オーストラリアNo.1ヒット作!*
問題の“解決策”に焦点を当てたリアルな未来想像型ドキュメンタリー
「地球再生の手段がここに」 ― ニューヨーク・タイムズ
「世界を救うポジティブな道しるべ」★★★ ― ガーディアン
「楽しくワクワクさせる映画」― ハリウッド・リポーター
「説得力のあるビジョンに、勇気づけられる」
ーー クリスティアーナ・フィゲーレス(気候変動枠組条約第4代事務局長)
*2019年
【文部科学省選定作品】
学校教育教材 中学校生徒向き 社会
学校教育教材 高等学校生徒向き 公民
社会教育(教材) 青年向き 国民生活(環境・資源・エネルギー)
社会教育(教材) 成人向き 国民生活(環境・資源・エネルギー)
2024年11月6日認定
© 2019 ALL TERRITORIES OF THE WORLD © 2019 GoodThing Productions Pty Ltd, Regen Pictures Pty Ltd
About the film
「ベルベット、君に暮らしてほしい未来を描くよ」
4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願い、もし悪化する地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がれば、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、解決策の実行者や専門家に会うため世界11ヶ国を巡る旅に出る。持続可能な社会を目指す理想的な経済モデル「ドーナツ経済学」や、バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの実践と恩恵を目にし、オーストラリアではリジェネラティブ(再生型)農業や海藻で海洋環境を改善させる海洋パーマカルチャーを学ぶ。言語学者でローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられ、道中には約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビュー。CGやポップな映像を交え、どのように地球を再生させることができるか、ワクワクするような未来予想図を描く。
More info
急速に悪化する地球環境、2040年の地球はどうなっているのだろうか?
4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願っている。悪化する地球環境を懸念する中で、もし地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がったら、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、現実的な解決策の実行者や専門家に会うため欧州各国やアジア、アフリカ、米国と世界11ヶ国を巡る旅に出る。その中で取り組むべき問題の数と同じくらい、すでに実践可能な解決策が沢山あることを知る。また、各地で約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビューし、彼らの“希望”に刺激を受ける。
娘には「こんな未来に生きてほしい」事実に基づく夢の構想
バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの実践と恩恵を目にし、経済学者ケイト・ラワースには経済成長に依らず持続可能な社会を目指す理想的な経済モデル「ドーナツ経済学」について、オーストラリアでは土壌を修復し自然環境の回復に繋げるリジェネラティブ(再生型)農業について学ぶ。栄養価の高い食物であり、魚の棲みかでもある海藻で海洋環境を改善させる海洋パーマカルチャーに希望を見出し、言語学者でローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「マスコミの報道でなく現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられる。2040年までに今ある解決策を拡大することで、私たちの生活と地球にどのようなプラスの影響を与えることができるだろうか。CGやポップな映像を交え、未来の世代のためにどのように地球を再生させることができるか、ワクワクするような未来予想図を描く。
【文部科学省選定作品】
学校教育教材 中学校生徒向き 社会
学校教育教材 高等学校生徒向き 公民
社会教育(教材) 青年向き 国民生活(環境・資源・エネルギー)
社会教育(教材) 成人向き 国民生活(環境・資源・エネルギー)
2024年11月6日認定
Data
| 原題 |
2040 |
製作年 |
2019年 |
| 製作国 |
オーストラリア |
制作 |
GoodThing Productions、Regen Productions Film |
| 配給 |
ユナイテッドピープル ※後援:オーストラリア大使館 |
時間 |
92分 |
Cast & Staff
| 監督 |
デイモン・ガモー(『あまくない砂糖の話』(2014)) |
