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リペアカフェ

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監督:アンドリュー・ハッセ
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リペアカフェ

ジャンル 教育 政治経済 多様性 伝統文化 社会変革 問題解決
時間 30分 製作年2024年  監督 瀬沢正人

「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
オランダ発祥リペアカフェに集う、人とモノを巡る物語。

Screening Information

2026/06/27
[ 東京都 ] ロータスシネマ vol.90@西新宿『リペアカフェ』
2026/06/28
[ 茨城県 ] 【リアル・リペアカフェ(修理・修繕のワークショップ】同時開催!

上映会 開催者募集

About the film

お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、
あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。

離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」…

リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。

More info

あなたの周りに眠っている、壊れたままのものはありますか?

ほつれたニット服、ひび割れたタブレット、小さい頃に遊んだおもちゃ……それぞれに思い出やストーリーがあるでしょう。

しかし、大量生産・大量消費が前提となる社会では、私たちは、気付けばモノが壊れたら新しいものに買い替えるのが当たり前になっています。お店で修理を頼むよりも新品を買う方が安かったり、自分で修理するのが難しかったりすることもあります。

そんな壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる場所があります。その名もRepair Cafe(リペアカフェ)。

IDEAS FOR GOODが贈る、初のオリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』は、そんなリペアカフェ発祥の地であるオランダ・アムステルダムを舞台に、彼らの活動に密着。その中で生まれたコミュニケーションから、私たちの身の回りにあるモノと人との関係性や、真の豊かさを見つめ直します。

2024年7月、欧州では消費者が製品の修理を簡単にするために「製品の修理を促進する共通指令」が施行されました。これによって、テレビ、掃除機、携帯電話など11種類の家電について、購入から最大10年間、メーカーが修理サービスの提供を行うこと等が義務付けられました。

製品の設計段階からごみが出ることを防ぎ、資源を高い価値を保ったまま循環させ、自然を再生していくことを目指す、サーキュラーエコノミー。こうしたシステムを推進する上で、最小限のエネルギーで製品の寿命を伸ばす「リペア」は重要な鍵となります。

日本でも、2024年7月にサーキュラーエコノミーに関する関係閣僚会議が開かれ、リペアを通じた地域活性化やライフスタイル転換の必要性が議論されています。

地球の健康状態を示すプラネタリーバウンダリーが限界を迎えつつある現在。これからもこの地球で幸せに暮らし続けるために、「修復」や「再生」を通じて、どうすれば豊かな社会を築き、ともに生きていくことができるでしょうか。

今こそリペアを通して、モノと人の関係性や、真の豊かさについて見つめ直してみませんか?

Data

原題 The Repair Cafe 製作年 2024年
製作国 オランダ、日本 制作 IDEAS FOR GOOD 協力:Repair Café International
配給 ユナイテッドピープル 時間 30分

Cast & Staff

監督 瀬沢正人 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 瀬沢正人 撮影応援:龍ノ口弘陽 編集 瀬沢正人
キャスト

Review(1)

25/10/31 21:13

感動 元気 学び
たった30分の映画。けど、これが実に潔くていい。
映画の中身は、修理市場みたいなところに集まって、知っている人も見知らぬ人も、思い入れのある道具や服や機械を直して、笑顔になっていく。時には直せない。直せるようには作られていないものが多い。私も昨日バリカンが壊れたので直そうとしたら、部品そのものが腐るようにできてて、直らない。バッテリーも元気なのに、綺麗なのに直せない。なんだか「もったいない」し、心がなんとなく「寂しい」。
修理人と呼ばれる人々が楽しそうだ。みんなの寂しいに寄り添い、解決してくれる。早速、似たようなものができないか、考えてみたい。そう、自分の街だってリペアしちゃおう。これまでCinemoで17回上映してきたけれど、一番良かったかもしれない。

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
牧野 早春 2026年03月15日
この度は映画をご提供いただき、本当にありがとうございました。

私は池袋の地域で実際にリペアカフェを開催している立場として、
「地域の方に見てもらえたら」という思いで上映会を企画しました。

しかし実際には、千葉・山形・神戸など、旅行や出張の合間に足を運んでくださった方もいて、想像以上に広い地域から参加があり、新規の方も多く驚きました。
リペアカフェという取り組みに関心を持っている人が、各地にいることを実感する機会になりました。

