イベント名 | 開催日 | 会場 |
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イベント名 | 開催日 | 会場 |
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キビコクシネマ第12回ピースバイチョコレート | 25/05/27 | 岡山 |
キビコクシネマ第11回「都市を耕す」 | 25/05/13 | 岡山 |
キビコク・シネマ第10回「コペンハーゲンに山を」 | 25/04/28 | 岡山 |
キビコク・シネマ第9回「おだやかな革命」 | 25/04/22 | 岡山 |
サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト | 24/11/06 | 岡山 |
イベント名 | 開催日 | 会場 |
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キビコク・シネマ第4回「ファストファッション 真の代償」 | 24/04/05 | 岡山 |
ピース・バイ・チョコレート のレビュー
主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、
立体的な名作です!
主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、
夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。
二人揃って、自分の夢を持っている。
私も長男で田舎の生まれ。
親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして
家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな
両親の思いもわからぬわけではない。
けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと
足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど
共感できるものがある。
とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw
とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、
実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。
葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい
言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと
「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。
しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。
みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する
フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。
さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。
ぜひお勧めします!