戦火のランナー
ジャンル
平和 人権 その他 時間 88分
製作年2020年
監督 ビル・ギャラガー
8歳の頃、グオル・マリアルはスーダン内戦を生き延びるために走って逃げた。
走り続け、一時は“国のない男”と呼ばれた彼には栄光の舞台が待っていた─ ─
力強く感動的な実話に心をさらわれる! ── ハリウッド・リポーター誌
「出来ないから嘆くのではなく、出来ない中で何が出来るかを考え、一歩を踏み出すことが未来を大きく変えるという大切なメッセージが胸に刻まれました。」
── 高橋尚子(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)
「逃げて生き延びるために走り、みんなに希望を与えるために走る。スポーツというにはあまりにも切実な走る理由。
やっぱりオリンピックは平和の祭典でなければいけないんだと強く思わされる。」
── 為末大(Deportare Partners代表/元陸上選手)
他、感動のコメント多数! https://unitedpeople.jp/runner/rv
文部科学省選定作品:
学校教育教材 中学校生徒向き 社会
学校教育教材 高等学校生徒向き 公民
社会教育(教材) 青年向き 国際性(国際理解・平和)
社会教育(教材) 成人向き 国際性(国際理解・平和)
(2021年6月2日選定)
©Bill Gallagher
About the film
戦争の続くスーダンはどこもが戦場で、子どもはさらわれ、家は燃やされていた。
8歳のグオル・マリアルの命を守るために、両親は苦悩の末、彼を村からたった一人で逃がすことにした。戦場をさまよい歩くグオルはやがて武装勢力に捕まってしまう。“逃げよう”。彼は夜明け前、走って逃げることに成功する。幸運にも難民キャンプで保護された彼は、アメリカへ移民するチケットを手にする。“もう逃げなくていい”。高校に入学した彼は、走ると他を圧倒。初めて走ったマラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。まるで走ることが彼の運命だったかのように──。しかし、南スーダンが建国されたのはロンドン五輪開催の一年前。国内オリンピック委員会がなく、代表する国がなかった。出場が危ぶまれたが奇跡が起こる。国際オリンピック委員会(IOC)が“国のない男”といわれた彼の個人参加選手としての出場を認めたのだ。そして彼は、祖国南スーダンの人々の期待を背負い走り、完走する。不屈の精神で走り続けるグオルの人生に感動せずにはいられない感涙のドキュメンタリー。
More info
難民からオリンピック選手になったグオルは次世代のためにも走り続ける。
「このままでは目の前で息子が死んでしまう。」戦争の続くスーダンはどこもが戦場で、子どもはさらわれ、家は燃やされていた。8歳のグオル・マリアルの命を守るために、両親は苦悩の末、彼を村からたった一人で逃がすことにした。戦場をさまよい歩くグオルはやがて武装勢力に捕まってしまう。“逃げよう”。彼は夜明け前、走って逃げることに成功する。その後4年間、スーダン南部を放浪する。幸運にも難民キャンプで保護された彼は、16歳でアメリカへ移民するチケットを手にする。飛行機に乗るのも初めてだった。“もう逃げなくていい”。新しい人生の始まりだった。高校に入学した彼は陸上部で走ると他を圧倒。その後、初めて走ったマラソンで2012年ロンドン五輪出場条件タイムをクリアしてしまう。まるで走ることが彼の運命だったかのように──。
"この奇跡を僕だけではなく君たちにも経験してほしい"
オリンピックで走る資格を得たものの、南スーダンが建国されたのはロンドン五輪開催の一年前。国内オリンピック委員会がなく、代表する国がなかった。出場は困難に思われたが開催直前に奇跡が起こる。国際オリンピック委員会(IOC)が“国のない男”といわれた28歳の彼の個人参加選手としての出場を大会直前に認めたのだ。かつては逃げるために走っていた彼は、祖国南スーダンの人々の期待を背負い走り、完走する。その後、アメリカの市民権を取得した彼は、20年ぶりに両親との感動の再会を果たし、次の目標に向かって走り続けていく。不屈の精神で走り続けるグオルの人生に感動せずにはいられない感涙のドキュメンタリー。
文部科学省選定作品:
学校教育教材 中学校生徒向き 社会
学校教育教材 高等学校生徒向き 公民
社会教育(教材) 青年向き 国際性(国際理解・平和)
社会教育(教材) 成人向き 国際性(国際理解・平和)
(2021年6月2日選定)
Data
| 原題 |
Runner |
製作年 |
2020年 |
| 製作国 |
アメリカ |
制作 |
|
| 配給 |
ユナイテッドピープル |
時間 |
88分 |
Cast & Staff
| 監督 |
ビル・ギャラガー |
製作総指揮 |
ジェイ・ナライン、リンジー・ナライン |
| プロデューサー |
ビル・ギャラガー |
原作 |
|
| 脚本 |
ビル・ギャラガー、エリック・ダニエル・メッツガー |
音楽 |
エドゥアルド・アラム |
| 撮影 |
ニッキー・ブラムリー、ピーター・グメ、ジェイコブ・ベンジャミン・アテニー |
編集 |
ビル・ギャラガー、エリック・ダニエル・メッツガー |
| キャスト |
グオル・マディング・マケア(グオル・マリアル)、ラスティ・コフリン、コーリー・イーメルス、ブラッド・プア他
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上映者の声
上映会を主催された方の声を紹介します
さまざまな意見が飛び交った東京オリンピック。大会が終わってすぐなだけ、この映画を重要性を知ったように思います。難民のスポーツ活動について、オリンピック自体の意味について、いろんなことが頭を過ぎる作品でした。
連日のように、ニュースでオリンピックについて報道されていました。単に競技のことだけでなく、国が犯した問題や、そこで犠牲となって出場できなかった選手もいたのではないでしょうか。この映画では、スポーツの在り方、オリンピック選手の存在の大きさについて問われているように思います。
上映後の意見交換会では、参加者のみなさんが東京オリンピックのことはもちろん、南スーダンについても、難民についての思いを話してくださいました。思うことはあれども、なかなか話すきっかけがなかったりする方もおられたのではないかと思います。
戦火のランナーが、見る人の気持ちを動かし、意見をいう場を作ってくれたのではないかと思います。これも映画の力なのでしょうか・・・
グオルさんのライフストーリーを中心としながらも、社会情勢と難民をとりまく状況、オリンピックでの政治的な問題など、今なお国際社会で課題となっているあらゆるテーマについてディスカッションできるような、そんな映画でした。
オリンピックの開催に合わせるわけではないですが、定期的にいろんな人と観て議論したい作品です。