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プラスチックの海

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監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
監督:シャノン・サービス、ジェフリー・ウォルドロン
監督:チョ・ソンヒョン
監督:マイケル・マシスン・ミラー

プラスチックの海

ジャンル 環境 社会変革 問題解決
時間 100分/22分 製作年2016年  監督 クレイグ・リーソン

海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映された話題作。

「地球に心から謝りたくなりました。そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。誰もがすぐできること、それは「プラスチックの海」でまず現状を知ることです。」
高砂淳二(自然写真家)

「全人類に見てもらいたい映画です。現実から目を逸らさないで。私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!」
土屋アンナ(モデル、女優、歌手)
他多数! https://unitedpeople.jp/plasticocean/rv

Screening Information

2024/04/20 ~ 2024/04/21
[ 沖縄県 ] ゆいまーる・シネマ市民上映会
2024/04/21
[ 福島県 ] 第47回おおくまCINEMO「プラスチックの海」
2024/04/24
[ 福島県 ] 第48回おおくまCINEMO「プラスチックの海」
2024/05/18
[ 鹿児島県 ] 第2回プラスチック映画鑑賞会&サキガケ日置市(移)民活動報告会 (鹿児島県日置市)

上映会 開催者募集

About the film

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

More info

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。世界中の海でプランクトンより多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。
海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。

Data

原題 A Plastic Ocean 製作年 2016年
製作国 イギリス・香港 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 100分/22分

Cast & Staff

監督 クレイグ・リーソン 製作総指揮 ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
プロデューサー ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ 原作
脚本 クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット 音楽 ミリアム・カトラー、ローレンス・シュワルツ
撮影 マイケル・ピッツ 編集 ミンディー・エリオット
キャスト クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール他

Review(2)

22/07/08 18:35

y5804jp@yahoo.co.jp さんのレビュー
感動 役立ち 学び
海とクジラの大好きな監督クレイブ・リーソン氏がメガホンを持ちながら,自ら出演し、話す映像から始まった。
クジラ愛が高じて,巨体が生きる海への関心へと広まり、出会ったクジラの1頭が打ち上げられ、苦しむさまを目の当たりにすることを契機に,真実探求の旅が広がる。
監督を通じて話は展開するも、それぞれの専門家が数々登場する。
船で運ぶ小型無人探査機で、深海まで潜り調査をしたりするので、資金も莫大なものだろうと察する。
5つの海や大都市,風光明媚な観光地、欧米が輸出したプラスチックを燃やしたりしてゴミの山で暮らす、スモーキーマウンテンなど世界各地に飛び、現地の人に聞き取りをしてプラが燃える気体の採取や動物の死体からもデータを集積。
本来ならあってはならない,人の営みで出来た、プラ袋のゴミの数々で内蔵を覆い被せられたことによる死。
解剖し、何百枚,何十㎏ものプラ袋が出て来る。
生き物のいのちが蹂躙されるさまを、まざまざと見せつけられる映画だった。

24/04/19 20:09

信木総一郎 さんのレビュー
役立ち 学び
20世紀の最大発明のひとつ、プラスティック。生活は便利になった。しかし、いまでは生き物の居場所を奪い、生命さえ脅やかす。どうしたらいいの?

美しい海洋映画のつもりで見ていると無惨な浮遊ゴミ、海底ゴミを見せられる。ぞっとするのだが映画は終わらない。世界中のプラスチックを見せてくれる。

プラスチックを誤飲・誤食して飛べなくなっている海鳥たち。浜辺に落ちている海鳥の死骸を解剖すると、ぱんぱんに膨れ上がった胃の中身は色とりどりのプラスチック片。
これは未来の人類の戯画。微細なマイクロプラスチック片を飲み込んだ野生動物の食物連鎖の中にいる人間も汚染を免れない。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
YMCAせとうち 2023年09月23日
プラスチックの海を見たあと、
間髪いれずに、マトリックスを見直しました。

1999年9月11日に
日本で公開されたマトリックス。

「マトリックス(Matrix)」は
ラテン語の「母」を意味するmaterから派生した語で、
転じて「母体」「基盤」「基質」
「そこから何かを生み出す背景」などの概念を表しています。
この映画では、コンピュータの作り出した仮想現実を
「MATRIX」と呼んでいました。

