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ミッション・ジョイ ~困難な時に幸せを見出す方法~

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監督:ダーヴィド・グロス
監督:西倉めぐみ、高木ララ
監督:オースティン・アンドリュース
監督:カール-A・フェヒナー

ミッション・ジョイ ~困難な時に幸せを見出す方法~

ジャンル 平和 人権 問題解決
時間 90分 製作年2021年  監督 ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督)

ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ大主教の世紀のハピネス対談
2人のノーベル平和賞受賞者の歴史的対談映画を完成させるためにアカデミー賞受賞歴のある4人が集結。
喜びをテーマにした一世一代の渾身ドキュメンタリー。

Screening Information

上映会 開催者募集

©Miranda Penn Turin

About the film

困難に直面した時、私たちはどのように幸せを見出すことができるのか?本作はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、南アフリカのアパルトヘイト撤廃運動の指導者の一人、デズモンド・ツツ大主教という2人のノーベル平和賞受賞者が、宗教の違いを超えてその答えを導き出す深い知恵と喜びに満ちた世紀の対談を元にしたドキュメンタリーである。深い友情で結ばれた2人は、ユーモアを交えながら、幸せや死生観などについて壮大な問いに迫り、私たちにどんな状況でも喜びと共に生きる知恵を授けてくれる。世界的ベストセラー『よろこびの書』に触発されて制作された本作はダラムサラのダライ・ラマ法王邸で撮影された未公開映像を中心に構成されている。信じがたいほどの困難や苦難を経験してもなお、なぜ2人は喜びと共に生き続けてこられたのか?幸福研究で著名なソニア・リュボミアスキー博士とリチャード・デビッドソン博士を交え、科学的にも喜びを持ち生きる方法を読み解いていく。本作は困難な時代を幸せに生きるための処方箋となるだろう。

More info

深い感動と大爆笑の連続!
2人の宗教指導者による喜びをテーマにした“お茶目な”歴史的対談

どうしたら困難な時にも幸せを見出だせるのか?

困難に直面した時、私たちはどのように幸せを見出すことができるのか?『ミッション・ジョイ』はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃運動の指導者の一人、デズモンド・ツツ大主教という2人のノーベル平和賞受賞者が、宗教の違いを超えてその答えを導き出す深い知恵と喜びに満ちた世紀の対談を元にしたドキュメンタリーである。“お茶目な魂の兄弟”と認め合う深い友情で結ばれた2人は、ユーモアを交えながら、幸せや死生観などについて壮大な問いに迫り、私たちにどんな状況でも喜びと共に生きる知恵を授けてくれる。

何時でも喜びを持ち生きる方法を科学的にも検証

世界的ベストセラー『よろこびの書』に触発されて制作された本作はインド北部ダラムサラのダライ・ラマ法王邸で撮影された未公開映像を中心に構成されている。中国のチベット侵攻によりインドに亡命したダライ・ラマと、アパルトヘイト撤廃運動の中心にいたデズモンド・ツツ。信じがたいほどの困難や苦難を経験してもなお、なぜ2人は喜びと共に生き続けてこられたのか?幸福研究で著名なソニア・リュボミアスキー博士とリチャード・デビッドソン博士を交え、科学的にも喜びを持ち生きる方法を読み解いていく。本作は困難な時代を幸せに生きるための処方箋となるだろう。

【文部科学省特別選定作】
文部科学省選定 (学校教育教材/中学校生徒向き/社会)
文部科学省選定 (学校教育教材/高等学校生徒向き/公民)
文部科学省選定 (社会教育(教材)/少年向き /国際性(国際理解・平和))
文部科学省特別選定(社会教育(教材)/青年向き /国際性(国際理解・平和))
文部科学省特別選定 (社会教育(教材) /成人向き /国際性(国際理解・平和))
認定日: 2023年 8月 23日

Data

原題 Mission: Joy – Finding Happiness in Troubled Times 製作年 2021年
製作国 アメリカ 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 90分

Cast & Staff

監督 ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督) 製作総指揮 ジェレリン・ドレイフェス、レジーナ・K・スカリー、オーリー・ラヴィード、スーザン・バウアー・ウー、リップ・ゲレイン、パウロ・リマ、コニー・ケメラー、ゲール財団、ジョニ・ウィストン、トミー・メイ、ジェシー・クリール、ルイ・シホヨス、ダーラ・K・アンダーソン、ダミアン・デ・フロベルヴィル、ペギー・キャラハン、マリ・スナイダー・ジョンソン、シャノン・オレアリー・ジョイ、ジェーン・カッチマー、ジェイミー・ドラモンド、ブリジット・ロンバード、ライアン・ガル、パム・オミディアー、シャノン・セジウィック・デイヴィス、マ
プロデューサー ペギー・キャラハン、マーク・モンロー、ジョン・ネグロポンテス(共同プロデューサー) 原作
脚本 音楽 ドミニック・メッシンガー
撮影 編集 アンドリュー・バックランド、マット・シュタム、ジョシュア・アルトマン、バリー・オドネル
キャスト ダライ・ラマ14世、デズモンド・ツツ、トゥプテン・ジンパ、ムポ・ツツ、ダグ・エイブラムス、ソニア・リュボミアスキー博士、リチャード・デビッドソン 他

