アリ地獄のような街

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アリ地獄のような街

ジャンル 人権  口コミ数 2件 時間 79分 製作年2009年  監督 シュボシシュ・ロイ(エクマットラ代表)
review!
2

経済成長が続くバングラデシュで取り残されていくストリートチルドレンの現実を描いた映画。現地でストリートチルドレン支援活動を続けるNGOエクマットラが製作。バングラデシュの負の一面を知ることができる作品です。

「観終わっても出口のないやりきれなさ。そしてこの怒り。
金を出せば何でも手に入れられる日本人に、最貧国バングラデシュが
今なぜこの映画を作らなければならなかったのか、そのわけを理解できるだろうか。」
福留 功男 (フリーアナウンサー)

Screening Information

2017/11/10
[ 京都府 ] リバーサイドシネマ「ムサクイ・セレクション」
2017/11/08
[ 京都府 ] リバーサイドシネマ「ムサクイ・セレクション」

市民上映会 開催者募集

News

Synopsis

大都市ダッカの闇。子どもがアリ地獄に飲み込まれていくリアルストーリー。

バングラデシュでストリートチルドレンの保護活動を行うNGO、エクマットラが4年間温め続けてきた映画「アリ地獄のような街」(バングラデシュでの題名:Je Shohor Chorabali)が完成しました。

エクマットラでは青空教室やシェルターホーム、ハルアガットのセンターなど子どもたちに対する活動を行っています。
そしてエクマットラの活動のもう一つの大きな柱がバングラデシュの一般市民に対する啓発活動です。

いくら子どもたちがチャンスをつかんでも、それを取り巻く環境、大人達が変わらなければその子どもたちの変化は十分に生かしきれないとエクマットラは考えています。気が遠くなるような格差が存在するバングラデシュにおいて、その格差は経済的なものだけでなく、実は意識的な部分が大きく、バングラデシュの一般市民自身に啓発活動を行い、自分たちの足元を見直すきっかけをつくることは、子どもたちに対する活動を行う上で必要不可欠なのです。今現在、多くのバングラデシュ国民は自国の問題を自分自身の問題として考えていないのが現実であり、そのためにこれまで活動紹介や国内諸問題を取り扱った映像をいくつか制作し、それを媒介として一般市民にバングラデシュに存在する問題は自国の、自分たちの問題という意識を持ってもらうべく活動を行ってきましたが、その集大成ともいえるのがこの「アリ地獄のような街」なのです。

■映画の収益はストリートチルドレン職業訓練センター建設費に

映画監督のシュボシシュ・ロイは、バングラデシュでストリートチルドレン保護活動を行うNGO、エクマットラの代表です。この映画は、ダッカで路上生活する子ども達の悲惨で辛い現実を伝えると共に、収益はストリートチルドレンのための職業訓練センター「エクマットラアカデミー」の建設資金となります。※自主上映会主催料金の半額がエクマットラへの寄付となります。

Story

バングラディッシュのストリートチルドレンの現実を描いた映画
大都市ダッカの闇。子どもがアリ地獄に飲み込まれていくリアルストーリー。

農村での生活を捨て、生き延びるための僅かなお金を握りしめ、大都会ダッカへ足を踏み入れた少年ラジュ。そこでラジュはダッカの路上で暮らすストリートチルドレンなどと知り合っていき、彼らの元締めであるイアシンという男のもとに連れて行かれる。イアシンはダッカの暗闇を象徴するような男であり、子ども達を使って様々な違法な商売に関与している。ラジュも自分がしている悪事に気づかないまま、イアシンの手先になっていってしまう。一方、路上に捨てられた少女ククもイアシンの餌食となり、ダッカの闇の生活に落ちていってしまう。
この物語は、蟻地獄のように引き寄せられ、決して逃れることのできない、ダッカの現実の姿を描いた映画である。

Data

原題 Je Shohor Chorabali 製作年 2009年
製作国 バングラデシュ 制作 エクマットラ
配給 ユナイテッドピープル 時間 79分

Cast & Staff

監督 シュボシシュ・ロイ(エクマットラ代表) 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト ラジュ

Review(2)

14/05/13 12:28

うっちー さんのレビュー
学び 泣ける
出演しているのは、実際のストリートチルドレンの子供たちだそうです。
あまりの過酷な人生にやりようのない気持ちになりますが、そこに日本人として真摯に取り組み続けている渡辺大樹さんはじめ様々な方々を非常にリスペクトしますし、微力でも自分のできることをやっていきたい。そんなことを改めて胸に刻む映画でした。

16/01/04 12:15

渡部建具店 さんのレビュー
学び
小さな映画館、新年一回目の上映作品は「アリ地獄のような街」だったのですが、
お客さんはゼロでした。

この映画にハッピーエンドなんてものは用意されておらず、
映し出される現実が重くのしかかります。

別の映画「サバイビング・プログレス」を見た人が、悲しいという感想を言ってくれました。
虚無感を感じたそうです。
アリ地獄のような街は、絶望を感じさせてくれます。
現地に住んでいる人が絶望だけを抱いているわけではないことも、映画が描いているものがバングラディシュの一面でしかないことも承知です。
しかし、映画が描いている現実は、アリ地獄のような街の片鱗を手に取るように感じさせてくれます。

映画「ザ・トゥルー・コスト」は安い服を手に入れられる裏側を描くことで、
私たちがどっぷり浸かっている経済の流れを上手く描写していました。
その経済構造の最底辺の一部を描いているのが本作かと思います。

私たちがどういう社会構造の上に立ち日々の利便さを享受しているのか省みませんか。
ゴミのように扱われる子どもたちや女性をみることで自分の立っているところを知って一緒に絶望しましょう。

しかし、ただただ重く突き刺さる現実を前に、自分の役割を探し実行している若い日本人がいます。
それがこの映画を制作したNGOエクマットラの創設者の一人である渡辺大樹さんです。
渡辺さんがどういった想いでエクマットラを創設し、この映画を作られたのか、
動画の中で語られていますので是非ご覧になってください。

http://youtu.be/mNejSnaR4Ow
http://youtu.be/9wiG-cR27JA

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