今、まさにリアルな戦争に巻き込まれている、ガザ家族の生々しい映像に、誰もが深く深く考えさせられました。
シェア会では、答えのない重い深刻な映画は、みんなで観て、みんなで共有して出てくる想いをアウトプット出来るのは、とてもいいねと
熱い話しがたくさん出ました。
みんなのいろんな意見、話しを聞けたことが、また更に深く柔軟にしてくれ、最後はやはり、みんな愛でしか平和にはなれないねとなりました。
娘が無差別的に殺された直後、あの状況で、パレスチナとの共存を訴えられるだろうか?
爆弾を受け怪我をした後、相手を憎む?と聞かれて、ん?誰を?と言えるだろうか?
いったいその人類に対する愛の深さ…それって、どうしたらみんな愛に気付いたり、深まったり、本当の愛について考えたりするんだろう。
ぐるぐるぐるぐる考えていたら、やはり憎しみも愛も、両方とも知ることでした。
体験して経験して感じて知ること。
今生きているのが、当たり前では無いという事、笑って食べている事は幸せなこと、自分は周りのありとあらゆる者から愛されて育ってきたということ。それらは、愛とは反対の苦しみ憎しみ悲しみを経験して知ることで、何が本当に大切なのかを初めて考えて気づくのではないかな。
日本は、原爆戦争の痛みも悲惨さも憎しみも経験したからこそ、愛の深さ命の尊さを知っているのだろうと思います。
日本人は、産まれた時から先祖のやってきたこと、戦争の憎しみ苦しみ悲惨さがDNAに刻み込まれている。そんな氣がしています。
そんな大きな経験をしてきた日本人は、愛の深さも知っていて、その愛で、自分の周りの人から日本中、世界中へと包み広がり、愛で戦争が終わる事を願うというか、確信しています。
ユナイテッドピープルの皆さんとも、いつかお会いして、愛のシェア会をやりたいと思っています。ありがとうございました!















「この映画は、大切な人々を一瞬にして奪われ、泣き叫びながら「それでも」と立ち上がる一人の男性の軌跡です。その苦しみと信念に満ちた幾年がガザの外の人々に共有され、映画館の座席で追体験させてもらえることに、まず感謝したいと思います。 言葉では出てきても、なかなか形にはならない「平和」。いつかそれが実現されるとき、誰のためにどんな姿をしているべきなのか、改めてこの映画は考えさせてくれます。「それでも私は」と、一緒に立ち向かいませんか。」
並木麻衣日本国際ボランティアセンター(JVC)元職員/現ボランティア
「アナタは言えますか?
家族を殺され、同胞が殺されていく現実を
お墓すら作れない
遺体すら見つからない
犠牲になった人々は
亡くなった後も
天井のない牢獄の中に押し込めている
「全ての人のために “あの悲劇をプラスに変える”」
言えますか?
家族を殺されても
アナタは平和を願えますか?」
全文 https://unitedpeople.jp/ishall/cmt_shl
サヘル・ローズ俳優・タレント
「今、ガザで起こっている悲劇に対して私たちは何ができるのか?
私は迷わず、この映画を観ること、そして、多くの人に観てもらうことだと言える。なぜなら、この映画は何が今ガザで起こっているかを明確に教えてくれるからだ。
ガザでの悲劇は2023年の10月7日に始まったことではない。それは70年以上前からパレスチナで続いてきた悲劇と憎しみの連鎖の劇的拡大だ。
2009年1月、ガザのジャバリヤキャンプでイゼルディン医師は3人の娘と姪を同時に失う。しかし、恐ろしいことに今のガザではそれさえもありふれたことになってしまおうとしている。
しかし、決してありふれてはいなかったこと、それは彼がその悲劇に見舞われた後も「私は憎まない」という意思を掲げ続けたことである。それは「私は殺さない。あなたも殺すな」という意思の表明ではないか。そして、それこそが「共存」を可能にする人間の意志なのだと思う。」
吉岡達也ピースボート 創設メンバー・共同代表
「生命と平和の重さに気づかせてくれる映画
イスラエルによる2009年のガザ攻撃で娘三人と姪を自宅への砲撃で失ったアブラエーシュ医師は、イスラエル国家の謝罪を求めて裁判を起こし、最高裁まで争った。裁判所は最後まで国の責任を認めないが、娘たちの死を無駄にしてはならない法廷で闘う父親の必死の思いが、一方でイスラエルとパレスチナの平和を実現しようとする活動とつながっていることが納得できる。それはガザの難民キャンプに住みながら、イスラエルの病院でも働き、人間の誕生に立ち会ってきた産婦人科医としての信念でもあるだろう。いま、ガザで何万という民間人、子供たち、女性たちが虫けらのように殺されていく中で、生命と平和の重みに気づかせてくれる映画である。」
川上泰徳中東ジャーナリスト
「ガザの日常、家族の日常。あまりにも残酷に、国際法違反を臆面なく犯す国家や勢力。アブラエーシュ博士の生きざまに限りない尊敬、そして希望を見出す。」
土井香苗国際人権弁護士
一覧 https://unitedpeople.jp/ishall/rv