そして、劣等感を背景に、欧米諸国の様々な文化を途上国に売りつける。
私たちの社会は、以前に比べて間違いなく裕福になった。
しかし、裕福なのに幸せではない。
このメッセージが心に重く響きました。
私たちが幸せになるためには、いったい何が必要なのでしょうか。
経済成長がすべてを解決すると、国の指導者たちは語ります。
しかし、それが正しくないことは、すでに私たちの多くが気づいています。
GDPを追い求めても、私たちは幸せになれないのです。
私たちの暮らしが土地に根差していた頃、そこには失業も飢餓もありませんでした。
グローバリゼーションという大量生産&大量消費のシステムが、様々な課題を生んでいるのです。
グローバルからローカルへのシフトチェンジ。
まちの本屋の実例がとてもわかりやすく示してくれました。
ローカルに根差した本屋では45%が地域に残ったのに、グローバルな本屋ではわずかに13%でした。
ローカルを大切にすることで、そこに暮らす人々の顔が見えてきます。
グローバリゼーションではなかった「社会の一員」として認められるのです。
もしかしたら、この地域への帰属意識が、私たちの幸せと深く結びついているのかもしれません。
現在、ウナギネマでは、新規会員募集中です。
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次回のウナギネマは6月4日(土)『ザ・ニュー・ブリード』
"私たちは社会課題を解決するアメリカ、ミレニアル世代の社会起業家"
貧困や環境破壊などの問題解決のために事業を行う、新時代の社会起業家たちの挑戦を追ったドキュメンタリーです。
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ラダックの急変では、ローカル経済で完結していた地域が突如としてグローバル経済の波に飲まれる恐ろしさがわかります。グローバル経済の8つの問題では、我々の生活がいかにグローバル経済と密接にかかわっているか、そして不安を感じるような仕組みになっているかがわかりやすく説明されています。
そしてローカル経済の実例。ここからは明るく希望に満ちた実例がたくさんあり、自分に何ができるだろうかと色々と考えることができました。