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リペアカフェ

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監督:ルーシー・クラフト、ケレン・カズマウスキー、キャサリン・トールバート
監督:フラウケ・ザンディッヒ、エリック・ブラック 助監督:フロリーナ・メンドーサ
監督:ジャレッド・P・スコット
監督:渡辺智史
監督:デイヴィッド・ギャレット・バイアーズ

リペアカフェ

ジャンル 教育 政治経済 多様性 伝統文化 社会変革 問題解決
時間 30分 製作年2024年  監督 瀬沢正人

「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
オランダ発祥リペアカフェに集う、人とモノを巡る物語。

Screening Information

2025/11/15 ~ 2025/11/15
[ 兵庫県 ] 『リペアカフェ』映画会とお話し会
2025/11/22 ~ 2025/11/22
[ 宮城県 ] 第4回 押忍! がんばリペア部 in 荒井DIY STUDIO. 同時開催:映画『リペアカフェ』上映会
2025/11/29 ~ 2025/11/29
[ 大分県 ] YUNOHIRA LITTLE CINEMA FESTIVAL 2025
2025/12/07
[ 埼玉県 ] お洋服のリペアワークショップと『リペアカフェ』映画映画上映会 Giraffe Communityコラボ!

上映会 開催者募集

About the film

お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、
あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。

離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」…

リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。

More info

あなたの周りに眠っている、壊れたままのものはありますか?

ほつれたニット服、ひび割れたタブレット、小さい頃に遊んだおもちゃ……それぞれに思い出やストーリーがあるでしょう。

しかし、大量生産・大量消費が前提となる社会では、私たちは、気付けばモノが壊れたら新しいものに買い替えるのが当たり前になっています。お店で修理を頼むよりも新品を買う方が安かったり、自分で修理するのが難しかったりすることもあります。

そんな壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる場所があります。その名もRepair Cafe(リペアカフェ)。

IDEAS FOR GOODが贈る、初のオリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』は、そんなリペアカフェ発祥の地であるオランダ・アムステルダムを舞台に、彼らの活動に密着。その中で生まれたコミュニケーションから、私たちの身の回りにあるモノと人との関係性や、真の豊かさを見つめ直します。

2024年7月、欧州では消費者が製品の修理を簡単にするために「製品の修理を促進する共通指令」が施行されました。これによって、テレビ、掃除機、携帯電話など11種類の家電について、購入から最大10年間、メーカーが修理サービスの提供を行うこと等が義務付けられました。

製品の設計段階からごみが出ることを防ぎ、資源を高い価値を保ったまま循環させ、自然を再生していくことを目指す、サーキュラーエコノミー。こうしたシステムを推進する上で、最小限のエネルギーで製品の寿命を伸ばす「リペア」は重要な鍵となります。

日本でも、2024年7月にサーキュラーエコノミーに関する関係閣僚会議が開かれ、リペアを通じた地域活性化やライフスタイル転換の必要性が議論されています。

地球の健康状態を示すプラネタリーバウンダリーが限界を迎えつつある現在。これからもこの地球で幸せに暮らし続けるために、「修復」や「再生」を通じて、どうすれば豊かな社会を築き、ともに生きていくことができるでしょうか。

今こそリペアを通して、モノと人の関係性や、真の豊かさについて見つめ直してみませんか?

Data

原題 The Repair Cafe 製作年 2024年
製作国 オランダ、日本 制作 IDEAS FOR GOOD 協力:Repair Café International
配給 ユナイテッドピープル 時間 30分

Cast & Staff

監督 瀬沢正人 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 瀬沢正人 撮影応援:龍ノ口弘陽 編集 瀬沢正人
キャスト

Review(1)

25/10/31 21:13

感動 元気 学び
たった30分の映画。けど、これが実に潔くていい。
映画の中身は、修理市場みたいなところに集まって、知っている人も見知らぬ人も、思い入れのある道具や服や機械を直して、笑顔になっていく。時には直せない。直せるようには作られていないものが多い。私も昨日バリカンが壊れたので直そうとしたら、部品そのものが腐るようにできてて、直らない。バッテリーも元気なのに、綺麗なのに直せない。なんだか「もったいない」し、心がなんとなく「寂しい」。
修理人と呼ばれる人々が楽しそうだ。みんなの寂しいに寄り添い、解決してくれる。早速、似たようなものができないか、考えてみたい。そう、自分の街だってリペアしちゃおう。これまでCinemoで17回上映してきたけれど、一番良かったかもしれない。

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
リペアカフェ開催に向けて
運営するコミュニティスペースで今後、リペアカフェのようなコミュニティを作っていこうということで、ボランティアスタッフで映画鑑賞しました。とてもわかりやすくイメージできて、開催に向けて着々と準備できています。30分の上映時間なので気軽にみられるドキュメンタリー映画として、また一般向けにも上映会したいと考えています。

とてもいい上映会になりました
リペアカフェ自体、とてもいい映画だという声が多かったです。
ものを大切にすることで人とのつながりがうまれること。
映画中に出てくるエンジニアのように、単に働いて得る対価としてお金だけでは足りず、それを埋めるためにリペアカフェで働いていること、など。

修理文化を通じて考える持続可能な生活
今回のディスカッションにはイギリス出身の参加者も加わり、海外におけるモノの扱い方や修理に対する姿勢について知る機会ともなりました。特に、「英国では古いモノを修理し受け継ぐ文化が生活に根付いている」との指摘は、参加者にとって新鮮であり、日本における実践のヒントともなりました。

しまのぱんsouda! 2025年08月31日
物を大切にしていらっしゃる方が多く、
大切な思い出のあるぬいぐるみや傘などを修理して使っていらっしゃるリペア話も聞けました。
モノを直すということは、心も治すんですね。
修理する人も、してもらう人も、
みんなハッピーで良い循環です。

広島市内の公民館で「おもちゃ病院」というボランティアの皆さんがおもちゃを直してくれる、まさにリペアカフェ的な場所がありますが、最近は電子的なおもちゃが多く、修理できないものも多いそうです。

当店でも何かできないかなと思わせてくれる作品でした。
特技をお持ちの方がいらっしゃらないか、呼びかけてみようと思います。

ありがとうございました。

ノドカフェ 2025年08月29日
一度映画をご覧になった方がとても良いからと、ご友人などに声をかけてご参加を促してくれました。服や革製品のリメイクをされている方や材料屋さん、時計や電化製品の修理をおこなっている方、福岡市でお直しマルシェを主催されている方、金継ぎをされる方、市議会議員さん、土地のリペア(環境改善)に関わられている方も、一緒に映画を鑑賞し話し合う場がとても充実していて盛り上がりました。具体的にこれから行政と連携して修理のプロを集めた場を作っていく企画にアイデアを出し合ったり、リペアカフェの概念は基本的にボランティアなので、どうあるべきor自分たちがどうしたいのか、継続していけるやり方は、等々、話し終えてもまだ頭の中に考えが巡り続けています。今月の始めと終わりに合計6日間上映をし、繋がれた40名の皆さんと連絡を取り合い、今後ノドカフェやまるゐとで実際にリペアの日を設けてやってみながら考えていこうと思います。初回は9月下旬になりそうです。映画の上映も、短い時間の中にとても沢山のテーマがあるので、今後も上映しつつ場を設けていきたいです。