製作総指揮 |
イアン・ダーリン、マリンダ・ウィンク、マーク・モンロー他 |
| プロデューサー |
ニック・バッツィアス、アナ・カプラン、ヴァージニア・ウィットウェル他 |
原作 |
|
| 脚本 |
デイモン・ガモー |
音楽 |
ブライオニー・マークス |
| 撮影 |
ヒュー・ミラー |
編集 |
ジェーン・アッシャー |
| キャスト |
デイモン・ガモー、エヴァ・ラザロ、ゾーイ・ガモー、ジェネビーブ・ベル、フレーザー・ポーグ、アマンダ・カーヒル、リアン・ポーグ、ポール・ホーケン、ケイト・ラワース、ブライアン・フォン・ハーゼン、トニー・セバ、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、コリン・セイス、シャロン・ピアソン、ニール・タムハネ、ジョン・E・ピーターソン、エリック・テーンスマイヤー
|
上映者の声
上映会を主催された方の声を紹介します
課題を楽しみに変える ― 上川町での上映を通して感じたこと
未来へのワクワクする気持ち――それが映画を見終えた私の一番の収穫だった。
舞台となった上川町は、大雪山の麓にあり、町の94%を森林が占め、石狩川の最上流に位置する。私はこの町の役場で、森林に関わる仕事を続けている。
町が抱える課題は、人口減少や林業の衰退、組織や制度の硬直など多岐にわたる。これらの問題を前に、時に無力感を覚えることも少なくない。
しかし今回の映画では、世界で実際に課題解決に向けて行動する人々の姿が描かれており、「課題を解くプロセスそのものが楽しいものになりうる」と感じられた。
上映後の対話会でも、多くの前向きで具体的な意見が交わされ、参加者の中に芽生えた希望やエネルギーを強く感じた。
上映会後に場所を変えて参加者らで自然環境トークで盛り上がったと報告を受けて主催者一同嬉しく思っている。
参加者からも「こどもたちの言ってることは、そのとおりですが、どうして出来ないのでしょうか!?」
本当におっしゃるとおりです!!
振り返りの中でも話題になって
議論が盛り上がっていました。
8人の内、お子さんが2人、幼稚園のお子さんと
保育園のお子さんにはちょっとハードルが、
高かったようです。
現状を見て、知る、そして行動に移すことは大切ですが、この作品は「こうだったら良いな!」という未来に近づけるための手法が描かれていて、自分たちの行動で希望する未来を作ることができると感じられる作品だと思います。
映像で可視化してくれるので、とてもわかりやすいです。
一人の大きな一歩より、小さくても100人の一歩とおっしゃる方や、太陽光発電も大規模でやるよりも各家庭でする方が良さそうという意見、これから一層自分の行動に責任を持つという方もいらっしゃいました。
小学生もしっかり感じてくれていて、AIやロボットに頼りすぎて悪い面はないのだろうか?と話してくれました。戦争や天災、食糧難などを含めて貧困のない未来を描きたいとおっしゃる方も。
子どもの未来が素晴らしいものであるために、今できることを一つ一つ選んでいきたいと思います。
今回の作品は、「条件が合えば未来がこれでよくなるかもしれない」と思えるポジティブな作品で、実際にすぐ実現できなくとも、考え方の転換をうながしてくれるような面があって、感想のシェアもポジティブなものになりました。
特に、海洋パーマカルチャーに注目した人が多かった印象があります。日本の食生活では海藻が割と身近だったけれど、それが地球の再生の一役を担うと考えていなかったという意見が多く、感想シェアでも盛り上がりました。
男性からは女性のエンパワーメントが世界を動かすという視点が面白いという感想も出て、それぞれが新しい視点を持つことができたように感じました。
新聞折り込み媒体が廃刊したり、気候が安定しなかったりで、ここ数か月、集客に苦労しております。映画としては、とても完成度の高い作品で、さすが、オーストラリアNo.1だなと。(子どもたちのインタビューは少し、わざとらしさを感じましたが)監督ご自身が老メークで20年後の世界を描いていますが、成人にとっての20年と小さい子にとっての20年は、当たり前ですがこんなに違いがあるのかとつくづく、思いました。当然、22世紀まで生きていく世代ですから。
自分もSDGsについて学んだ2017年からもう、8年の歳月が経ちました。2030年はもう、あと4年ちょっとでやってきます。コロナ以後と以前で、生活面でも意識の面でも変革が見られたことは少し実感がありますが、まだまだだなあという思いと、さらにその先の時代に希望を見出していきたいという思いが募ります。参加者の方々も、次の世代にバトンを渡す大切さを実感したという感想を持たれた方が多かったようです。
相手の方も理解されるのに時間がかかってましたが、この【2040】を観てすべてがまるっと理解できると思いました。
だからこそ何回か上映会を繰り返し
一人でも多くの方に理解していただけたらとおもいました。
参加された方々からも1回で終わるのはもったいないよ。もっとたくさんの方に観ていたたき
できる事がある事に気づくきっかけになると言う意見がたくさんありました。
繰り返し上映会やりたいとおもいます。