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グリーン・ライ~エコの嘘~

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監督:ダーヴィド・グロス

グリーン・ライ~エコの嘘~

ジャンル 環境 多様性 社会変革 問題解決
時間 97分 製作年2018年  監督 ヴェルナー・ブーテ

監督が世界一周しながら「エコの嘘」の実態を体当たり取材!

この映画を観たら気軽にスーパーで買い物できなくなるかもしれない。

Screening Information

2021/04/20
[ 大阪府 ] 【オンライン】ココウェルのちいさな映画館 『グリーン・ライ~エコの嘘~』
2021/04/22
[ 東京都 ] 【オンライン開催】第38回青山ソーシャル映画祭
2021/05/08
[ 静岡県 ] Junkan Cinema
2021/05/15
[ 京都府 ] 『グリーン・ライ~エコの嘘~』(5/15・オンラインzoom&コミュニティスペースひとのば)/ひととひとシネマダイアローグ
2021/05/20
[ 京都府 ] 『グリーン・ライ~エコの嘘~』(5/20・オンラインzoom)/ひととひとシネマダイアローグ

市民上映会 開催者募集

©e&a film

About the film

スーパーで見かける「環境に優しい」商品。
商品を買うと世界を救えるは本当?確かめるため監督自身が世界一周調査の旅へ出る。

「環境に優しい」「サステナブル」耳触りの良い言葉の裏側に隠された残酷な真実に迫るドキュメンタリー。

More info

スーパーで見かける「環境に優しい」商品。買うだけでオランウータン、海、そして熱帯雨林まで救えるというが本当だろうか?

確かに「お買い物は投票」というように一人ひとりの消費行動は企業に影響を与える力がある。でも、本当に正しく消費するだけで世界を救えるのだろうか?ヴェルナー・ブーテ監督は、グリーンウォッシングの専門家カトリン・ハートマンとスーパーを訪れ、カップスープ、ピザやドレッシングなど多くの既製品に「持続可能な」と表示のあるパーム油が使われていることを知る。「持続可能なパーム油なんてない」と主張するカトリンに驚き、実態が知りたくなった監督は世界一周航空券を買い、ハートマンと一緒に旅に出た。

2人がまず向かったのは、パーム油の生産量世界一のインドネシアだ。現地の活動家の案内で、数日前まで熱帯雨林だったがパーム油農園を拡大するため企業により不法に焼き尽くされた土地を訪れると、監督はその痛ましい惨状を見て絶句する。どうしても普段の買い物と、森林破壊が結びつかない。どうすれば環境破壊をせずに済むのか?買わないことなのか、正しい消費の選択をすることなのか? 2人はブラジル、ドイツ、米国を巡って、様々な業界の実態を調べていく。そして著名な学者ノーム・チョムスキーなどに解決方法を聞きに行く。持続可能な未来のために、私たち一人ひとりがどう行動するべきか問うドキュメンタリー。

Data

原題 The Green Lie 製作年 2018年
製作国 オーストリア 制作 e&a film
配給 ユナイテッドピープル 時間 97分

Cast & Staff

監督 ヴェルナー・ブーテ 製作総指揮
プロデューサー マーコス・ポーゼー、エリッヒ・シンドレカ 原作
脚本 ヴェルナー・ブーテ、カトリン・ハートマン 音楽
撮影 ドミニク・シュプリッツェンドルファー、マリオ・ホッチル 編集 ガーノット・グラスル、ローランド・ブッジー
キャスト ヴェルナー・ブーテ カトリン・ハートマン ノーム・チョムスキー ラージ・パテル ヴィンセント・ハンネマン ディーン・ブランチャード スコット・ポーター ソニア・グァジャジャラほか

Review(1)

20/05/07 14:45

ユナイテッドピープル さんのレビュー
役立ち 学び 人生変わる
社会を持続可能な方向に導くために考案されたはずの「グリーンな」認証。その本来の意図を軽々と踏みにじる企業の利益至上主義。いわゆる一般的な生活者の目線とユーモアを大切にする監督の姿勢もあって、ニュートラルな心の状態を保ちながら深刻な実態を追体験できる優れたドキュメンタリーだ。正直に言って、エシカルな消費行動や認証ラベルの意義などについての普及活動をしてきた私は、不誠実な企業による裏切りとも取れる行為の数々に目眩がするほどのショックを覚えた。

それでも尚、私はこれからも、さまざまな認証を参考にして生活をおくるだろう。なぜなら、この地球上のたくさんの場所で起きていることに想いを馳せるとき、認証という仕組みがなければ世界はもっと酷いことになっていると感じるからだ。今の社会システムが次のステージに進むための手段としての可能性を持つ認証制度そのものを批判するだけでは、持続可能な社会づくりに貢献することにはならない。悪いのは認証そのものではなく、その仕組みを悪用する既得権益者と、認証を盲目的に信じる私たち生活者だ。私たち全員の幸せにとって欠くことの出来ない持続可能な社会を実現するには、一人ひとりが自分自身の目を、耳を、感覚を研ぎ澄ませて、真実に迫る努力をするほかないということを、改めて突きつけてくれるありがたい作品だ。

