リペアカフェ上映会、お繕いworkshopを終えて
作る、繕う、繋がる。つつつの会、おかげさまで無事幕を閉じました。
1日目のリペアカフェ上映会とともに開催したお繕いワークショップやシェア会。参加者と想いを共有でき、終始温かな空気が流れていました。
作ること。繕うこと。繋がること。
壊れたら捨てるのではなく、手を入れ、使い続け、分かち合う場。
築100年を経た古民家をひらき、繕い・火・食・種を通して、暮らしにもう一度、手を入れる二日間。
今回は、絵描きである主催者の一人もリペアラー(直す人)として初参加。メンディング(修繕)の一つとして、絵を描くことも取り入れられないか!?という、初めての試みでした。もちろん、ただ絵を描きたい人もOK。必要な方には、描き方のアドバイスをさせて頂きました。
お繕いの方では、穴の開いた靴下のダーニング、お孫さんの穴の開いたズボンの補修、破れたキルティングパンツの補修壊れたファスナーの修理、穴の開いたシャツをパッチワークとドローイングで補修など...を行いました。
パッチワークとドローイングの補修では、衣服に新たな魅力が加わりました。ドローイングも、VISIBLE MENDING(見せる修繕)として、有効だなと実感。これからも引き続き、やっていきたいと思いました。
みんな違って、みんないい。
モノは単なるモノではなく、直し直されることでそこに心が宿り、持つ人の心にも作用する。
"Repair Cafe"の本来の目的は、壊れたモノを直しゴミを減らし、限りある資源を大切にすること。でも、本当の目的はその先にあるのかもしれない。モノを直すことで得られる充足感や繋がり、そして自分の心が癒されるということ....そこにあたたかいものを感じるから、Repair Cafeには、たくさんの人が集うのだろうなと思いました。見えるモノをRepairして、見えないモノも、持ち帰る。Repairとは、物にも心にも作用する行為だなと、改めて感じました。
ありがとうございました!
参加者のご感想も頂きましたので、ここに一部抜粋します。
・「使われなくなったものにも命はある」と言っていたけれど、ほんとそう!(50代)
・Repairをしている時は、いつもより時間がゆっくり流れるというよりも、日常の時間が速すぎる!手仕事のペースが心地よいです。(40代)
・平日の夜にリペアカフェを開催するのは、(お酒を介さず集える場で)健全だなぁと思いました。(40代)
・おばあちゃんからもらったネックレスの修理のエピソードで、モノが記憶や想いを包んで人に伝わるんだなぁと感じました。(40代)
・地元でもリペアカフェのような場を開きたい。(40代)
・.日本もメーカーが部品を10年とか持っててくれたら修理ができていいのになぁ。(10才)
・リペアカフェの雰囲気がとても楽しそうで、こういう場所なら行ってみたいと思った。(11才)
・道具も衣服も身体も同じだなぁと、大地の再生の時と同じく、とても腑に落ちました。(40代)
映画の中身は、修理市場みたいなところに集まって、知っている人も見知らぬ人も、思い入れのある道具や服や機械を直して、笑顔になっていく。時には直せない。直せるようには作られていないものが多い。私も昨日バリカンが壊れたので直そうとしたら、部品そのものが腐るようにできてて、直らない。バッテリーも元気なのに、綺麗なのに直せない。なんだか「もったいない」し、心がなんとなく「寂しい」。
修理人と呼ばれる人々が楽しそうだ。みんなの寂しいに寄り添い、解決してくれる。早速、似たようなものができないか、考えてみたい。そう、自分の街だってリペアしちゃおう。これまでCinemoで17回上映してきたけれど、一番良かったかもしれない。