上映後にはトークセッションも開催しました。
私は実際に地域でリペアカフェを実践している立場からお話しし、もう一人の登壇者は、同じ地域でこれからリペアカフェを始めようとしている方で、今年1月にアムステルダムを訪問し、現地のリペアカフェの様子を見てきた経験を共有してくださいました。

その対話を通して、参加者からは
「こういうやり方なら自分たちの地域でもできるかもしれない」
という声が多く聞かれました。

また、日本には日本に合った形があり、リペアカフェにも地域や場所ごとにいろいろな色があってよいのではないか、という話にもなりました。
自分で直すスタイル、直してもらうスタイル、ドネーション形式や料金を払う形など、運営の形も一つではなく、最初から決めるのではなく、関わる人たちと一緒につくっていくものなのだと思います。

そして、その場には市民だけでなく、行政、教育機関、NPO、地域企業など、さまざまな立場の人がそれぞれできる形で関わっていく。
そうした関係性の中で広がっていくことが、リペアカフェの理想の姿の一つなのではないかと感じました。

今回の上映会は、映画を通して「直す文化」の可能性を改めて考える、とてもよい機会になりました。
このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

直してつながる場
ノドカフェ 2026年03月13日
4回目の実践・リペアデーの開催とともにノドカフェで上映をしました。
地元の糸島新聞に掲載されたことで知った方が来てくれたり、新たな出会いが生まれました。
今回のリペアは、ミシンカーでリフォームショップのサリーさんが来てくれ、スーツのズボンの裾上げやウエスト詰めを教わり、上手にリペアされる男性や、古いカメラを持ち込まれる方もおられました。量販店に断られたラジカセの修理は、試行錯誤しても残念ながら不可能でしたが、直らないことがはっきり分かって良かった、と帰られました。
皮のバッグの持ち手が壊れた方は、同じ商店街にある革製品の製作販売を手掛けるスカートラさんにご協力頂き、革に穴を空け糸を通して自分で直すやり方を教わりながら楽しくリペアされていました。
直したいものはそれぞれでも、その人の背景に子どもの居場所の運営や算盤教室があったり、ドイツに住んでいたことが共通していたりして、今後に繋がる出会いの場となっているのが嬉しかったです。
こうした場の運営は、寄付や助成金がないと継続が難しいので、こうして上映会に参加してくれたり、リペアをするときについでにドリンクをオーダーしてくれたりする気持ちが本当に有難いです。
いつも良心的にご協力下さるリペアラーの皆さんにも、心より感謝致します。(面白い出会いがあり刺激になる、と言ってもらえて嬉しいです!)

また次回、5/31㈰に、ミシンカーも停められる敷地の広いまるゐと会場にて、リペアデーを開催したいと思います。

リペアカフェ
ヨガスタジオOasis 2026年03月08日
モノとちゃんと向き合うことはその背景にある”思い出”を大切にすることでもある。
手放せないほど大切なモノはなんとか直してもう一度輝かせたいと思う。

それほど大切に思うモノがどれだけ自分の周りにあるか、ということも考えさせられた。

この映画を観て、「そういえば…大切にしまい込み忘れていたモノの存在を思い出した」というお声もあった。

思いもモノも循環させ、大切に紡いでいけたらいいなと思う。

今回は上映後にお茶しながらシェアする時間を設けましたが、それもホッとひといきつけるいい時間でした。


充実の鑑賞時間をもてました
リペアカフェ上映後に、スリランカ・ベトナムそれぞれでJICA海外協力隊として活動してきた元隊員の方々による、パネルトークを行いました。

スリランカ、ベトナムそれぞれ、携帯でも靴でも車でも、修理して使い続ける文化が根付いていること、壊れたものについて相談すると、誰かしらがパパッと直してくれること(直せる人を見つけようとしてくれること)等話されました。

また、リペアカフェは修理人と壊れたアイテムを持ち込んだ依頼主が、共に修理のプロセスを進めていき、依頼主も「次は自分で直せる!」といえるようになっていましたが、国際協力も同様に、現地の人と共に歩みながら、解決方法をわかちあっていくことが語られました。

少人数での開催でしたが、視聴者の方々からは大満足という感想と、多くの人、特に若い人にこの映画を見て、隊員によるトークを聞いてほしい、という声をいただきました。