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ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―

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監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ
監督:吉村瞳

ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―

ジャンル 環境 政治経済 伝統文化 生活医療
時間 52分 製作年2013年  監督 ニコス・ダヤンダス

お金も物も僅かなこの島には 老いることを忘れた老人たちが 活き活きと暮らしているらしい。

長寿で有名なギリシャの離島、イカリア島へ経済危機で希望を失った若者たちが移住した。 大都会から離島に移住し、人生を再出発した若者たちのドキュメンタリー。

「新しい時代の懐かしいキーワードを発見できる映画だ。」
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト)

「島の人々の一言一言には計り知れない学びと発見がある。」
食環境ジャーナリスト 金丸弘美

Screening Information

2024/04/26
[ 福島県 ] 第9回ふたばCINEMO「ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―」

上映会 開催者募集

(c)ANEMON

About the film

ギリシャの離島、イカリア島。この島の住人は世界のどこよりも長生きで幸せと言われている。
都会から移住した若者たちが島の老人たちから人生を楽しむコツを学んでいく。

ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希望を失った「ロストジェネレーション」と呼ばれる若者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎を目指して移住した。

IT関連の仕事をしていた35歳のトドリスも彼女のアナとギリシャの離島でどこかミステリアスな島、イカリア島に移住した。自給自足的で経済危機とは無縁なイカリア島で彼らは飛び切り元気で長寿な老人たちと出会い、人生を楽しむコツを学んでいくが・・・

More info

ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希望を失った「ロストジェネレーション」と呼ばれる若者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎を目指して移住。人生を再出発させようと行動を始めていた。

IT関連の仕事をしていた35歳のトドリスも、不況で治安も悪化した大都市アテネが故郷とは思えなくなり彼女のアナと、どこかミステリアスなギリシャの離島、イカリア島に移住することになる。イカリア島は長寿で有名な島で、人々は幸せに暮らしているという。イカリア島の暮らしは都市生活とは全くことなり自給自足的。トドリスは畑付きの家を買い、畑を始め、島の生活に馴染もうとするが…

監督のニコス・ダヤンダスも自らイカリア島に暮らしながら、新たな生活を始めたばかりのトドリスやアナの悩みや学びを追いかけ、どんな社会状況であろうと長寿で幸せに生きるイカリア島の老人たちの幸せの秘密迫っていく。

Data

原題 LITTLE LAND 製作年 2013年
製作国 ギリシャ 制作 ANEMON
配給 ユナイテッドピープル 時間 52分

Cast & Staff

監督 ニコス・ダヤンダス 製作総指揮
プロデューサー レア・アポストリデス、ユーリ・アヴェロフ 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
達観した高齢者の金言
からびなシネマ 2024年03月20日
 若者たちが貧しくとも幸せで長寿な高齢者が多いギリシャの島への移住を描いているこの作品は心に響く様々なテーマを掘り下げています。中でも「足るを知る」ことの重要性が感じられました。島の高齢者たちは達観しており、深い叡智を持つ彼らの言葉は心に染み入ります。

 上映後、参加者たちと感想を分かち合いましたが、特に「都会から地方への移住」というテーマで盛り上がりました。
日本国内でも移住に伴う様々な問題が報じられる中、この作品は地方への移住の魅力と課題を見事に描き出しており、多くの示唆を与えてくれました。

株式会社アドイシグロ 2024年03月10日
感想をシェアしました。
印象的だったポイントや感想として、以下のような内容が挙げられました。
・対照的な都市と島で「幸せ」とは何か?考えさせられた。
・物が少ない中で生きるためには物よりも人とのつながりが大切なことなのかと感じた。
・ふつうは一つの仕事だけど色々なことをしているのがすごい。
・健康だと長生きできると思っていたが、そうではなく、自分の幸せが何かを分かっていることが長生きにつながるのだと思う。
・今の時代「助け合い」が大切。助け合うことで幸福度を味わえるのだと思う。
・畑など自給自足は大変だけど自分には向いている。子育て中だがoneオペの育児は大変。この島みたいに色々な世代で助けあれば、親も子供も幸せ。
・必要最小限というのは難しい。


さまざまな感想と意見を交換できて、幸せについて一緒に考えられた映画でした
つながる図書館 2023年07月29日
3回上映したのですが、参加したメンバーが違うと、出てくる感想も幸せについての話も違って、とても面白い対話の場になりました。移住組じゃない島の若い人たちは、どんなことを考えているのかな?とか、今、彼らはイカリア島でどう暮らしているんだろうね、など映画の後のことを知りたい声も出ました。

また来月も来るね、と帰られた方多数。映画の上映会によって、新たなつながるチャンスが生まれていることに感謝します。

下川すまっこシネマ 2023.7月上映会 「ハッピー・リトル・アイランド」
下川りくらしネット 2023年07月22日
どちらの映画も約60分ということで、
「コペンハーゲンに山を」と
「ハッピー・リトルアイランド」の2本立てで開催しました。

国も年代も手段も違うけれど、どちらの作品も、明るい未来を思い描く人々が、それぞれの置かれている状況や文化の中で、それぞれのコミュニティー形成されていく、その対比を興味深く観ることができました。

<参加者の感想>-----------------
2つとも興味深く、今の下川にマッチした映画でした。
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環境を変えるのは、先ず自分の考えを変える事と思いました。
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ゴミ焼却場のデザインを公募するって発想が日本にはないよなぁと思います。特に地方はコストコストコスト…初期投資の大きさばかりに目がいって、安いけどムダの多い施設になりがち。
蜂を飼いたいです。
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どちらも、「大人な社会」を感じました。
「ジャストラ研究会」にも参考になると思いました。
あと、2本目は「移住ブーム」「田舎暮らし」のなかて移住を考える人に見て欲しいなぁと思いました。
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コペンハーゲンに山をは、色々な葛藤とチャレンジを描いていて、ジャストラ視察報告会でみたものの奥が見えてよかった!ハッピーリトルアイランド、年配者たちの生きる姿勢に感じ入りました。これから世界中の人たちの生きる見本になるような生き方なんだなと。
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アテネの今が日本の未来に見えて不安になった。イカリア島に行きたくなった。
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必要最低限で満足するとの言葉が、心にしみました。
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①ごみの処理と発電が同時にできれば問題解決につなげられそうだと思いました。
②田舎暮らしの理想と現実のことがわかりやすかった。
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色々考える内容だった。
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『コペンハーゲンに山を』は、もっとゴミ処理場のサステナブルな側面を紹介していると思っていたのですが、見た目とスキー場と予算の話がメインで、夏でもスキーをできるようにするためプラ系を使っているように見えて、マイクロプラスチック出しまくりでは?とサステナブルな側面から疑問を持ちました。
その後、偶然モエレ沼公園の情報を見て、ゴミ処理場つながりという点で北海道にも事例があったんだなとあらためて気づきました。
https://moerenumapark.jp/environment/
『ハッピー・リトル・アイランド』は、地域おこし系の優良事例紹介とは違って、簡単に感想をまとめられない、映画的な映画で味わい深い作品でした。
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