種子法の改正などで、少しだけスポットを浴びることになった「タネ」の問題。
ひまわりのように、種をそのまま食べることもあれば、スイカのように吐き出すこともあり。僕たちの日常生活において、「タネ」の重要性についてあまり語られることも意識することもありません。
しかし、一度途絶えると二度と復元できないもの、それがタネです。コロナ禍で日常生活の見直しが進む中、自分で畑や田んぼをやってみようという人も増えていますが、タネの扱いを企業や政府に押さえられてしまっては、田畑に好きなタネを播くことも自由にできなくなります。
この映画は、そんな身近なところから考えていきたい「タネ」にまつわるお話です。
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山小屋シネマvol.31
『SEED〜生命の糧』
2016年／アメリカ／94分
私たちの命そのものというべき種は、1万2千年以上もの間、世界中の人々によって大切に受け継がれてきた。しかし、驚くべきことに20世紀中に野菜の種子の実に94％がすでに消滅。気候変動や、世界の種子市場を多国籍企業が独占するようになったことが大きな要因だ。市場には遺伝子組換え作物（GMO）が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌年蒔くことが禁止されるようになった。結果、古くからの農業の伝統が途絶え、人類史上最も早いペースで種子の多様性が失われている。
在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、世界中の種の守り人、シードキーパーたちが挑戦を続けている。トウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民たち。人類の終末に備え、最大300万種の種を貯蔵できる永久凍土にあるシードバンクに種子を保存する人々。南米やアフリカなど世界中で種を収集する植物探究者たち。様々な事例や著名な活動家たちと、種子の多様性を守る方法を探る94分間。
●予告編
https://youtu.be/n99c4AQTxuE
◯2020年10月3日(土)　19:30〜開始
◯参加費：1,300円（１ドリンク付き）
◯会場：カフェコズム（ひえつきの里キャンプ場内）
https://goo.gl/maps/BYzoM5mpitq49wydA
＊終了後、お互いの感想を元に交流するシェア会あり
＊酒類の販売あり。飲食物の持込OK。
＊併設のコテージに宿泊OK→シネマ割で税込1,100円／人
（要事前予約）
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◆今後の予定
・10/10(土)　19:30〜
山小屋シネマvol.32『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』
https://www.cinemo.info/56m
・10/24(土)　19:30〜
山小屋シネマvol.33『難民キャンプで暮らしてみたら』
https://www.cinemo.info/81m
・10/31(土)　19:30〜
山小屋シネマvol.34『グリーン・ライ〜エコの嘘〜』
https://www.cinemo.info/82m