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暮らシネマ

所属:えひめ風車NET
『暮らシネマ』
それは、田舎民が映画を観て語り合うプロジェクト。

いま、日本の田舎は変革期を迎えています。
高度経済成長期から続く右肩上がりの流れは終焉を迎え、
人口も経済も右肩下がりの流れの中にあります。
そして、その衰退の流れは田舎から顕著に起こっています。

そんな流れの中、
「地域活性」「雇用維持」の大義名分の下で、
豊かな自然を切り売りし、
正常な良心を切り売りし
人生の時間を切り売りし、
暮らしの中の大切なものを切り売りしながら、
日々生きています。

近視眼的な経済活動によって、
田舎の最大の魅力である「自然環境」は失われ、
穏やかな「暮らし」も日々失われています。

必要なのは、
自分たちの地域を自分たちで守る「勇気」と、
自分たちの暮らしを自分たちで豊かにする「知恵」と、
自分たちの未来を自分たちで作る「アイデア」と、
そしてそれらを身に付け磨き上げる「学びの場」。

そんな「学びの場」となることを、
『暮らシネマ』は目指しています。

田舎には映画館がありません。
だから、ドキュメンタリー映画などお目にかかれません。
テレビでは見れない本当の情報に接する機会は限りなく少ないのです。

でも、いま衰退する時代の最先端にいる田舎こそ、
本当の世界を知る機会が必要なのではないでしょうか?
上質なドキュメンタリー映画を通して、
世界を知り、自分たちの足元の地域を考えることで、
「新たな常識」を築き上げて行く作業が必要なのではないでしょうか?
右肩下がりの時代の「新たな常識」はどんなものなのか?
その回答を導き出すことが、いま求められています。

田舎の民が映画を通して、
これからの暮らしの在り方を語り合うプロジェクト…『暮らシネマ』。
あなたもぜひ参加してみませんか?

Review(3)

10/26 02:45

ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で― のレビュー 

僕自身も田舎に移住して7年目になりますが、
上映会の際の参加者も、偶然にもほとんどが移住者の方でした。

見終わった後の意見で多く出たのは、
「この映画の先が大事だよね。」という意見です。

それは、自分自身が移住者として、
まさに映画と同じような経験を経たからこそ出る言葉なのですが、
この映画で収められているのはまだ“通過点”であり、
「その先の暮らしをどうするか?」というところを、
日々移住者たちはそれぞれに答えを見い出そうとしています。

現在都会に住んでいて、いつか移住をしたいと思っている方がこの映画を見ると、
背中を押してくれる良い映画だと思います。

既に移住して田舎暮らしをされている方には、
少し物足りないと感じるかもしれません。
ただ、同じ移住者同士で何人か集まって鑑賞すると、
各々の歩んできた経験をなぞりながら、話に花が咲くでしょうし、
それぞれが悩んでいることへのヒントも見つかるかもしれません。

この映画の良さが最も引き出せる上映会のやり方は、
都会で移住を考えている方々に向けた上映会において、
現に移住して田舎暮らしをしている方を1~2組よんで、
上映後にトークセッションをするという上映会のやり方かなと思いました。
10/26 02:27

LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火- のレビュー 

生々しい感情がぶつかり合うシーンも多く、
まさにリアルなドキュメンタリー映画でした。
よくこのプロジェクトを最初の段階から映像に記録しておいてくれたなと思います。

逆に言うと、
企画の初期段階から映像に残す判断をされるぐらいの知恵と実行力を持った方々だからこそ、
これだけ困難なプロジェクトを実現まで持って行くことが出来たのだとも思います。

プロジェクト企画する立場にある方には、
ぜひ一度見て頂けたら、勇気とやる気が沸き上がってくる映画だと思います。
もちろん、普通に映画として見ても感動的でした。
10/26 02:09

ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~ のレビュー 

この映画の1つのキーワードは、
『消費者』であることから脱することだと感じた。

第三世界の生産者の劣悪な生活環境を見ると、
これほどまでに酷いのかと衝撃を受ける。

けれどもその一方で、
私たち自身もその現状を作り出している資本主義のピラミッドの中に、
しっかりと組み込まれている。

日々あくせく働いても幸福感を得られなかったり、
慢性的な生活の苦しさから抜け出せないと感じるのは、
第三世界の人々を苦しめているピラミッドのいくつか上の階層に、
自分たちもしっかり入ってしまっているからだろう。

その資本主義のピラミッドの中から飛び出すことが、
…つまり『消費者』であることを止めることが、
世界の現状を変える1つの大きな手段だと気付かされた。

この映画は非常に内容が充実していて、素晴らしい映画だった。
先進国で生きる私たちは、人生で一度は見ておくべきだと思う。