参加者は映画の告知から絶えず申し込みがあり、最終的に49名に。政治や国際情勢にご関心の高いご年配の方が多い印象を受け ました。映画では、コスタリカの平和国家になるまでの歩みが取り上げられ、超大国のア メリカとの対比や外交の様子が描かれていました。日本の教育ではあまり知り得ない中米間の近代史を学ぶことができ、また、コスタリカという国の特徴や国民の 価値観なども感じ取ることができる作品でした。日本を含む世界各国が軍備拡張の流れを組む中、国際法の理解と信頼を維持して生命と人権を尊ぶコスタリカのあり方は、私たちに「このままでいいのか?」と考えさせてくれる機会になったと思います。上映後のトークセッションでは、JICAからつないでいただいた森田奈央子さん(元JICA協力隊員、大学日本語講師、コスタリカを含む諸外国で生活したご経験を持つ)をお招きし、近年まで暮らしたコスタリカの日常や国民性、そして 現在抱えている課題もお話ししていただきました。コスタリカは親日国家であり、誰もが自然を愛し、教育水準が高い国であること。しかしながら、経済的な開発 の非優先性から雇用のミスマッチや経済的格差が目立ち始めていること、地球温暖化による自然災害の激甚化、周辺国からの麻薬密輸組織による犯罪や治安の悪化など、コスタリカにも常に社会課題が存在していることも知ることができました。観客の方々も10年前の映画を見た後で、ちょうど現在までとのギャップを埋めてくれるような森田さんの解説にとても関心を持って聞いてくださっていました。たくさんお話を聞きたいところでしたが、無理を言って短い時間での解説に対応していただき、申し訳なささもありつつ感謝でいっぱいです。JICAを通じて森田さんという素晴らしい講師の方に出会えたご縁に感謝です。【一部参加者からの感想】
・コスタリカ人の晴れやかな笑顔が印象的!健康で幸せな暮らしを全世界の人が当たり前のことなのにそうならないもどかしさ。日本も国際法を信じて欲しい。
・コスタリカに興味があり、今後の課題について詳しく知ることができてよかった。
・コスタリカという国のガンバリを初めて知りました。
・誰もが平和に暮らしていきたいはずなのにその当たり前のことを阻むのはやはりグローバリストなのかと悲しく思った。しかし、それに屈しない勇気あるリーダーが奇跡を起こしてきたのですね。
・平和は何もしないで得られない。平和や人権についての教育が大切。
・日本がコスタリカの国になるにはどうすれば・・・。みんな考えよう。
・世界中がグローバルにのまれ不幸になっている。
・むずかしかった。
・日本もコスタリカのようになって欲しい。
・米国の言いなりに軍事費を増やし、米国から兵器を買う日本。兵器の輸出まで。米国のような国にはしたくないですね。
・世界の国々がきちんと国際法を守り、コスタリカのようになれたら良いのに。
・国連事務総長に拒否権を行使した背景が判った気がした。
・国の平和を考えさせられました。
・日本の自衛隊のあり方や国際法について考えさせられた。
・初めて知ったコスタリカの歴史は、今の日本の問題を考えさせられる時間となりました。本当に大切にすべきことは何か。経済を回すことではないと自分の行動を再考するきっかけとなりました。
・10年で世界の状況が少し変わった(ヨーロッパがおかしくなった)。
・全く無関心だったコスタリカについて初めて注目することができた。
・コスタリカ、幸せな国。増えていけば地球が喜びに溢れる気がした。
・軍を持たず、教育、医療、福祉を充実させるのは素晴らしいと思った。
・非武装中立は良好で日本も進むべき道です。高市総理も鑑賞せよ。
・今の日本を考えさせられた。
・この国のことがよくわかりました。
・軍隊を持たない背景は理解できた。しかし現実は、世界が実現させるための今後のアプローチが不明。提言が欲しい。兵器産業と技術の向上、社会保障と防衛意識・格差改善の取り組みの活動が知りたい。












映画”コスタリカの奇跡”、何度も何度も繰り返して観ました。
1948年には既に軍隊を廃止したコスタリカ。その後、約70年、どのように平和を維持してきたか。
他の国が攻めて来たらどうするの?そして、実際にアメリカが戦争に参加するように求めてきた時に、中立宣言。
軍を開放、中立宣言、簡単ではないけれど、出来る。
戦争反対って言うだけじゃ、何も変わらないけど、平和エネルギーを発信する人の数が増えれば、何か変わるはず。
この映画には問題を平和的に解決するヒントがいっぱい詰まってます。
家族、友達。みんなにコスタリカからの平和の作り方を受け取ってもらいたいです。
映画の中で、女の子が ”コスタリカ人は毎日をあるがままに受け入れて、楽しんで流れに合わせて生きている” と言ったのが印象的でした。
でも、しっかりとした平和主義が若い世代の中にも根付いていて、いざというときにははっきりとNoといえる国。
コスタリカ人はコスタリカ人であることをとても誇りに思っています。そして国民の幸福度世界1。
移住して4年。私もコスタリカのことをどんどん好きになってきています。これからもっとこの国のことを知りたいです。
この映画に出会えた事に感謝です。
Miho Beaux,