それがどうして大切なのか、きちんと説明できるでしょうか?
自分ではわかったつもりでも、他人に伝わるように話すのは簡単ではありません
この映画は、2人のティーンエイジャーを主人公にして、
生物と人間との共存を考えていきます
最初の頃は、人間、特に生物のことを考えず自分の利益を優先する大人たちに怒りを表すシーンが続きます
しかし、そこから彼らの学びは深まっていきます
多くの専門家と言葉を交わすことで、2人の考えは変化していきます
「動物への愛を、人間への怒りに利用しているね」という厳しい指摘も受けます
様々な取り組みを知る中で、人間を排除しなければ自然を再生できないと思っていたが、バランスを保てば、人間でも再生できると気づきます
そして最後のシーンで2人はこう語ります
人間について多くを学んだ
人間を憎んでいては何も成し遂げられない
自然の中での人間の立ち位置を考えなくてはいけない
人間も動物なのだから
生物多様性の大切さは、宇宙で唯一の守るべき美だ
それだけで守る価値がある
私個人としては、冒頭部の「決して届くことがない求愛の歌」に胸が痛みました
生物の絶滅には、すべて人間のエゴが絡んでいます
今はこういう社会なのだから「仕方ない」と言って見ぬふりをするのではなく、ささいなことでもいいから、行動できる人であることを心がけたいと強く心に誓いました
次回の上映は6/24火曜&25水曜、『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
予約の取れないレストラン“シェ・パニース”のオーナーで、エディブル・スクールヤード(食育菜園)の創始者アリス・ウォータース。
世界中の料理人と教育者に影響を与える彼女が信じる「おいしい革命」とはー?
「食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わります。
さあ、皆で動きましょう。気候変動を止め、地球と私たち自身の健康を回復するために。」
ー アリス・ウォータース
https://peatix.com/event/4442024
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