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プラスチックの海

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監督:ガヤトリー・ロシャン、エマニュエル・ボーン・リー
監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ
監督:シリル・ディオン

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

2025/12/03
[ 福岡県 ] 朝からシネマ『プラスチックの海』

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(3)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

24/08/11 17:29

ひろんた村母屋 さんのレビュー
役立ち 学び
プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
しまのぱんsouda! 2025年08月11日
江田島の海ごみから生まれた海ごみ妖怪も登場し、
製作者に江田島にはどのようなゴミが多いのか、
海ごみへの取り組みなどを話していただきました。

実際にビーチクリーンをしている方や、
この作品を何度もご覧になっている方などもご参加くださり、
とても想いのある上映会になりました。

目を背けたくなる現実ではありますが、
ちゃんと知り、声を上げ、行動すること。
できることを少しでも。

小学2年生から高校生までお子様もご参加くださいましたが、
それぞれに、感じ取ってくれました。
ショートバージョンをご覧の方は、ロングバージョンも見たいとおっしゃっていました。

多くの子どもたちに見てもらいたいというお言葉もいただきましたので、
繰り返し上映したいと思います。
ありがとうございました。

多くの人に観てもらいたい作品
Lab&Village 2025年08月10日
鑑賞された方々がみな
プラスチックごみが環境に及ぼしている影響について深く憤りを覚たようでした。

もっと多くの方に見てもらいたいので
お客さんは集めるので再演してもらえないかと要望も出たほどでした。

1時間以上かけて観に来られた親子も。
関心の高さを感じました。

第2回 『静大サステナ映画館』 を開催しました!
 今年度から始めた『静大サステナ映画館』の第2回上映会のご報告をします。
 8月4日(月)に第2回『静大サステナ映画館』を開催し、「プラスチックの海」を午前と午後の2回上映しました。当日は静岡大学理学部オープンキャンパスの日でしたので、高校生や保護者の方にも視聴していただけるように、事前にHPにて案内し、当日の朝にはチラシを配りました。その効果もあり、この映画を見るために来たという2名を含む高校生11名、大学生2名、一般大人12名、合計25名が視聴しました。
 前回も同じ映画を視聴しましたが、「海洋プラスチック問題」「プラスチック廃棄物の現状」について考えさせられました。参加者からは、「深海に沈んでいるペットボトルが、そのままの形だったことに衝撃を受けた。」「プラスチックの問題をめぐり、国際的な格差があることを知った。」「問題があることはわかっているが、プラスチックを使わない生活は考えられないし、人は使い続けるのではないか。」「国や国際的な枠組みで禁止するようにしないと解決は難しい。」「良いことだからリサイクルしよう、と言っても人は動かないだろうから、リサイクルに参加した人に返金するなどのメリットがあるようにしたら、参加する人は増えるのではないか。仕組み作りが大事だ。」「自分は、できるだけのことはやっているつもりだが、気が付くとプラスチック製品を使っている。どうしたら良いのだろう。」「環境教育が大事。特に未就学児・小学生への教育は有効で、絵本を使うと伝わりやすい。」「この話を周りの人に伝えていきたい。」などの意見が出ました。同じ映画をいっしょに視聴しても、印象に残るシーン、興味を持つシーン、心が揺さぶられるシーンが異なり、それを共有することで理解が一層深まったように思います。参加者のみなさん、有難うございました。

身近な難しい問題。
みんなのピースシネマ 2025年07月26日
わたしたちに何が出来るだろうかー。。。
この映画を観るのは、3回目くらいになります。製作時から10年が経ち、今はどうなったのかが氣になります。
買い物ビニールが有料化となり、学校の牛乳のストローがなくなったり、ストローが紙になったり、エコバッグ、ビーチクリーン、クリーンウォークなど、周りでは身近な行動が活発になっている感じがあります。
マイクロプラスチック問題を、世界的に重要問題視しており、この10年で、"プラスチックの海"は、減ったのか?増えたのか?

シェア会では、かなり活発な意見が沢山出ていました。誰もが身近にあるプラスチック。買うことも、使うことも、捨てることも、自分次第で変えられる。
一人ひとりが声を上げる事も大事だし、買わない使わないことなんだけど、日本は、プラスチックゴミになるものが多すぎること、過剰包装だったり、プラスチックゴミ分別しても、リサイクルされていない事などが、問題では?
身近な難しい問題を、みんなで話してシェア出来て、とても有意義な時間でした。
ありがとうございました!

海の向こうと、わたしたちの暮らしはつながっている
からびなシネマ 2025年07月25日
7月のからびなシネマは、『プラスチックの海(A Plastic Ocean)』を上映しました。

本作は、イギリスと香港の合作ドキュメンタリー。
南太平洋の美しい海に漂う大量のプラスチックごみをきっかけに、監督クレイグ・リーソンが世界20か国を巡り、海洋汚染の現実とその背景を追った作品です。
海鳥や魚の体内に入り込むマイクロプラスチック、健康被害のリスク、そして消費社会の構造・・映像はそれらを静かに、しかし容赦なく映し出していました。

日本は世界有数のプラスチック消費大国です。
環境省の調査によれば、日本周辺の海洋ごみの約7割がプラスチックで、その多くはペットボトルやレジ袋、食品トレーなど、私たちの日常生活から流れ出たもの。
特に瀬戸内海や東京湾では、マイクロプラスチックの密度が世界的にも高い水準にあることが報告されており、魚介類を日常的に食べる私たちの健康への影響も懸念されています。

この作品で扱われている問題は「海外の話」ではなく、「わたしたちの台所や食卓につながる話」だとあらためて感じます。

上映後は参加者同士で感想を分かち合いました。
「便利さの裏側にあるものを初めて知った」
「自分の日常で減らせるプラスチックを考えてみたい」
「映像を通して“プラスチック問題”がぐっと近くなった」

率直で前向きな声が多く寄せられ、短い時間ながら深い共有の場となり、また映画を観て終わりにせず、日常の一歩へとつなげる夜になりました。