13 11:46

感動 学び 泣ける

美しい映画です。考え方、生き方、とても参考になります。より多くの人に観てもらいたい作品。

「ラディカル・ラブ ~サティシュ・クマール 巡礼の旅~」

Social Cinema LABOさん 25/01/08 13:38

感動 元気 役立ち 学び 人生変わる

レバノン。戦争のニュースでしか覚えがないような国だったので、映画の中で初めて、こんな美しい海があるんだ、こんな素晴らしい遺跡があるのか!と行ってみたくなりました。そして、私にはそんなに興味もない遠い国だったレバノンが、戦争の最中も、「今の暮らしを変えない」と葡萄を育て続け、ワインを愛してつくり続ける気概のある人たちの生き方に触れることで、レバノンへの距離感がグッと近づきました。所々に刻まれる出演者の方々の言葉が、胸に染み込んできました。私にとってはとても詩的なとてもいい映画でした。恐れや絶望に自分を見失うことなく愛をもって生きるヒントのようなものを、出演者たちの生きる姿にみせてもらったように思います。

「戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン」

3s.cinemaさん 24/11/11 16:34

感動 元気 学び 人生変わる

プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

「プラスチックの海」

ひろんた村母屋さん 24/08/11 17:29

役立ち 学び

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