会場は、さいたま市中央区にある材木屋さんを改装したこだわりのお店と人々が集まる「路地裏ガレージマーケット」の2階です。今回の上映作品「プラスチックの海」は60名の参加でした。
映画を観終わって、会場は少し重い空気に包まれていました。
感想は、「なんとかしなくては」「何ができるだろう」「もう間に合わないかも」「申し訳ない」「ふぅ~(溜息)」「買い物に行ってもプラスチックに入っていない物がない」「便利より安全が大事、江戸時代の生活に戻せたら・・」「飲食店をしているが、ストローはなくそうかなど、いろいろ考えてみたい」「企業にプラスチックを減らすように言ったり、経済システムを変えなければ」「あの海鳥のお腹はショックだった、忘れられない」「一人一人ができることを考えたい」など、みなさんが自分ごととして考えていました。
10年前にSDGsを国連が発効し、同じ年にこの映画は製作されました。あれから10年、私たちのプラスチックゴミへの考え方は少しずつ変わって、エコバッグやマイボトルを持ち歩き、カフェのストローが紙になったり、分別回収が進んできて、この映画の頃よりは少しは良くなっていると思っていました。しかし、調べてみると、今も年間800万トン以上のプラスチックが海に捨てられ、このままで行くと2050年には、プラスチックの重量が魚の重量を上回ると専門家が予測しています。大きな問題は、プラスチックの生産量、消費量が増えているからで、リサイクル技術は発達して、リサイクル・リユース・リデュースをしても、消費量、生産量が増えているから、結局、海洋汚染が進んでしまっている現状があると言うことです。「リフューズ」、プラスチックを「拒む」という消費者の行動が必要なのだと思いました。
トークゲストは「与野・ドングリの森と水辺サポーターズ」の石井さん。年に2回、さいたま市の高沼用水と鴻沼川の水質調査をされていて、周辺の自然と野鳥のお話を聴きました。私たちの身近な自然、大切にしたいな~と思いました。
また、「SDGsさいたま応援団」の森さんから、人工芝によるマイクロプラスチックの恐ろしさを紙芝居風にお話いただきました。
そして、「ポイ捨て吸い殻アート」(楽しみながらゴミ拾いして、それをまた楽しみながらアートにする)さんが展示でコラボしてくださいました。
みなさんの感想からもこの映画を観ることで、危機感が強くなったことは間違いなく、それを持ち帰り何かしたいという気持ちも感じました。ちょっとかもしれませんが、社会が変わると思います。
海洋プラスチックゴミは、私たち人間以外の動物たちが出すことはない、人間だけが自分勝手に地球を壊している、悪いことをするのは人間だけ。でも、このような映画を観るために足を運んだり、映画を観て感じたり、考えられるのも人間だけだと思います。
もう遅いかもしれないけれど、改めて危機感を持ち、海を守り、生物を守り、子どもたちの未来を守って行く一歩を踏み出したいと思います。
たくさんのご参加ありがとうございました。













クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。