この度は全国47大学無料上映キャンペーンとして、学生たちに貴重な学びの機会を与えてくださり、感謝申し上げます。今回は担当している「法学」の授業の一環として、世界の人権問題をテーマに上映させていただきました。視聴者数は合計90名でした。今回の映画視聴を通じて、学生たちは自分の知らない多様な世界の状況の理解を深め、色々気付かされることがあったようです。多くの感想が寄せられましたので、そのうちいくつかご紹介したいと思います。
・Aさん
映像を通して、ガザ地区ではいつ爆撃されるかも分からない現状であり、それに対しての恐怖心を日々感じている。日本は憲法9条があるため、戦争をすることはないが、ガザ地区ではこのような憲法はないため、爆撃は無差別にやってくる。そのためいつ命が無くなるかも分からない。また、その影響によって日々の生活に苦しむ人もいる。このような状況だと、人権が保たれていないと感じた。支援募金などを通して、少しでも苦しい生活が楽になるように協力して行きたい。
・Bさん
ガザの現状を知り、私は平和の重要性を考えた。ガザのように夜に爆弾が飛び、いつ自宅に当たってしまうか分からない状態、また、自宅がなくなってしまうかもしれない状態で過ごすことは精神的、身体的につらい状態であると考えた。そして、現在のリッカルド・コッラディーニさんのメッセージから、平和を求めることの大切さを学んだ。私たちの世代は戦争を経験していない人々が多い。そのため、未来でも平和のままでいられるように戦争の悲惨さを伝えていきたい。そして、現在戦争を行なっている国は一刻も早く終戦し、少しでも多くの人々が安心して暮らしていけるようにするべきであると考えた。
「医学生 ガザへ行く」
りりー=あんさん 24/07/30 17:34