感想は、課題の多さ、何も出来ないもどかしさを口にされる方が多い。
【カンヌ コーポレートメディア&TV大賞2020 金賞】
【サンパウロ国際映画祭 2019 観客賞】【レインダンス映画祭 2020 最優秀撮影賞】
アカデミー賞ノミネート『シティ・オブ・ゴッド』
フェルナンド・メイレレス監督製作総指揮作品
マリ出身のミュージシャン、インナ・モジャが音楽で人々をつなぎ、壮大なアフリカン・ドリームの実現のため、気候変動の最前線へと旅する音楽ドキュメンタリー。
【文部科学省特別選定作品 青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)】
「8000kmのアフリカンドリーム。
砂漠化の脅威に、苗木を植え続けることで、立ち向かう。壮大なプランとささやかな行動の繰り返し。その先に見えるのは、希望の未来。
これは、どこか遠い国だけの話ではない。この映画が教えてくれるのは、どんなに小さくてもよい。今こそ、具体的な行動をする「勇気」だ。」
── 鬼丸昌也(認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創設者・理事)
「大国が、国際社会が、どれほどこの地を翻弄し、乾いた大地に響く銃声に耳を塞いできたか――そんな不条理に抗い、自らの「声」を取り戻そうとする人々が、ここにいる。」
── 安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
「環境問題、気候変動は人類が直面している課題。他人事ではなく自ら何が出来るのか。未来を切り開く力は私たちの中にあるはずです。」
── 高橋尚子(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)
▼その他コメントはこちら!
https://unitedpeople.jp/africa/cmt
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©GREAT GREEN WALL, LTD
About the film
アフリカのサヘル地域は、気候変動に直面している地球上で最も脆弱な場所の一つである。気候変動を食い止めるため、2007年、アフリカ大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト、グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)計画が開始された。完成すれば多くの人々の生活を改善する世界的奇跡となるだろう。壮大なアフリカ・ドリームを成功させるため、マリ出身の世界的ミュージシャン、インナ・モジャがアフリカ横断の旅へ。セネガルからエチオピアまでの道中、セネガルのヒップホップの創始者ディディエ・アワディ、マリのブルース・バンドのソンゴイ・ブルースや、ナイジェリアのワジェなどと楽曲を制作し、各地でライブを重ねていく。「紛争で危険にさらされるのは常に女性」だからと、特に女性支援に情熱を燃やす彼女は、紛争孤児の少女たちと出会うなどして、現実の過酷さに衝撃を受けつつも、「夢を信じてほしい」と、夢を抱けるアフリカのためにメッセージを発信していく。
More info
<アフリカのサヘル地域は砂漠化が進む地球上最も脆弱な場所の一つ>
世界平均の1.5倍の速さで気温上昇しているアフリカのサヘル地域は、気候変動に直面している地球上で最も脆弱な場所の一つである。その影響で起こる砂漠化、干ばつなどの深刻な土地劣化や、食糧不足が引き起こす紛争の過激化などにより、生活が脅かされ人々は移民を余儀なくされている。加速する気候変動を食い止めるため、2007年よりアフリカの国々主導により大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト、グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)計画が開始した。完成すれば地球上最大の生きている建造物となり、サヘル地域コミュニティに対し、食糧や経済的機会を提供し、多くの人々の生活を改善する世界的奇跡となるだろう。
<インナ・モジャが音楽でアフリカをつなぎ、人々を勇気づける>
