ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ大主教の世紀のハピネス対談
2人のノーベル平和賞受賞者の歴史的対談映画を完成させるためにアカデミー賞受賞歴のある4人が集結。
喜びをテーマにした一世一代の渾身ドキュメンタリー。
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©Miranda Penn Turin
About the film
困難に直面した時、私たちはどのように幸せを見出すことができるのか?本作はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、南アフリカのアパルトヘイト撤廃運動の指導者の一人、デズモンド・ツツ大主教という2人のノーベル平和賞受賞者が、宗教の違いを超えてその答えを導き出す深い知恵と喜びに満ちた世紀の対談を元にしたドキュメンタリーである。深い友情で結ばれた2人は、ユーモアを交えながら、幸せや死生観などについて壮大な問いに迫り、私たちにどんな状況でも喜びと共に生きる知恵を授けてくれる。世界的ベストセラー『よろこびの書』に触発されて制作された本作はダラムサラのダライ・ラマ法王邸で撮影された未公開映像を中心に構成されている。信じがたいほどの困難や苦難を経験してもなお、なぜ2人は喜びと共に生き続けてこられたのか?幸福研究で著名なソニア・リュボミアスキー博士とリチャード・デビッドソン博士を交え、科学的にも喜びを持ち生きる方法を読み解いていく。本作は困難な時代を幸せに生きるための処方箋となるだろう。
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深い感動と大爆笑の連続!
2人の宗教指導者による喜びをテーマにした“お茶目な”歴史的対談
どうしたら困難な時にも幸せを見出だせるのか?
困難に直面した時、私たちはどのように幸せを見出すことができるのか?『ミッション・ジョイ』はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃運動の指導者の一人、デズモンド・ツツ大主教という2人のノーベル平和賞受賞者が、宗教の違いを超えてその答えを導き出す深い知恵と喜びに満ちた世紀の対談を元にしたドキュメンタリーである。“お茶目な魂の兄弟”と認め合う深い友情で結ばれた2人は、ユーモアを交えながら、幸せや死生観などについて壮大な問いに迫り、私たちにどんな状況でも喜びと共に生きる知恵を授けてくれる。
何時でも喜びを持ち生きる方法を科学的にも検証
世界的ベストセラー『よろこびの書』に触発されて制作された本作はインド北部ダラムサラのダライ・ラマ法王邸で撮影された未公開映像を中心に構成されている。中国のチベット侵攻によりインドに亡命したダライ・ラマと、アパルトヘイト撤廃運動の中心にいたデズモンド・ツツ。信じがたいほどの困難や苦難を経験してもなお、なぜ2人は喜びと共に生き続けてこられたのか?幸福研究で著名なソニア・リュボミアスキー博士とリチャード・デビッドソン博士を交え、科学的にも喜びを持ち生きる方法を読み解いていく。本作は困難な時代を幸せに生きるための処方箋となるだろう。
【文部科学省特別選定作】
文部科学省選定 (学校教育教材/中学校生徒向き/社会)
文部科学省選定 (学校教育教材/高等学校生徒向き/公民)
文部科学省選定 (社会教育(教材)/少年向き /国際性(国際理解・平和))
文部科学省特別選定(社会教育(教材)/青年向き /国際性(国際理解・平和))
文部科学省特別選定 (社会教育(教材) /成人向き /国際性(国際理解・平和))
認定日: 2023年 8月 23日
Data
原題 | Mission: Joy – Finding Happiness in Troubled Times | 製作年 | 2021年 |
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製作国 | アメリカ | 制作 | |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 90分 |
Cast & Staff
監督 | ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督) | 製作総指揮 | ジェレリン・ドレイフェス、レジーナ・K・スカリー、オーリー・ラヴィード、スーザン・バウアー・ウー、リップ・ゲレイン、パウロ・リマ、コニー・ケメラー、ゲール財団、ジョニ・ウィストン、トミー・メイ、ジェシー・クリール、ルイ・シホヨス、ダーラ・K・アンダーソン、ダミアン・デ・フロベルヴィル、ペギー・キャラハン、マリ・スナイダー・ジョンソン、シャノン・オレアリー・ジョイ、ジェーン・カッチマー、ジェイミー・ドラモンド、ブリジット・ロンバード、ライアン・ガル、パム・オミディアー、シャノン・セジウィック・デイヴィス、マ |
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プロデューサー | ペギー・キャラハン、マーク・モンロー、ジョン・ネグロポンテス(共同プロデューサー) | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ドミニック・メッシンガー | |
撮影 | 編集 | アンドリュー・バックランド、マット・シュタム、ジョシュア・アルトマン、バリー・オドネル | |
キャスト | ダライ・ラマ14世、デズモンド・ツツ、トゥプテン・ジンパ、ムポ・ツツ、ダグ・エイブラムス、ソニア・リュボミアスキー博士、リチャード・デビッドソン 他 |
Review(1)
上映者の声
6月のテーマは「私が観たい映画&あなたが観たい映画」
リクエスト作品を上映しました。
本作品ではじめて満席となりました!!
