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よみがえりのレシピ

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監督:フラウケ・ザンディッヒ、エリック・ブラック 助監督:フロリーナ・メンドーサ
監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
監督:クレイグ・リーソン
監督:ルーシー・クラフト、ケレン・カズマウスキー、キャサリン・トールバート

よみがえりのレシピ

ジャンル 環境 伝統文化
時間 95分 製作年2011年  監督 渡辺智史

おいしくて、そして心に効くドキュメンタリー映画

在来作物と種を守り継ぐ人々の物語

Screening Information

2024/11/29
[ 北海道 ] 昼の部 夜の部 あります!よみがえりのレシピ

上映会 開催者募集

(c)映画「よみがえりのレシピ」製作委員会

About the film

【製作意図】

在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。

More info

栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。

Data

原題 製作年 2011年
製作国 日本 制作 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会
配給 映画「よみがえりのレシピ」製作委員会 時間 95分

Cast & Staff

監督 渡辺智史 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽 鈴木治行
撮影 堀田泰寛 編集 渡辺智史
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
映画上映にあわせてシェアシードを行いました
フクミミ 2024年09月23日
映画とシェアシードという秋らしい上映会でした。
食に関するお仕事をしておられる方も何人かいらっしゃり、自分も何か出来る側にいるのではと問い掛ける時間になりました、と感想を頂きました。
また、たくさんの方から映画に登場するお料理がとても美味しそうでお腹が減りました、山形に行ってみたい、という感想を頂きました。
島根は身近に農業の経験がある人と繋がりやすい地域だと思います。
何を選び口にするのが良いか自分自身で考え選択していきたいと思いました。

地に足のついた人たちと出会える作品
山小屋シネマ 2024年08月17日
種の保存、というテーマを聞くとどうしても身構えてしまいます。そういうことを語る人は、熱量が高すぎて引いてしまうか、頭でっかちな知識だけの辟易する人、というイメージが経験上定着してしまっていました。

この映画では、固定種を守る人、自らの技術で固定種の新たな魅力を引き出す人、と、理想を掲げるだけの空中戦ではなく、しっかりと地道な日々の活動を重ねている人たちの姿を拝見できて、ほっとすると同時に、自分こそ辟易されてしまう人間になっていないかと気持ちを新たにすることができました。

地道な活動は、周りに仲間がいなければどうしても孤独を感じたり、意味を必要以上に求めてしまったりするものです。そんなときに、ただ勇気をもらうためだけにでも見たくなる映画。そんな感想を抱きました。

「もったいないキッチン」とも通ずるところもあり、同じ食の分野の話でも全然毛色が違うと感じるものでもありました。

食について
今回はいつもより参加人数が少なかったのですが、はじめて来てくださった方が3人いらして、その方々は皆「アル・ケッチャーノ」に惹かれて来られた方々でした。恥ずかしながら当方そこまで認識しておらず、皆様に色々と教えて頂きました。参加された方々の食への興味や意識の高さや、山形県についても詳しかったりもして、ディスカッションも弾み、有意義な時間になったと思います。

第187回 銀座ソーシャル映画祭 x 第15回プロギング部ラン&ピース
銀座ソーシャル映画祭 2024年04月20日
4/20(土)昼、第187回 銀座ソーシャル映画祭 x 第15回プロギング部ラン&ピースを開催しました。
世界の平和が脅かされる中で、重いテーマの上映が続いていましたが、久しぶりに食と農業をテーマにした作品を選びました。10年以上前の作品ですが、色褪せることなく見どころの多い作品でした。従来作物の復活を描く中で、様々な気づきがあり、上映後の感想共有もとても有意義でした。
参加希望者と月1回のプロギング(北欧発祥のランニングとゴミ拾いのアクティビティ)も実施しました。外国人で賑わう日本を代表する商業地、銀座、日本橋を駆け抜け、今回は人形町、兜町を通りながら戻り、日比谷でゴミ拾いをして終えました。

在来種を通じて人や世代のつながりを感じる
農業に携わる方、カフェを経営されている方など、多様な方が集まった。在来種がなくなるということは、その植物がなくなる、ということだけでなく、そのものといっしょに培われてきたストーリーがなくなってしまう、良い映画だった、という感想や、自分たちも小さく農園を始めたいなどいう感想などが集まった。