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ガザ・サーフ・クラブ

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監督:ルーシー・クラフト、ケレン・カズマウスキー、キャサリン・トールバート
監督:アンドリュー・ヒントン、 ジョニー・バーク
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ
監督:フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ

ガザ・サーフ・クラブ

ジャンル 平和 政治経済 人権 生活医療 問題解決
時間 87分 製作年2016年  監督 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ

僕らはこの海で、自由をつかむ。
世界最大の「天井のない監獄」に閉じ込められたガザの若者たちは、自由と解放を求めてサーフィンに興じる。その熱意は海の先へと向かうが…

Screening Information

上映会 開催者募集

© Niclas Reed, Middleton Little Bridge Pictures

About the film

イスラエルとエジプトに挟まれたガザ地区は、約200万人の人々が狭い土地に閉じ込められている。経済封鎖が続くガザでは船舶の自由な出入りはなく、入る物資も出ていく物もほとんどない。若い世代は仕事もなく、未来への展望のないまま日々を送っている。2014年のハマスとイスラエル間の紛争は、イスラエル軍の地上侵攻に発展し、多くの人命が奪われ、多くの建物が破壊された。しかし、このような状況下でも、若い世代は自由を求めて海に繰り出し、サーフィンに興じている。厳しい制裁にもかかわらず、多大な努力の末、約40本のサーフボードがガザに持ち込まれ、ガザ市のサーフ・コミュニティはにわかに盛り上がっているのだ。海で感じられる刹那の幸せや自由を求めて集う若者たち。彼らの視線の先には自由な世界が広がっているが、果たしてその扉は開くのだろうか?

More info

42歳のアブー・ジャイヤブは、最年長のサーファーで、若者たちにサーフィンを教えている。子どもたちがサーフィンを習いにやってくるが、以前はクローゼットの扉やテーブルの天板など、どんな木片の上でもサーフィンをしていた。23歳のイブラヒームは、いつかガザでサーフショップを開くのが夢だ。アメリカからガザにやってきたマシューにその夢を話すと、マシューは支援を約束してくれた。女性のサーファーもいる。15歳のサバーフは、子供の頃にサーフィンを習っていた。しかし彼女はもう、若い頃のように自由にサーフィンしたり泳いだりすることはできない。彼女はスカーフを腰に巻いて泳ぎ、自分なりに抵抗することもある。彼女の夢は「世界を旅して、ガザで有名になること」。そんな中、イブラヒームに転機が訪れる。仲良くなったマシューがハワイに来ないかと誘ってくれたのだ。ガザからハワイへ。イブラヒームの夢は膨らむが──。

Data

原題 GAZA SURF CLUB 製作年 2016年
製作国 ドイツ 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 87分

Cast & Staff

監督 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ 製作総指揮 ミッキー・ヤミネ
プロデューサー ベニー・タイゼン、ステファニー・ヤミネ、アンドレアス・シャープ 原作
脚本 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ 音楽 サリー・ハニー
撮影 ニクラス・リード・ミドルトン 編集 マレーネ・アスマン、ヘルマール・ユングマン
キャスト サバーフ・アブ・ガネム、モハメド・アブー・ジャヤブ、イブラヒーム・アラファト

Review(1)

24/05/05 20:41

ひろんた村母屋 さんのレビュー
元気 学び
サーファーたちの「波が一番、仕事はいつでもできる」という生き方に共感。ニュースで知る紛争地というイメージだけでない、世界中にいるような、波乗りを楽しむ人たちがこうやって生きているんだ、と知れる。ただ、対象を見つけたり、承諾を得るのが困難なのかもしれませんが、もう少し、女性たちのくらしも知りたいと思いました。
そして、カラフルなハワイの映像との対比で、「まるでアメリカがすごく良い国みたいじゃん!」とも。なんとももどかしいです。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
現地在住者の声に感動
国際平和映像祭 2024年06月15日
申し込み119名。実際の参加は82名でした。

