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プラスチックの海

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監督:シリル・ディオン
監督:ガヤトリー・ロシャン、エマニュエル・ボーン・リー
監督:クレイグ・リーソン
監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
監督:ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督)

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

2025/08/23 ~ 2025/08/23
[ 兵庫県 ] 『プラスチックの海』上映会とお話会&『0円食堂』
2025/08/29
[ 愛知県 ] イーブルなごや・シネマ 映画「プラスチックの海」
2025/08/30 ~ 2025/08/30
[ 福岡県 ] プラスチックの海
2025/09/01 ~ 2025/09/01
[ 北海道 ] Compathシネマ vol.9 プラスチックの海
2025/09/27 ~ 2025/09/27
[ 北海道 ] 「プラスチックの海」上映会 (和寒町B &G海洋クラブ・公民館講座自主企画)

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(3)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

24/08/11 17:29

ひろんた村母屋 さんのレビュー
役立ち 学び
プラスチックが海に捨てられ、自分たちが加担している現実にうんざりする映画ですが、やはり知りたい事です。感想シェア会にて、飲食店で働いている方から、なるべく水を汚さないよう、使い捨てをしないよう工夫しているお店もあるという経験談を聴きました。私たちにできるアクションとして、提案だけでなく、「おっ!いいね!」というポジティブな反応を、そういうお店で、その場で伝えるのもいいのではと気が付きました。

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
海の向こうと、わたしたちの暮らしはつながっている
からびなシネマ 2025年07月25日
7月のからびなシネマは、『プラスチックの海(A Plastic Ocean)』を上映しました。

本作は、イギリスと香港の合作ドキュメンタリー。
南太平洋の美しい海に漂う大量のプラスチックごみをきっかけに、監督クレイグ・リーソンが世界20か国を巡り、海洋汚染の現実とその背景を追った作品です。
海鳥や魚の体内に入り込むマイクロプラスチック、健康被害のリスク、そして消費社会の構造・・映像はそれらを静かに、しかし容赦なく映し出していました。

日本は世界有数のプラスチック消費大国です。
環境省の調査によれば、日本周辺の海洋ごみの約7割がプラスチックで、その多くはペットボトルやレジ袋、食品トレーなど、私たちの日常生活から流れ出たもの。
特に瀬戸内海や東京湾では、マイクロプラスチックの密度が世界的にも高い水準にあることが報告されており、魚介類を日常的に食べる私たちの健康への影響も懸念されています。

この作品で扱われている問題は「海外の話」ではなく、「わたしたちの台所や食卓につながる話」だとあらためて感じます。

上映後は参加者同士で感想を分かち合いました。
「便利さの裏側にあるものを初めて知った」
「自分の日常で減らせるプラスチックを考えてみたい」
「映像を通して“プラスチック問題”がぐっと近くなった」

率直で前向きな声が多く寄せられ、短い時間ながら深い共有の場となり、また映画を観て終わりにせず、日常の一歩へとつなげる夜になりました。

2025ウナギネマvol.7『プラスチックの海』
7月のソーシャルシネマ上映は『プラスチックの海』でした

これまでに字幕版長編での上映はしたことがあったのですが、今回は吹き替え版で、しかも上映時間が22分とコンパクトになったので、より明確に作品のメッセージが伝わってきました

昔は飲み物は瓶入りでとても重く、ふたもできなかったので、持ち歩くということは考えられませんでした
ペットボトルが登場して、いつでも手軽に飲み物を持ち歩けるようになり、大変便利になったのは事実です

しかし、この便利さを求める私たちの行動が、いま地球をダメにしています
海洋プラスチックゴミは、私たち人間以外の動物たちが出すことはありません

上映後、参加者同士で感想共有をしていて気づいたのは、プラスチックゴミはスーパーマーケットの登場で生まれたのだということです

それ以前の買い物は、八百屋でも魚屋でも新聞にくるんで渡されていました
朝のお手伝いは、ボウルを持ってできたての豆腐を買いに行くおつかいでした

日本は、一人当たりのプラスチックゴミ排出量が世界で2番目です
スーパーやコンビニで蕎麦を買えば、すべてのものがプラスチックの袋入りです
家庭でのゴミも、そのほとんどが包装に使われたプラごみではないでしょうか?

便利であることは大切ですが、行き過ぎた便利さは反省しなくてはいけません

今回は、映画を観たあとで、「Get The Point」というSDGsゲームをしました
限りある資源、再生可能な資源を上手に使って、持続可能な社会をつくろうというゲームです

こどもたちも参加してくれて、とてもにぎやかに楽しくゲームができました
映画とゲームの体験を、こどもたち一人ひとりが自分ごとにしてくれることを期待しています

一緒に映画を観た方の感想です
「マイクロプラスチックの問題が深刻で、鮮魚が安心して食べられないですね。(寿司好きは悲しい!)
海に漂うマイクロプラスチックを何とか回収する手段はないものかと考えさせられました。」

次回の上映は8/26火曜&27水曜『もったいないキッチン』
短い映画とゲームで、SDGsについて楽しく知ることができるイベントです
詳細はこちら
https://fb.me/e/jObMYwsth

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

上映会を終えて
7/21の「海の日」に合わせて映画の上映会と海の環境について学べるワークショップを同時開催しました。当日は27名の子ども達と21名の保護者の方にご参加いただき、大変賑やかなイベントとなりました。短縮版+吹き替えの映画を上映しましたが、小学生(特に低学年)には少し難しい言葉が多く、内容がきちんと伝わっているか心配しておりました。ですがイベント終了後のアンケートを見る限りではしっかりと理解してもらえていたようで安心しました。中でも、プラスチックごみを減らすために「○○○○をしていきたい」と、今自分にできることを考えてくれた子どもが多かったのが印象的でした。

短編×ワークショップで内容の濃いイベントが開催できました
18日は全編を屋外上映。19、20、21日は短編上映とワークショップの二本立てで3日間開催しました。
屋外上映ではフリースペースにも関わらず子どもから大人まで真剣に鑑賞してくれ、映像の力を感じました。
19〜21日は、上映とワークショップ合わせて2時間で開催したところちょうどいい集中力で参加してもらえ、子供にも大人にも課題意識を持ち帰ってもらえたように感じています。

しあたーひるね第6回
一般社団法人ひるね 2025年07月12日
海洋プラスチック、マイクロプラスチックの話は耳にしたことはあっても、実際の現状を映像として見ることにより、さらに深刻さを痛感しました。海鳥、イルカ、海亀の誤飲に繋がる事、マニラ湾やツバルでのゴミに溢れた海とそこに住む人の生活、ゴミを回収するシステムが機能してない事等々…。参加してくださった方とは、それぞれが感じたことを上映後に感想を話し合う時間も取る事ができました。最後のメッセージにあった、使い捨てをやめる というキャッチコピーのように、過剰包装の商品を買うのを控えることや、マイボトル、マイバッグなど、簡単にできるところから意識を高めていく事が必要だと感じました。