タイトルに「ふたつの正義」とありますが、まさにその通り。
捕鯨擁護派と反対派が、それぞれの「正義」を主張して一歩も譲らない。
「いつまでも平行線で交わることはない」との言葉がありましたが、そもそも交わることを目指していません。
「正しさ」は、常に敵を作るように私は思っています。
すべての争い、すべての戦争は、当事者からすれば「正しさ」の結果なのです。
作中の話し合いも、どちらの方が正しいか、どうやれば相手を屈服させられるかが目的で、それ以上のものではありませんでした。
これを見ていて、私は、日本の政治もまったく同じだと感じました。
それぞれが自分の主張を繰り返すだけで、議論は平行線、最後には数の論理で押し通す。
政治は勝ち負けではないはずなのに。
捕鯨の問題でも、日本の政治でも、足りないのは「対話」。
対話の基本は、相手の主張を傾聴し、自分との接点を探ること。
相手の言うことを聞かず、自分の主張だけを突き通すのは、対話とは言えません。
太地町も日本も、対話によって未来が築かれていってほしいものです。
次回は9/22火曜〜9/24木曜、『草間彌生∞INFINITY』を上映します。
60年代のニューヨーク。
女性芸術家が単独で個展を開くことが不可能とされた時代、草間彌生は苦境の中でも創作活動を続け、不可能を可能に変えていく。
これは天才芸術家の。そして1人の女性のパワフルでドラマティックな人生が詰まった感動のドキュメンタリー。
8月14日にお亡くなりになった草間彌生さんを偲んで上映いたします。
詳細はこちら
http://unaginema.com/2026/08/27/2026ウナギネマvol-9『草間彌生∞infinity』/
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