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ガザ・サーフ・クラブ

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監督:シュボシシュ・ロイ(エクマットラ代表)
監督:福永荘志

ガザ・サーフ・クラブ

ジャンル 平和 政治経済 人権 生活医療 問題解決
時間 87分 製作年2016年  監督 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ

僕らはこの海で、自由をつかむ。
世界最大の「天井のない監獄」に閉じ込められたガザの若者たちは、自由と解放を求めてサーフィンに興じる。その熱意は海の先へと向かうが…

Screening Information

2024/06/23
[ 島根県 ] 【ガザ・サーフ・クラブ】@フクミミ木次

上映会 開催者募集

© Niclas Reed, Middleton Little Bridge Pictures

About the film

イスラエルとエジプトに挟まれたガザ地区は、約200万人の人々が狭い土地に閉じ込められている。経済封鎖が続くガザでは船舶の自由な出入りはなく、入る物資も出ていく物もほとんどない。若い世代は仕事もなく、未来への展望のないまま日々を送っている。2014年のハマスとイスラエル間の紛争は、イスラエル軍の地上侵攻に発展し、多くの人命が奪われ、多くの建物が破壊された。しかし、このような状況下でも、若い世代は自由を求めて海に繰り出し、サーフィンに興じている。厳しい制裁にもかかわらず、多大な努力の末、約40本のサーフボードがガザに持ち込まれ、ガザ市のサーフ・コミュニティはにわかに盛り上がっているのだ。海で感じられる刹那の幸せや自由を求めて集う若者たち。彼らの視線の先には自由な世界が広がっているが、果たしてその扉は開くのだろうか?

More info

42歳のアブー・ジャイヤブは、最年長のサーファーで、若者たちにサーフィンを教えている。子どもたちがサーフィンを習いにやってくるが、以前はクローゼットの扉やテーブルの天板など、どんな木片の上でもサーフィンをしていた。23歳のイブラヒームは、いつかガザでサーフショップを開くのが夢だ。アメリカからガザにやってきたマシューにその夢を話すと、マシューは支援を約束してくれた。女性のサーファーもいる。15歳のサバーフは、子供の頃にサーフィンを習っていた。しかし彼女はもう、若い頃のように自由にサーフィンしたり泳いだりすることはできない。彼女はスカーフを腰に巻いて泳ぎ、自分なりに抵抗することもある。彼女の夢は「世界を旅して、ガザで有名になること」。そんな中、イブラヒームに転機が訪れる。仲良くなったマシューがハワイに来ないかと誘ってくれたのだ。ガザからハワイへ。イブラヒームの夢は膨らむが──。

Data

原題 GAZA SURF CLUB 製作年 2016年
製作国 ドイツ 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 87分

Cast & Staff

監督 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ 製作総指揮 ミッキー・ヤミネ
プロデューサー ベニー・タイゼン、ステファニー・ヤミネ、アンドレアス・シャープ 原作
脚本 フィリップ・グナート、ミッキー・ヤミネ 音楽 サリー・ハニー
撮影 ニクラス・リード・ミドルトン 編集 マレーネ・アスマン、ヘルマール・ユングマン
キャスト サバーフ・アブ・ガネム、モハメド・アブー・ジャヤブ、イブラヒーム・アラファト

Review(1)

24/05/05 20:41

ひろんた村母屋 さんのレビュー
元気 学び
サーファーたちの「波が一番、仕事はいつでもできる」という生き方に共感。ニュースで知る紛争地というイメージだけでない、世界中にいるような、波乗りを楽しむ人たちがこうやって生きているんだ、と知れる。ただ、対象を見つけたり、承諾を得るのが困難なのかもしれませんが、もう少し、女性たちのくらしも知りたいと思いました。
そして、カラフルなハワイの映像との対比で、「まるでアメリカがすごく良い国みたいじゃん!」とも。なんとももどかしいです。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
BBQや焚き火もできる広島の川辺の寛容性を再認識する。
かつて、町の共同井戸の周りは自然と人が集い、井戸端会議で話がはずんだ。
ひろしまの川辺も行き交う人がにこやかに挨拶を交わし、たわいのない会話がはずみ、街を楽しむヒントやつながりが生まれる場所でありたい!そんな思いを込めてこの”川べりかいぎ”を開催しました。夜は焚火を囲んでのリバーサイドシアターを開催。ガザのサーファーを描いたドキュメンタリー仕立ての映画"GAZA SURF CLUB"を上映しました。川辺という自由な場所で焚き火もできる僕たちと、生まれつき他人に自由を制限されて一生を過ごすガザの人々。平和公園と隣り合わせのこの場所で改めて「自由と平和」「自由と責任」について考えてみたのでした。

まずは知ることから
イスラエルがガザに侵攻し約5ヶ月が経ち、今まさに戦禍の中にあるガザ地区の人々の生活や日常について知ろうと上映会を開催しました。ガザ地区に興味がある方、サーファーの方などが参加されました。ガザでサーフィンができることを知らなかった、という感想や、イブラヒムはもう戻ってこないだろうなど様々な感想がありました。現在のガザ地区への状況に思いを馳せる有意義な会になりました。

とても良かったです。
みどりアートパーク 2024年03月04日
ドキュメンタリー映画の醍醐味に感じ入った参加者が多かったようです。特に、6年前の映画なのでガザ在住の出演者、特に若者が今、無事でいるのか気に掛ける人が見受けられました。自分も同様で、このような映画を観ることで、遠い異国の地の戦乱を、わがことのように受け止めるようになりました。異国でも若者は流行に敏感だったり、おしゃれをしてスポーツに興じているのだと。そのような平穏の生活を送れることの大事さを実感し、世界平和と戦乱、そして民族と歴史にまで関心を寄せることは大切なことだと実感します。

本屋lighthouse 2024年02月12日
ふだんからお店として発信しているポリシーなどなどと共鳴する映画なので、常連さん含めてみなが同じような意識を共有しているなかでの上映会になったと思います。
上映後にも、ガザの話からそのほか多くの関連する話題へとシームレスに移行するような会話が多くなされていて、非常に充実した時間になりました。