私たちご当地エネルギーはりまが
活動を行なっている
播磨地域の真ん中に
一級河川、加古川が流れています。
穏やかな流れのこの川も、
河口近くには大量のゴミが散乱しています。

これは下流の市街地のみの問題でなく
上流から流れてきた様々なモノも多く
あらゆる種類の、“不要物”となったものが滞留します。

それらを定期的に拾い集め、
河口干潟の環境を守ることも私たちの
大切な活動のひとつです。

しかし、川岸に上がらず
海まで運ばれてしまったゴミは、
播磨灘から瀬戸内海を経て、
太平洋の島々にまで流れ着いてしまいます。

20年前加古川市の焼肉店で開店記念に配られたプラスチックライターが、
最近ハワイの無人島の漂着物の山から
見つかったという
衝撃的な知らせを聞き、
そこに行き着くまでの
ゴミのみちすじに思いを至らせると
多くの生き物の体内に間違って取り込まれてしまったゴミが少なくないことも
容易に想像できます。

そんな痛ましいことを
そのままにしておくわけにはいかない、
なんとかしたい、との思いが
この映画と出会い、
上映会の運びとなりました。

この映画を
多くの方々と一緒に観ることで
海洋プラスチックと私たちの生活について思いを巡らせ、
共に、自然に負荷をかけず、誰もが暮らしやすい、
まさに持続可能な世の中に向け、
行動を起こす力へと大きく繋いでいければ、と願っています。

お近くの方、ぜひお運びください。