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ザ・ニュー・ブリード

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監督:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
監督:アンドリュー・ヒントン、 ジョニー・バーク
監督:ルイ・シホヨス、ペギー・キャラハン(共同監督)

ザ・ニュー・ブリード

ジャンル 環境 教育 政治経済 科学技術 社会変革 問題解決
時間 80分 製作年2020年  監督 ピート・ウィリアムズ

『ザ・トゥルー・コスト』製作総指揮ヴィンセント・ヴィットリオ プロデュース作品

"私たちは社会課題を解決するアメリカ、ミレニアル世代の社会起業家"

貧困や環境破壊などの問題解決のために事業を行う
新時代の社会起業家たちの挑戦を追ったドキュメンタリー

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

貧困、不平等、そして環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようとチャレンジしている社会起業家たちがいる。映画『ザ・ニュー・ブリード』は、アメリカで勢い盛んな社会起業家たちを捉えたドキュメンタリーだ。この映画には3人の魅力的なミレニアル世代が、どのように事業を立ち上げたのかを描いている。

More info

カリフォルニア州コスタメサを拠点とするアパレル企業、ノウンサプライの共同設立者であるコールは、ウガンダとペルーの女性たちに教育、指導、安定した収入を与えることで、貧困から抜け出す力を与えている。ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点とするボンフォークの創設者であるジャンナは、販売する靴下が1足売れるごとに必要としている人に靴下を1足寄付している。そして、カリフォルニア州ベンチュラにあるプラスチックリサイクル会社ブレオの共同設立者であるベン、デイヴィッド、ケビンは、チリ沖で廃棄された漁網を回収し、スケートボード、サーフボードのフィン、サングラスなどの機能的な新製品に生まれ変わらせている。社会起業は、ミレニアル世代にとって有力なキャリアの選択肢となっている。

映画には、コメディアン、ミュージシャン、学者が登場し、社会起業家ムーブメントを多角的な視点で浮き彫りにし、植民地主義、不平等、貧困の歴史などを、楽しげで分かりやすい方法で伝える。この映画自体が社会事業であり、映画の収益は世界中の恵まれない環境にある若い映画制作者の映画機材やトレーニングに使われる。

Data

原題 The New Breed 製作年 2020年
製作国 アメリカ 制作 ステイ・ゴールド・スタジオズ
配給 ユナイテッドピープル 時間 80分

Cast & Staff

監督 ピート・ウィリアムズ 製作総指揮
プロデューサー ピート・ウィリアムズ、ヴィンセント・ヴィットリオ 原作
脚本 音楽
撮影 編集 ジェイク・カーペンター
キャスト

Review(1)

23/10/17 16:00

宮崎ソーシャルシネマ さんのレビュー
元気 役立ち 学び
特に学生さんに見てほしい。

3人の社会起業家を軸に、時系列で彼らとビジネスの成長を描くドキュメンタリー。
彼らを取り巻くエコシステムも丁寧に描かれている。

起業した想いや、課題をクリアしてビジネスを拡大させたり、環境の変化に伴ってビジネスモデルを転換している姿などが描かれている。応援したい気持ちになる。

また、世界の富のあまりの不均衡についても映画の中で折に触れて説明がされている。
そんな中でたたかう3人の起業家がとても頼もしい。

元気をもらえる映画。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
映画+シェア会=豊かな人生経験
ユナイテッドピープルの年間ライセンスを利用して、第一回目の上映会を行いました。70作品以上の中から、一年の間にいつ、何の作品を上映するか、非常に悩みました。しかも、記憶に残る第一回目。誰が来てくれるだろう、と想像したとき、わたしの周りにいる人たちの顏が思い浮かびました。
自分の好きな道にまい進してる人。
30年以上続くNPO法人を最近引き継がれた友人。
地域のために、子どもたちのためにと動いてきた人。
どんな子も存在を認めてもらえる社会と場所があってほしいと活動する人…。
個人だったり、所属する団体はバラバラでしたが、共通していたのは何かに追随するのではなく、自分から何かアクションを起こした人。ゼロからイチを始めた人。
そして、この社会を地球を良くしたい、という思いが共通していました。