上映後に「映像でいのちを守る!」をテーマに、英進館専任世界史講師の青木裕司さんからはパレスチナ問題の経緯の解説。福岡インディペンデント映画祭国際担当の西谷郁さんからは映画の力、映画祭開催の意義等についてお話がありました。

途中からスペシャルゲストとしてガザにご家族がいる藤永香織さんを会場よりお招きしました。25年前に僕をガザ地区に誘ってくれた方です。現在は旦那さん、お子さんたちと離れ離れですが、福岡で闘病中です。ガザで避難中の息子さんたちのメッセージを代読しました。

終了してご家族への支援にもなる香織さんの著書「ハヤーティ・パレスチナ―夢をつなぐカフェ」(復刻版)を買った方が30名。完売、足りなかったです。なんと3人に1人以上が手にしました。

★メッセージはこちらです。

藤永香織と申します。パレスチナ・ガザ地区に家族がおります。今日は、ガザの家族からのメッセージを読ませていただきます。
「日本の皆さん、こんばんは。僕たちはマッスーシーとムハンマド。今はハンユニス郊外に逃げています。

近隣はドローンが飛ぶくらいですが、ラファヘの攻撃音が聞こえてくる毎日です。これまで、爆撃音に怯えながら、明日も生きていられますようにと祈り、朝、目が覚めたら生きていることにホッとする。

こんな生活が8か月以上も続いています。

ガザの人間というだけで、僕たちは殺されても仕方がないのでしょうか。僕たちは死にたくありません。殺されたくありません。
一日も早く停戦してほしい、どうか皆さんの助けが必要です。僕たちがこれ以上殺される前に、どうか助けて下さい。」

電話が繋がった時、彼らの声のすぐ後ろにドローンの飛行音が大きく迫って聞こえることがあるのですが、今にも子どもたちが撃たれるのではとドキドキします。

逆に、近所の子どもたちが遊びまわる甲高い声が聞こえると、活き活きとした命のざわめきが電話の向こうに満ちているようで嬉しくなります。

けれど、今この瞬間にも命を奪われている人がいるかもしれないと思うと、胸が苦しくなります。

彼らが殺されていい理由など、どんなに探しても見つかりません。

もう、誰にも死なないでほしいです。イスラエルの人質も含めてです。そのためにも、一日も早い停戦が必要です。

どうか、ガザに寄り添って下さい。あなたの助けが必要です。
あなたの関心が、あなたの行動が、ガザの誰かの命を救うのです。 一刻も早い停戦の実現の為に、どうかあなたの力を貸してください。

第186回銀座ソーシャル映画祭
銀座ソーシャル映画祭 2024年03月29日
3/29(金)夜、久しぶりの平日夜に、第186回銀座ソーシャル映画祭を開催ました。
この春高校卒業若い方が2人参加されました。とても嬉しいことですが、この上映会では年齢関わることなく、自由に発言できる場所です。若い方から年配のまで、気軽にご参加ください。
上映作品の意図が分かりにくい時も、上映後の感想共有で様々な見方ををことができます。知ることが興味を生み、行動を促しますと思います。
今回も素敵な上映会なりました。ありがとうございました。

ガザ・サーフ・クラブ上映会@STUDIO467(藤沢)
湘南藤沢で開催、主催者がサーファーでもある映像作家、という上映会。サーファーの方々が多く来場してくれました。普段、ドキュメンタリー映画はあまり観ない方が多かったですが、いろいろ感じていただくことができて、いい上映会になったと思います。
「ドキュメンタリー映画」だと観に行くのにハードルが高い、でも観てみるといろいろ持って帰れるものがあり満足度が高い、と実感。この溝を埋めていきたいなと改めて思いました。
今回は、まずやってみよう!と言うことで実施。若干の赤字となりました。今回のようにサーファーを描いた映画を親和性の高い地域で上映、は1日上映権で実施が良いですね。年間ライセンスを活用する方法も考えてみたいと思います。