
【参加者の感想】
・戦争が遠い昔のことではなく身近に起きている。それを実感させた生々しいフィルムでした。字幕を追うのが大変で、吹き替えだと楽だと感じました。(大統領の生の声を聞けるのは大事な事ですが。)
・命を懸けて制作された映画自体ものすごく大事なことなのですが、あえて異なる論調も交えて対比させることも望みます。その選択を問われている時代だからです。上映後に講師が話されていた具体的な手法(BDS運動など)が最も大切。
・「儲ける企業がある以上戦争はなくならない」ということがよくわかる映画でした。買収された報道のせいで戦争は宗教が原因と信じられていますが、全く違う「儲け」がからんでいることがもっと広まっていく必要があると思いました。
・映画の内容は知らないことが多く難しかった。もっと勉強します。
・ひとつひとつの事件や証言は強烈だったが、戦争に至る全体の流れが全くつかめない。ニュースや現代史に詳しくない者にとってはものすごく不親切な映画と感じた。
・イスラエルの虐殺を見ていて情けなく思っておりましたので、政府のイスラエルに対する態度、対応にしても本当にジェノサイドに加担している日本にあきれ情けないです。
・武器産業の実態がよくわかり、影の力の大きさにガクゼンとするとともに、なぜ人殺しの道具を開発生産することに疑問を持たないのか、普通の人間にはとうてい理解できません。良い企画でした。
・杉原浩司さんに講演会に来ていただけてたいへん感動しました。私の自分の立つ力や生きる力になっています。もはや日本は戦時体制になっていると思います。世界は虐殺・戦争のただなかだと常々思っています。私の意識のある限りできることを行動します。
・字幕を拾うのに苦労したが、世界の武器状況がわかってよかった。死の商人なる言葉が現実に迫って来て本当に怖い。
今、米国は台湾有事を煽っており、日本は巻き込まれそうです。そうなったら死の商人は喜ぶことでしょう。
映画の冒頭と最後に挿入された映像に救われた思いがしました。第一次大戦の硬直した前線でクリスマスに武器を捨て、互いに駆け寄り抱擁しあった兵士達、初めに武器を捨てて敵に身をさらした兵士の勇気を思います。現実の歴史を知ると暗い気持ちになってしまいますが、私はこの兵士の勇気に学びたいです。
この映画は恐怖と不安をあおる者の存在を教えてくれました。煽りにのせられず、冷静になって平和を求めたいです。