良いこととわかっていても、ひとつのことを続けるって大変なことです。勇気もいること。だから、みんな別々の活動だとしても、共にがんばろうね、そういう意味を込めて。
立ち上がる勇気、何かを始める力を共に感じたくて、この映画を選びました。
映画に出てくる時代の空気感は、ひと昔前のものに感じました。そのくらい、今は「社会をよくしよう」と「経済活動」がそう離れたものではなくなっている…というか、取り立てなくても当たり前の前提になっているのを感じました。

そして、この映画にも出てきたキーワード、
“寄付”や“買い物は投票”といった消費行動。これらがまた、次に観たい映画へと繋がっていくのを感じました。
例えば、「グリーン・ライ エコの嘘」や「ザ・トゥルー・コスト」や「ポバティー・インク(あなたの寄付の不都合な事実)」

こうして思考や行動を変える力、そういうものが一本の良質な映画にはあるのを感じます。更にそこから、次に観たい映画に繋がっていく。点が線になっていく過程を楽しめるのも、単発ではない上映会ならではと感じました。

また、映画を観終わったあと、希望者でランチを囲みながらのシェア会、これが大変楽しい時間でした。
こんな捉え方があったか~!という自分にはない視点。
私が発することに共感してもらえたときの喜び。

一人で映画鑑賞するときには得られない、深い生き方への投影となりました。

「ソーシャルインパクト」と「経済的利益」を同時に追求できるのか?
からびなシネマ 2024年09月18日
 アメリカのミレニアル世代が社会課題をビジネスで解決しようとする動きを紹介した作品。環境問題、貧困、不平等といったグローバルな問題に対して、既存のビジネスモデルや企業文化とは異なるアプローチを取り入れていることが分かる。

 ミレニアル世代は、「ソーシャルインパクト」と「経済的利益」を同時に追求する企業モデルを志向し、社会課題解決を自身のキャリアの一部と見なしている様子がうかがえる。
 ただし、課題も多い。ソーシャルインパクトを拡大しようとする一方で、多くの社会起業家は資金調達や規模の拡大に苦戦している。
 参加者からは評価のための指標が標準化されていないため、効果を実証することが難しいのではないか、また、大企業が同様の取り組みを始めたら資本力で太刀打ちできない恐れがあるのではないかという指摘が寄せられた。
 さらに、消費者の間では、エシカルな商品を購入する意識が高まっている一方で、価格が高いなどの理由で持続可能な商品を日常的に購入する層は限られており、限られた効果しか得られないという意見もあった。
 それでも、彼らの取り組みは従来のビジネスに新しい価値観を導入する重要な動きとして評価されるだろう。
 日本の若い世代に鑑賞してもらいたい作品である。

買い物も未来を選ぶ選ぶ投票!
⚪︎社会起業家たちはすごい
⚪︎農業コミュニティに考え方を生かしたい
⚪︎夢のありかたが貢献につながる
⚪︎世界における経済発展の裏の貧困の背景が理解できたのと、若い世代の活躍に期待すると同時に自分たちに何ができるのか考えた。
⚪︎買い物は、未来を選ぶ投票と一緒
⚪︎最初は少人数でも、動き続けることで作りたい未来へ
⚪︎自らがプレイヤーではなくても、声にして応援することもできる。
⚪︎起業家の話というより、世界の問題を思い知らされた。
⚪︎問題意識を持ちつつ、気が滅入る映画でなくて、良かった。

新しいチャレンジをしたくなる作品
40〜70代までの年代の人達にご参加いただきました。映画から勇気をもらったという感想がありました。早速地域のために考えていたことを行動してみようという意見もあり、楽しい会となりました。

ザ・ニュー・ブリード
今年も映画の上映と、映画と同テーマで活動しているゲストとのトークセッション、参加者同士のワークショップの3本立てて開催しました。
告知期間が短かったため参加人数は少なかったのですが、その分距離が近く、良い雰囲気の中濃密なトークとワークが出来たと思います。
映画もとても刺激的で、その後のトークセションが盛り上がりました。