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ピース・バイ・チョコレート

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監督:シャノン・サービス、ジェフリー・ウォルドロン
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監督:アンドリュー・ヒントン、 ジョニー・バーク
監督:ビル・ギャラガー

ピース・バイ・チョコレート

ジャンル 平和 政治経済 人権 生活医療 社会変革
時間 96分 製作年2021年  監督 ジョナサン・カイザー

チョコレートが平和を届ける!?
シリアからカナダへ、そして世界へと広がる感動の実話!

さぁ、はじめよう。甘くて苦い再出発の物語を。

Screening Information

上映会 開催者募集

© Peace by Chocolate

About the film

***受賞***

世界40映画祭ノミネート 40受賞(以下、受賞のみ)

・コルディエラ映画祭2021(アメリカ合衆国)
最優秀監督賞

・ポート・タウンセンド映画祭2021(アメリカ合衆国)
ワールドレンズ賞

・ライジングサン国際映画祭2021(日本)
最優秀映画賞
最優秀俳優賞

他、ナポリ国際映画祭2021(イタリア)

ハートランド国際映画祭2021(アメリカ合衆国)

ウッズホール映画祭(アメリカ合衆国)など11部門ノミネート!

More info

シリア内戦により難民となったテレクは家族と共にカナダへ移住する。一家の受け入れ先であるアンティゴニッシュは、故郷のダマスカスに比べてはるかに小さな街だったが、内戦で宙ぶらりんになった医学部卒業を目指すテレクは方法を模索する。
一方、ダマスカスで一流のチョコレート職人だった父親のイッサムは、移住先の人々の支援を得てチョコレート販売を再開し、成功の道が開けるが___。
家族と平和、そして人々に幸せを運ぶチョコレートを描いた、実在するチョコレート店の心温まるサクセスストーリー。

Data

原題 Peace by Chocolate 製作年 2021年
製作国 カナダ 制作
配給 D6 モーション・ピクチャーズ 時間 96分

Cast & Staff

監督 ジョナサン・カイザー 製作総指揮 チャディ・ダリ
プロデューサー ジョナサン・カイザー、マルタン・ポール=ユス、カトリーヌ・レジェ、キャシー・ウルフ 原作
脚本 ジョナサン・カイザー、アブドゥル・マリク 音楽 デヴィッド・ベルトック
撮影 ブノワ・ボーリュー 編集 ジョナサン・カイザー、マシュー・ベランジェ
キャスト アイハム・アブ・アンマー、ハテム・アリ、マーク・カマチョ他

Review(1)

25/05/28 16:17

キビコクシネマ さんのレビュー
感動 元気 学び 泣ける
⭐︎⭐︎⭐︎の名作!
主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、
立体的な名作です!

主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、
夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。
二人揃って、自分の夢を持っている。
私も長男で田舎の生まれ。
親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして
家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな
両親の思いもわからぬわけではない。

けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと
足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど
共感できるものがある。

とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw

とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、
実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。
葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい
言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと
「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。

しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。
みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する
フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。

さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。

ぜひお勧めします!


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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
広報を上手に!!
マザーアース&のさり 2025年04月12日
いつもにも増して少ない視聴者に気落ちしています。どこかにはきっといる見たい人のために、広報の仕方に工夫をしなければ続かないことを実感しています。

内容としては直接のガザや周辺国関連作品よりは軽いので、その意味では広い対象に見てもらえるものと思います。信じられないほど好人物のカナダ側受け入れ先の人々、まるでおとぎ話ですが、カナダの田舎ではそこまでしてでも人口を増やしたいのか?人がいなければ何事も始まりません。難民受け入れの背後にはそういうのっぴきならない事情が見えるようです。

父権の強さと同時に意外に女性が強いことには驚きました。カナダの地方より、砲弾の雨に苦しめられているシルアのダマスカスの方が文化的だとも分かるし、文化と歴史の理解がさらっとついて来るという副産物が貴重です。

現実が創作を越えたとき
山小屋シネマ 2025年03月22日
とても好感が持てる、観終わった後も必要以上に落ち込むことのない映画でした。シリア、難民、平和、そんなキーワードを聞くと、真面目な映画なのかな…重たい内容なのかな…ちょっと構えてしまう人もいます。でもそこに描かれているのは、何よりもリアルな、人間の生き様です。ドキュメンタリーとかノンフィクションとか聞くと、ちょっと毛嫌いしてしまう人もいます。映画は娯楽のために観たいから、そういう深刻な話はいらない、というわけです。

本作は、映画としての仕上がりも美しく、人のドラマがあり、フィクションとしても楽しめるほどでした。それでいて、きちんと最後には、登場人物たちのその後にも触れられている。そこに生きているかのような熱演で印象に残った父親役の俳優が公開時には亡くなってしまった、ということも知れせてくれています。
この物語は、現実を基にしていますという最初の断り書きがなければ、ある種トントン拍子のおとぎ話のように受け取られてしまうかも知れません。でもそのクオリティが、観る人を惹きつけ、一人でも多くの人に観られるように広がっていく推進力となっているのだと感じました。

今後も、継続して上映していきたい。主催者としてはそう感じた作品でした。

最後のメッセージが切なかったです。
みどりアートパーク 2025年03月21日
前日に自主事業のコンサートがあり、金曜日実施だったりと、ご近所の高齢者の方々が参加しにくい条件が重なってしまい、24年度最後の上映会としては、参加数はとても残念な結果でした。とても素敵ないい映画で、多くの方々に観ていただきたかったのに、、、
しかし、当館の事業ウォッチャーの方をはじめ、いつも上質な映画を上映してくれて、住民としてとても誇らしいです、とお言葉をいただき、25年度も気を引き締めて開催していかねばと決意も新たにしました。
最後、イッサム役の方が2020年にお亡くなりになられて、とても切ない気持ちになりました。
役柄では、53歳とおっしゃっていましたが。

会場があたたかい気持ちに包まれました
カナダのワーキングホリデーに参加されていた方が参加してくださり、カナダの移民の状況などを伝えてくれました。実話を元にした劇場作品ということで、通常のドキュメンタリーよりも見やすかったという声がありました。