Review(2)

23/12/13 09:15

ユナイテッドピープル さんのレビュー
【ユナイテッドピープル代理投稿】

『ミッション・ジョイ』の映画化、おめでとうございます。日本では『よろこびの書』として2018年に書籍化された、ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ名誉大司教という2人のノーベル平和賞受賞者の対談映画です。さっそく視聴させていただきました。若きダライ・ラマ法王がチベットに亡命する場面や、デズモンド・ツツ名誉大司教が南アフリカのアパルトヘイトに対して闘う姿は、涙なしでは見られませんでした。

しかし、ふたりが何度も笑ったり手をつないだりする姿は、人類の希望を象徴しています。どんなに苦しくても、心にジョイ(喜び・幸せ)とコンパッション(慈悲)があれば乗り越えられる。大きな試練を乗り越えてきた2人の共通のメッセージでした。

デズモンド・ツツ氏は2021年に逝去されましたので、生前の彼の笑顔と情熱を見ることのできる貴重な映像でもあります。今もまだ戦争・紛争の絶えない現代にあって、許すこと、つながること、楽しむこと、希望を持つこと、という2人のメッセージは、これからの人類の希望です。チベットと南アフリカに起きたことを、許すけれども忘れないために、貴重な映像でもあります。みんなで力を合わせ、できることから、世界の平和を創りましょう!

―― 前野 隆司
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 兼 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長

***

老害予備軍は必見。究極のカリスマは最高にチャーミングなのだ。

―― 清水 ハン 栄治
映画監督・プロデューサー

***

その瞳はまるでいたずら好きな少年たち。どれだけ過酷な状況を生き抜いてきたかなど微塵も感じさせず、喜びを分かち合う姿に励まされずにはおれません。
世界のあちらこちらで起きている、戦争による惨劇や、巨大化している災害。
私たちが直面している問題は容易に解決できそうになく、無力に苛まれそうにもなりますが、困難な時代だからこそ、人に喜びを与えよう、あなたの喜びを与えることがどれだけ大きな贈り物であることか、と語りかけてきます。
仏教の指導者として、そしてキリスト教の指導者として、それぞれの立場を越えて魂でつながり合う人がここにいる、ということを目の当たりにするだけでも、この映画を見る価値があります!

―― 龍村ゆかり
「地球交響曲」プロデューサー 非暴力コミュニケーション(NVC)トレーナー

***

僕が普段信じていることが全てこの映画で語られていた。
どんなに困難な時でも心のあり方で幸福と光は感じられる。
感動の涙と同時につい笑いが込み上げてしまう。
あまりに愛おしい、世界のすべての人が観るべき目下最重要映画。

―― SUGIZO
ミュージシャン

25/11/03 08:49

ニュー筑水荘 さんのレビュー
感動 学び 人生変わる 泣ける
温泉deシネモ  10月1日~31日 鑑賞者総数22人
「偉大なお二人の対談に自分も参加して3人でいるような感覚を得ました」
「作られたものではない、ドキュメンタリー映画ならではのスーッと自分の中に入ってくるような体験を得ました」中には複数回、鑑賞される方もいました。
本やDVDの購入も話で上がっていました。 
何度も観る価値のある映画です。
 

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
5回目の上映会でした
Mind Seeds Cinema 2025年12月19日
「ミッション・ジョイ」は何度もリクエストが止まない作品で、今回で5回目の上映会となりましたが、上映後のシェア会は今回も活発な発言が飛び交いました。
映画内での言葉を引用して、それぞれの方の心に残った言葉を挙げる方も多く、皆さん泣いたり笑ったり心を揺さぶられる時間になったようです。
「また観たい!」と言う方も多く、ミッション・ジョイの上映はまだ続きそうな予感。


第6回『静大サステナ映画館』を開催しました!
『静大サステナ映画館』の第6回上映会のご報告をします。

 12月11日(木)静岡大学に、第6回『静大サステナ映画館』を開催し、「ミッション・ジョイ~困難な時に幸せを見出す方法~」を上映しました。今回は、大学生・大学教職員・一般参加者10名が視聴しました。

 最初に、参加者の皆さんにご自分にとっての「ジョイ、喜び」は何かを語ってもらい、ひとりひとり、「ジョイ」と感じることには違いがあることを認識しました。その後視聴し、ダライ・ラマ14世とツツ大主教の軽妙なやり取りや、大変な苦境を乗り超えて来た2人のポジティブな考え方や、何より大きな笑い声に癒され、自分を見つめ直す良い機会になりました。