映画のパワーと人のつながりの大切さを感じました。
参加者の感想
・人間関係に悩みダライ・ラマの本に励まされた事があり、映画を観にきた。
・昔、お父さんから「とても偉大なお坊さん」と聞いていた方。思想とは別にお茶目な振る舞いにおどろき。
・映画を通じてダライ・ラマに出会い直した。日常では色々あるけれど、大切なことを再確認できた。
・ダライ・ラマの分厚い自伝書を読めずにいる中、映像で考えに触れることができた。
・ダライラマ法王とツツ大主教の悪ふざけっぷり!二人の信頼関係がすてき。
・ツツ大主教の言う「Ubuntu」(他者との関わりの中に学びはある)が心に残った等
謙虚、ユーモア、愛、志...偉大なお二人の表情や話しぶりから伝わるものが沢山あり、有難くて涙がこぼれっぱなしでした。
参加者の方もとても満足いただきました。
ぜひ強くお勧めしたい作品です。
よい作品をありがとうございました!!!

それぞれ各々感じた気持ちを持ち帰ることができたように思います。共通したのは、楽しく、前をみて進むことに喜びがあるということ、また新しい感覚を得たところも共通していたように思います。
海辺の小さいコミュニティーでの開催です。ご近所さんと、生きるヒントをもらえる映画を観て、それぞれ新しい感性を得た後、またご近所へ一緒に帰るという感覚が不思議という意見がありました。この小さなコミュニティーで、様々な意味での尺度・定規がのばせたら嬉しいと感じました。次は7月です。
ありがとうございました。

2人の偉大な指導者の過去を知ることで強さの理由も慈悲の精神も理解できました。「善意と慈悲」心に刻みます。
以下参加者へのアンケートより抜粋します。
・宗教的な佐久穂院だと思っていたがとても普遍的なテーマで勉強になった。生きていく上で大切にしたい考え方が多く、自分も実践してみようと思った。
・「幸せに満足」人のために動くことが幸せに繋がる。全てはとらえ方次第。
・とても良い気持ちで見終われた作品でした。
・中国は図らずも?世界に素晴らしいギフトをくれた。
・希望を捨てない事。起きることは全て意味のあることなので見かけの不幸にとらわれない事。
・悲しみと喜びは隣り合わせ。この二つを繋ぐ考え方が伝わってきた。
・「喜ばせることはスキル」
・偉大な指導者の間に笑いが絶えない。穏やかな気持ちが伝わってきた。人間はこうあるべきだと感じた。
・子供のころに教えられた価値観を改めて振り返ることができた。
・二人の宗教的r-だーの対談がお堅いものではなく楽しい冗談を言い合える関係が印象的。
・辛いことが起きても視点を変えてみるとそれが生きる力になるという言葉に勇気づけられた。
・まずは自分自身の中に平和を保つことから始めていきたい。
・とても素晴らしい内容で参考になった。
・個人的にもこのような機会のお陰でモチベーシ、バク上がりです。
・
『ミッション・ジョイ』の映画化、おめでとうございます。日本では『よろこびの書』として2018年に書籍化された、ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ名誉大司教という2人のノーベル平和賞受賞者の対談映画です。さっそく視聴させていただきました。若きダライ・ラマ法王がチベットに亡命する場面や、デズモンド・ツツ名誉大司教が南アフリカのアパルトヘイトに対して闘う姿は、涙なしでは見られませんでした。
しかし、ふたりが何度も笑ったり手をつないだりする姿は、人類の希望を象徴しています。どんなに苦しくても、心にジョイ(喜び・幸せ)とコンパッション(慈悲)があれば乗り越えられる。大きな試練を乗り越えてきた2人の共通のメッセージでした。
デズモンド・ツツ氏は2021年に逝去されましたので、生前の彼の笑顔と情熱を見ることのできる貴重な映像でもあります。今もまだ戦争・紛争の絶えない現代にあって、許すこと、つながること、楽しむこと、希望を持つこと、という2人のメッセージは、これからの人類の希望です。チベットと南アフリカに起きたことを、許すけれども忘れないために、貴重な映像でもあります。みんなで力を合わせ、できることから、世界の平和を創りましょう!
―― 前野 隆司
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 兼 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長
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老害予備軍は必見。究極のカリスマは最高にチャーミングなのだ。
―― 清水 ハン 栄治
映画監督・プロデューサー
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その瞳はまるでいたずら好きな少年たち。どれだけ過酷な状況を生き抜いてきたかなど微塵も感じさせず、喜びを分かち合う姿に励まされずにはおれません。
世界のあちらこちらで起きている、戦争による惨劇や、巨大化している災害。
私たちが直面している問題は容易に解決できそうになく、無力に苛まれそうにもなりますが、困難な時代だからこそ、人に喜びを与えよう、あなたの喜びを与えることがどれだけ大きな贈り物であることか、と語りかけてきます。
仏教の指導者として、そしてキリスト教の指導者として、それぞれの立場を越えて魂でつながり合う人がここにいる、ということを目の当たりにするだけでも、この映画を見る価値があります!
―― 龍村ゆかり
「地球交響曲」プロデューサー 非暴力コミュニケーション(NVC)トレーナー
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僕が普段信じていることが全てこの映画で語られていた。
どんなに困難な時でも心のあり方で幸福と光は感じられる。
感動の涙と同時につい笑いが込み上げてしまう。
あまりに愛おしい、世界のすべての人が観るべき目下最重要映画。
―― SUGIZO
ミュージシャン