お金も物も僅かなこの島には 老いることを忘れた老人たちが 活き活きと暮らしているらしい。
長寿で有名なギリシャの離島、イカリア島へ経済危機で希望を失った若者たちが移住した。 大都会から離島に移住し、人生を再出発した若者たちのドキュメンタリー。
「新しい時代の懐かしいキーワードを発見できる映画だ。」
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト)
「島の人々の一言一言には計り知れない学びと発見がある。」
食環境ジャーナリスト 金丸弘美
News
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(c)ANEMON
About the film
ギリシャの離島、イカリア島。この島の住人は世界のどこよりも長生きで幸せと言われている。
都会から移住した若者たちが島の老人たちから人生を楽しむコツを学んでいく。
ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希望を失った「ロストジェネレーション」と呼ばれる若者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎を目指して移住した。
IT関連の仕事をしていた35歳のトドリスも彼女のアナとギリシャの離島でどこかミステリアスな島、イカリア島に移住した。自給自足的で経済危機とは無縁なイカリア島で彼らは飛び切り元気で長寿な老人たちと出会い、人生を楽しむコツを学んでいくが・・・
More info
ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希望を失った「ロストジェネレーション」と呼ばれる若者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎を目指して移住。人生を再出発させようと行動を始めていた。
IT関連の仕事をしていた35歳のトドリスも、不況で治安も悪化した大都市アテネが故郷とは思えなくなり彼女のアナと、どこかミステリアスなギリシャの離島、イカリア島に移住することになる。イカリア島は長寿で有名な島で、人々は幸せに暮らしているという。イカリア島の暮らしは都市生活とは全くことなり自給自足的。トドリスは畑付きの家を買い、畑を始め、島の生活に馴染もうとするが…
監督のニコス・ダヤンダスも自らイカリア島に暮らしながら、新たな生活を始めたばかりのトドリスやアナの悩みや学びを追いかけ、どんな社会状況であろうと長寿で幸せに生きるイカリア島の老人たちの幸せの秘密迫っていく。
Data
| 原題 | LITTLE LAND | 製作年 | 2013年 |
|---|---|---|---|
| 製作国 | ギリシャ | 制作 | ANEMON |
| 配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 52分 |
Cast & Staff
| 監督 | ニコス・ダヤンダス | 製作総指揮 | |
|---|---|---|---|
| プロデューサー | レア・アポストリデス、ユーリ・アヴェロフ | 原作 | |
| 脚本 | 音楽 | ||
| 撮影 | 編集 | ||
| キャスト | |||
Review(5)
上映者の声
2013年から14年、現在のイカリア島も大きく変化しているのでは・・とおもいつつの映画上映でした。「足るを知る!」
幸せとは・・・
改めて考えてみるよき機会になりました。
感謝!!!
ギリシャの離島、イカリア島に移住した若者を追ったドキュメンタリーです。
経済危機で失業したアテネの若者たち、残った財産を国外移住や投資に使い、これまでのライフスタイルを維持しようとする人が多い中、全財産でイカリア島の家と畑を買い、新しい生き方を探していきます。
感想シェア会で出た感想です。
・将来的に離島に移住を考えているので、移住のリアルな状況や心境が描かれたこの映画はとても参考になった。
・移住したカップルが別れた後もそれぞれ島での暮らしを続けていて、自立していると思った。
・ジャムづくりをしているなど、自分のことを周りに伝えることで、余った果物をもらうというつながりができているのがいいと思った。
・オリーブ摘みなど、一人でやるのではなく、周りに人に協力を求めてやることが大事と感じた。
・HONDAの農作業機が写っていたが、機械を使っていては自給の暮らしにはならず、環境負荷もあるので気になった。
・小さい村だが、若者たちが作った協働組合の提案の承認に時間がかかるのは残念だった。
・島の老人の子ども時代、お金があっても飢饉で店に食料が売っていなくて、母親が畑をやっていたから生き延びられたというエピソードが印象的だった。お金があればなんとかなるとお金を過信しているが、災害時など売り場から食料がなくなることがあるので、お金以外の手段で食料を得る力も必要。
・農業は生きる力になる。小学校でも毎週1時間は農業の時間をとってほしい。
食糧危機、経済危機を経たギリシャ、幸せを見失わずに暮らしているイカリアの人びと、そこでの暮らしを見つけていく若者たちの歩に、自分たちの暮らしを振り返る時間をもらいました。
時代や環境に左右されず、幸せな暮らしを作るエッセンス。
試行錯誤の中にも学びがあります。
農業や小さな仕事を組み合わせることも、暮らしを続けるうえで大事だけど、
人とつながり、自分のことを伝えることも大事だな〜。
男性陣が、村の輪に入るのにハードルを感じる、女性はそのコミュニケーションが上手だよね、って言っていました。
男性にとっての輪の入りにくさは、どこから来るんだろう。
実は今日の参加者はみんな、当日午前中一緒に見沼田んぼで田植えした仲。
ギリシャのオリーブ摘みも、日本の田植えも、1人で抱え込まず、周りに声をかけること。
そこから輪がつながっていく気がします。
参加者の人によって見る視点の違いがあり、感想シェア会でより深まりました。
移住すると言っても、住居や仕事、経済的にも落ち着くまでは時間が必要で、その土地に馴染むのもやはり時間がかかる。都会からイカリア島に移住した若者の姿を通して
その過程を見ることができ、学びが多かった。
参加者からは
「女性と男性では困難への向き合い方が違う気がした」
「上手に人に頼ったり、協力することが大事」
などの声が上がっていた。
女性はよく喋っているがそこで必要な情報を得て
しなやかに生きているように思うし
そうやってバランスをとっているのだと思った。
「欲しいものは手に入らなくても
何が必要かを知っていれば
それはちゃんと手に入る」
それがあれば十分なんだ、と知ることが
心軽く生きる秘訣なんだと改めて学んだ。