 最後に、それそれの感想・考えを共有する時間を設けました。みなさんの感想は以下の通りです。 
「ダライ・ラマとツツ大主教がいつでも笑っているのが印象的だった。」
「アパルトヘイト撲滅のために尽くしたツツ大主教と、故郷を追われた迫害されてきたダライ・ラマ、そのことを忘れずにいながら、明るさをもたらしていた。キリスト教と仏教の寛大さを感じた。」
「宗教や考え方が違っても、歩み寄れる可能性を感じた。現代の社会に必要な考え方だ」
「ダライ・ラマがどんなに悲しく不安であっても、見方、考え方を変えれば、成長する機会になる、と言っていた。考え方をかえるだけで、JOYが感じられるようになる。ツツ大主教のように笑顔を絶やさないことが、人を集め、幸せ、喜びにつながると感じた。」
「彼らほど過酷な人生を歩んできたわけではないのに、ストレスを抱えている現代の我々。幸福を感じるスキルが衰えているのではないか。余裕を持って、人を助け、自分も喜びを感じるようになれば、良い社会になる。」
「他人に希望を与え分かち合うことが幸せであると感じた。相手に希望を与え、それが広がり、自分も幸せになる。」
「宗教とは、現世の苦難・不条理を飲み込ませるために来世を語るものだと思っていた。彼らは、現世の喜びを説き、科学を信じて解き明かそうという姿勢があった。そういう宗教であることを、今後も期待したい。」
「身近な人との間では、やはり笑顔が大事で、自分の見方、考え方を変えることで折り合いをつけていけるかも知れない。」
「二人の笑い方に驚いた。人間の生き方は根源的には同じで、許すというのは、記憶に残すことだ、というのが印象的だった。」
「二人の笑い声を聞いて、宗教に対しての印象が変わった。同じ世界を別の角度から見ているだけで、困っている人苦しんでいる人を救うという意味では同じだ。」
「タブーなはずの異教徒への聖餐式を実施していたが、その寛容性が素晴らしかった。宗教も、立ち返れば、平和になるのではないかと思った。」
「日本にも、『情けは人のためならず』という言い方がある。ダライ・ラマやツツが言っていた『人に良いことをしたら返ってくる』というのは同じ考え方だ。人との関わりで、『楽しい』と思えることが幸せにつながると感じた。」
 この映画は、ポジティブな気持ちにしてくれます。参加者のみなさん、温かい気持ちになって、帰路に着きました。

ありがとうございました
citta mamma 2025年11月25日
この度は、とても素晴らしい機会とお時間をいただき、ありがとうございました。
映画はとても味わい深く、映画を視聴いただいた方々との視聴後の感想シェアのお時間が、とても豊かで幸せな、ありがたいお時間となりました。
また、開催に至るまでの準備期間も、方々へ走り回り、調整に翻弄しつつも、自分達の本当にやりたいこと・やっていきたいことに向き合い、関係する皆さまとお話の機会をいただく大変貴重な時間だったと振り返ります。
映画が伝えてくれたことについては、これからも折々、思い出して味わいを深めていくと思います。
well-beingの力、引き続き、育てていきたいと思います。
この度は貴重な映画をお届けいただき、本当にありがとうございました。

映画をきっかけに、“すぐに答えを出さない時間”をひらく
10月24日(金)・25日(土)の2日間、『ミッション・ジョイ』を上映し、両日あわせて35名の方にご参加いただきました。

会場はさいたま市の住宅街に突如として現れる路地裏ガレージマーケット。暮らしの延長線上にある場所だからこそ、映画との出会いが “現実から切り離されたイベント” ではなく、“自分の生き方をそっと見つめ直す時間” として受け取られていたように感じます。

参加者の多くはダライ・ラマは知っていても、デズモンド・ツツや2人が歩んできた過酷な歴史についてはほとんど知らなかったと言います。上映を通して、2人を“遠い聖人”としてではなく、「痛みを生きてきた人間」として初めて実感できた、という声が寄せられました。Joyとは前向きになることではなく、苦しみのただ中にあっても絶望に飲み込まれない“心の筋肉”のようなものなのだと気づかされた、という方もいました。何気なく参加した会が、“心のミネラル”のように静かに自分を支えるものになった──と語る方もおられました。

上映後の対話では、元公立中学校校長の西郷孝彦先生が「幸せとは何か?」という問いを投げかけ、年齢や経験によってその定義が変わっていくことを共有しました。さらに、はしもとかずきさんからは、仏教に触れていくなかで「怒りの発火点が見えるようになった」という体験が語られ、怒りを消すのではなく、その起点を見つめることこそ“ゆるし”の入口であるという視点が印象的でした。

路地裏シネマプロジェクトでは、これからもcinemoの作品とともに、月1回の上映と対話を続けていきます。
問いをすぐに閉じずにおくこと。ひとりで黙って考えること。誰かと感じたことを言葉にしてみること──
「考えることを、やめないために。」
そのような時間を、暮らしのそばに静かに灯し続けていきたいと思います。