イベント名 | 開催日 | 会場 |
---|
イベント名 | 開催日 | 会場 |
---|---|---|
キビコク・シネマ第9回「おクジラさま ふたつの正義の物語」 | 24/07/17 | 岡山 |
キビコク・シネマ第8回「0円キッチン」 | 24/07/12 | 岡山 |
キビコク・シネマ第7回「ワンダーランド北朝鮮」 | 24/06/07 | 岡山 |
キビコク・シネマ第6回「1日1ドルで生活」 | 24/05/31 | 岡山 |
キビコク・シネマ第5回「草間彌生」 | 24/05/29 | 岡山 |
イベント名 | 開催日 | 会場 |
---|---|---|
キビコク・シネマ第4回「ファストファッション 真の代償」 | 24/04/05 | 岡山 |
ピース・バイ・チョコレート のレビュー
主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、
立体的な名作です!
主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、
夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。
二人揃って、自分の夢を持っている。
私も長男で田舎の生まれ。
親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして
家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな
両親の思いもわからぬわけではない。
けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと
足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど
共感できるものがある。
とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw
とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、
実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。
葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい
言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと
「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。
しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。
みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する
フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。
さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。
ぜひお勧めします!