― 末吉里花
エシカル協会代表

***

危機を乗り切るためにユーモアが大切であることを、僕はグリーンランドや南米パタゴニアのフィヨルドや氷河を人力で旅した仲間から学んだ。僕にはない資質を持ったその友人は、状況が深刻になればなるほど独特のセンスを発揮して皆を笑わせた。今、人類は未曾有の危機を迎えている。状況を深く知れば知るほどシリアスにならざるを得ない。でも多くの人々は暗いニュースは好きではないし、耳に痛い話は本能的に避けようとする。大切なことは問題解決への近道を見つけることで、多くの場合、怒りよりもユーモアの方が状況を良くすることに繋がる、というのが今のところの僕の考えだ。そう言う意味でも、この映画の意義は大きい。

― 辻井隆行
元・パタゴニア日本支社長

***

“グリーン・ライ”を終結させるためには、大量消費主義と闘う原動力を、魂の底から掘り出さなければならない。わたしたちは、今この瞬間から選ぶことができる。このままウソをつき続けて金を得るのか、それとも、使命に従い自らの命を全うするのか。

― 井出留美
食品ロス問題ジャーナリスト

***

SDGsの影響で、遂に大企業もサステナビリティを掲げるようになったが、すべてを鵜呑みにしてはいけない。この映画が暴くその事実を知って「消費する恐怖」がより高まった。さあ、あなたはこれからどうする?

― 四角大輔執筆家・森の生活者

***

その他レビュー
https://unitedpeople.jp/greenlie/rv

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市民上映会主催者の声

市民上映会を主催された方の声を紹介します
成果と課題
〇映画が長くシェアタイムができなかったので、アンケートに少し考えて書いてもらう項目を増やしてみた。しっかり回答してもらえてよかった。

「グリーン・ライ~エコの嘘~」の上映会を終えて
森と海の藝術楽校 2021年03月28日
こちらも今回は参加者が少なかったのですが、上映会後の感想を述べあう時間をゆっくりとることが出来て、有意義な上映会となりました。
消費者として様々なことを考えさせられたと、皆さん口々に感想を述べてくださいました。

毎回、参加者の方ももっと多くの人に見てもらいたいのに。。。という感想をいただけます。


映画の中では、先住民族の心に打つ言葉が散りばめられていました。

感傷なき行動は魂を殺す 

この言葉を皆さんと共有できたこと、嬉しく思います。



グリーンライを上映して
グリーンライの映画の素晴らしいところは、企業の環境への取り組みを肯定的と否定的という両方の意見から放送しているところです。主人公の男性がカトリンの意見に対して「なぜそうだと分かるの?」と質問しているところが視聴者にとっても納得しやすかったのではないかとおもいました。
また、上映後のディスカッションでは環境問題に取り組んでいる学生たち個人が出会うきっかけとなりました。環境問題系の映画をみた後、最終的に個人でできることは少ないな、、、という感じでおわっていしまいがちですが、今回は大学の学食ヴィーガンメニューをつくろう!という学生運動の企画まで決定が決まりました!!

問題の大きさ
食に係る方、医療に係る方、資材販売に係る方等、様々なバックグラウンドの方に参加いただき、それぞれの立場で考えられることを共有した。

グリーン・ライの問題は大きすぎてとても太刀打ちできないという見方も多かった。問題が深刻であればあるほど、企業からそれを認証等で隠される中でなにができるのか。

多分、多面的に問題を見ていく必要があるのだろう。
きっとこの映画で悪のやり玉に上がっていた環境搾取企業の数々には、この映画では表現されていないそれぞれの論理があると思われる。それらも合わせて多面的に問題の構造を理解した上で、自分はどうみるか、なにをするか考えていく必要があるのだろう。

いろいろな意味で非常に良いきっかけを与えてくれる映画である。

偽りの「エコ」の真相
GRiD CINEMA 2021年02月27日
「グリーン・ライ〜エコの嘘〜」のオンライン上映&ダイアログを開催しました。上映後のダイアログでは、様々な意見が交わされました。貴重だったのは、作品中で糾弾されているグローバル大企業で、以前働いていた方が参加者にいたことです。企業がどこまで責任がとれるか、というのは現実にはたいへん難しかったというお話でした。また参加者の皆さんがそれぞれ環境意識をもっており、どのような行動ができるだろうかというポジティブな会話が行われました。