たった30分の映画。けど、これが実に潔くていい。 映画の中身は、修理市場みたいなところに集まって、知っている人も見知らぬ人も、思い入れのある道具や服や機械を直して、笑顔になっていく。時には直せない。直せるようには作られていないものが多い。私も昨日バリカンが壊れたので直そうとしたら、部品そのものが腐るようにできてて、直らない。バッテリーも元気なのに、綺麗なのに直せない。なんだか「もったいない」し、心がなんとなく「寂しい」。 修理人と呼ばれる人々が楽しそうだ。みんなの寂しいに寄り添い、解決してくれる。早速、似たようなものができないか、考えてみたい。そう、自分の街だってリペアしちゃおう。これまでCinemoで17回上映してきたけれど、一番良かったかもしれない。
⭐︎⭐︎⭐︎の名作! 主張したくなる「シリア、難民、平和」よりも、一人一人の人生がそれぞれ描かれた、 立体的な名作です! 主人公は内戦で、後少しというところで医者になれず、 夢を追いかけている。お父さんはシリア1のチョコレート職人。 二人揃って、自分の夢を持っている。 私も長男で田舎の生まれ。 親に反発したくなる主人公の気持ちも、そして 家族で一緒にチョコを通じて頑張って行きたい、そんな 両親の思いもわからぬわけではない。 けれども、主人公は医者という夢を諦めず、ずっと 足掻き続けている。その姿は私にとっては痛いほど 共感できるものがある。 とネタバレ覚悟で書きたいけれどもw とにかく重たいテーマは背景に押し留められて、 実に家族と起業に奮闘する様子がきちんと描かれている。 葛藤シーンでは、母親、妹、父親から主人公は結構キツい 言葉を投げかけられる。日本人からすると、ちょっと 「それは厳しすぎる」感じがして、ちょっと温度差感じる場面も。。。 しかし、脇役のカナダの皆さんがとってもいい人。 みていただいたら、わかると思いますが、家族をずっと応援する フランク。彼の人柄の良さと言ったら、もう。 さすが四十もの賞を取っただけの作品だと思います。 ぜひお勧めします!
リペアカフェ のレビュー
映画の中身は、修理市場みたいなところに集まって、知っている人も見知らぬ人も、思い入れのある道具や服や機械を直して、笑顔になっていく。時には直せない。直せるようには作られていないものが多い。私も昨日バリカンが壊れたので直そうとしたら、部品そのものが腐るようにできてて、直らない。バッテリーも元気なのに、綺麗なのに直せない。なんだか「もったいない」し、心がなんとなく「寂しい」。
修理人と呼ばれる人々が楽しそうだ。みんなの寂しいに寄り添い、解決してくれる。早速、似たようなものができないか、考えてみたい。そう、自分の街だってリペアしちゃおう。これまでCinemoで17回上映してきたけれど、一番良かったかもしれない。