主人公のネオが「救世主」と呼ばれており、
確かウィルスに言及する場面があったような憶えがあり、
プラスチックの海を見たあと、改めて観てみました。

それは、マトリックスの中でエージェントと呼ばれていた
スミスのこんなセリフでした。
 人類の分類を試みていた時だった。
 人類は哺乳類ではないことに気づいたのだ。
 すべてのこの星の哺乳類は、
 無意識に周囲の環境と調和を取って発展してきた。
 だが、人類は違う。
 ある地域に移動すると、
 人類は自然の資源を使い尽くすまで増殖する。
 そして、生息地域を広げることで生き延びてきた。
 同じような生きる有機体が、
 この地球上にももう1種類いる。
 わかるかね?ウィルスだよ。
 人類は病気なのだよ。
 この星のがんだ。
 君たちはペストで、我々が治療するんだ。

わたしたち人間が、ウイルスと同類だというのは、
なかなかな衝撃的な発言ですが、果たして本当でしょうか。
プラスチックの海を見たあとのこの言葉は、
胸に刺さります。

ウイルスの恐ろしいところは、二倍、二倍と、
ネズミ算式に増殖することです。
一個のウイルスが、三十回の複製で十億個に、
五十回で千兆個になります。
このウイルスが、のどに炎症を引き起こすと咳が出て、
ウイルスは新しい体に乗り移り、
そこでまた爆発的に増えるのです。
これが感染です。

さて、ここで想像をしましょう。
長さ2mのウイルスがいたとします。
これだけでも〝とんでもない〟ですが、
それがどんどん増殖して、六十兆個になったとします。
これは全部あわせると、地球を四百万周する長さです。
それらが合体した怪物が目の前に現れたら、
どうしますか? 
実は、その怪物こそが人間なのではと思うのです。
私たちの体を構成する細胞と、
ウイルスとの違いは、他の体への乗り移り方です。
人間の体を作る「染色体」という名のウイルスは、
精子または卵子に乗って、
新しい体(=自分の子ども)に宿ります。
ウイルスは、直接、新しい体(=他人)に
口や鼻から侵入します。
人間とウイルスは、物質的には、
その程度の違いしかないとも言えるのです。
ウイルスも細菌も牛も豚も人間も、
生物はみな同根であり、
命の重さは平等だということが常識になる時代が、
いつか来るでしょうか。

人類がこのままただ自分たちを大量コピーし続け、
宿主である地球のことを想わなければ、
いずれ駆逐されてしまうときが来るのかもしれません。
プラスチックの海と、マトリックスを観て、
改めてそんなことを考えました。

もう時間はないのですね。
多くの人にこの映画を見て、
考えてもらわねばと思っています。

立ちすくんでしましいました
YMCAせとうち 2023年09月21日
うっすらとは気づいていましたが、
ここまで進んでいるのかと
暗澹とした気持ちになりました。
わたしたち人類だけが、
この星を汚染している、
そんなことを実感しました。

まずはこの事実を多くの人に知らせる、
そんなことから始めなさいと
背中を強く押された感じがしています。



上流県長野にも関係のあること
株式会社アドイシグロ 2023年08月27日
視聴後、全員が時間をかけて感想を書き残して行ってくれました。
・魚や海鳥、海亀やイルカもマイクロプラスチックを飲み込んで苦しんでいる。プラスチックのゴミ溜めの中で生きるフィリピンなどの子供たちの姿に心痛みました。
・海の姿は、生命の姿そのもの。川や陸からの海への汚染もある上流県長野にも関係のあること。
・プラスチックのものを買わないようにするという意識を持って実践することが自分がまずできること。私もできる事からやっていこうと思った。
「たくさんの人に見て欲しい1本です」という言葉も複数。

ビーチクリーンと共に実施しました
パウダーカンパニ湘南 2023年08月27日
ビーチクリーンとエシカルコーディネーターのエバンズさんのトークを絡めたイベントとして開催しました。
映画を見て実際の海を体感してもらい非常に有意義な時間となりました。