気候変動の問題を解決し、壮大なアフリカ・ドリームを成功させるため、マリ出身の世界的ミュージシャン、インナ・モジャがアフリカ横断の旅へ。セネガルからエチオピアまでの道中、セネガルのヒップホップの創始者ディディエ・アワディ、マリのブルース・バンドのソンゴイ・ブルースや、ナイジェリアのポップスターで紛争の影響を受けている少女や女性を支援するワジェなどと楽曲を制作し、各地でライブを重ねていく。「紛争で危険にさらされるのは常に女性」だからと、特に女性支援に情熱を燃やす彼女は、紛争孤児の少女たちと出会うなどして、現実の過酷さに衝撃を受けつつも、「夢を信じてほしい」と、夢を抱けるアフリカのためにメッセージを発信していく。
文部科学省特別選定作品
青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
(2023年3月7日認定)
Data
原題 | The Great Green Wall | 製作年 | 2019年 |
---|---|---|---|
製作国 | イギリス | 制作 | MAKE WAVES |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 92分 |
Cast & Staff
監督 | ジャレッド・P・スコット | 製作総指揮 | フェルナンド・メイレレス他 |
---|---|---|---|
プロデューサー | サラ・マクドナルド、ジャレッド・P・スコット、ニック・ノース、チャーリー・W・フェルドマン | 原作 | |
脚本 | サラ・マクドナルド、アレクサンダー・アセン | 音楽 | チャーリー・モール |
撮影 | ティム・クラッグ | 編集 | ピラール・リコ |
キャスト | インナ・モジャ ディディエ・アワディ ソンゴイ・ブルース ワジェ、ベティ・G |
Review(0)
上映会主催者の声
感想は、課題の多さ、何も出来ないもどかしさを口にされる方が多い。
以下にアンケートの感想を抜粋します。 「映画館では見逃したので、ここで見られてよかった。希望と現実との対比が強烈。でも最後は希望が勝った気がする」「昨年映画館で観て、もう一度観たいと思って来た。近いうちに自ら上映会をしたいと考えている」「気候変動が深刻な影響を及ぼしていること、闘っている人が大勢いることを学んだ。貴重な機会をありがとうございました」
「たった3℃平均気温が上がったくらいではどうということはない」
確かに1日の中や年間の気温変化の幅からすれば、3℃の変化は小さい方でしょう。
しかし、これは平均気温の話です。
人体に例えたら、体温のようなもの。
体温が3℃上がった時、私たちはどうなってしまうでしょうか。
地球温暖化は気候変動を引き起こし、すでに気候危機の時代になったと言われています。
気象庁は2023年の夏が過去126年で最も暑い夏だったと発表しました。
世界的な猛暑を受けて、国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化」と述べたのは、まだ記憶に新しいところです。
こうした地球環境の変化は、貧しい暮らしをしている人たちに顕著に現れます。
砂漠化が進み、農地を失った人々は生活の場を奪われます。
そこをねらったように台頭するテロ組織からも迫害を受けることに。
サハラ砂漠の南側サヘル地域に植林を進める「グレート・グリーン・ウォール」計画。
全長8000kmにも及ぶ「緑の長城」をつくろうというアフリカンドリームです。
このグレートグリーンウォールは、壮大な未来への希望そのものです。
そして、その背景には、あまりにも過酷なアフリカの現実があります。
あまりにも大きな構想に、現実離れしたものを感じ、距離を置く人々もいます。
しかし、千里の道も一歩からの例え通り、目の前のほんのささいなことを始めることが、この壮大な夢を現実とする唯一の方法です。
この夢を信じて、みんなで手を取り合って頑張ろう。
この思いを、素晴らしい音楽に乗せて広めていく女性ミュージシャンの姿。
彼女は現代に現れたジャンヌダルクなのかもしれません。
次回のウナギネマは3/28(木)〜31(日)の4日間です。
上映作品は『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』。
戦争中も不屈の精神でワインを造り続けたレバノンのワインメーカーたちが語る幸福と生き方論
ワイン界の著名人ジャンシス・ロビンソンやマイケル・ブロードベントなども登場!
ワインは実に偉大な師だ。人々の心を通わせるのだからね。心が通えば平和になる。戦争はしない。
- セルジュ・ホシャール(シャトー・ミュザール)
詳細はこちら http://unaginema.com/2024/02/27/2023ウナギネマvol-11『戦地で生まれた奇跡のレバノンワ/
ぜひこちらの作品もお楽しみに。
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