「戦争中のサラエボにU2を呼びたい」
一人のクレイジーなアイデアが不可能を現実に
戦時下で人々をつなぐ音楽の力やヒューマニティについての感動の実話
音楽が分断された人々をつないでいく
マット・デイモン、ベン・アフレック プロデュース
監督:ネナド・チチン=サイン
【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
2025年7月23日認定
© 2023 FIFTH SEASON, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
About the film
「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。
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「戦争中のサラエボにU2を呼びたい」一人のクレイジーなアイデアが不可能を現実に
「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。
4.5万人が感涙した伝説のサラエボ・ライブの舞台裏が初めて明らかに!
銃弾が飛び交う危険なボスニア紛争中、若者たちは解放を求め夜な夜な地下で行われていたパンクロックライブに熱狂していた。そんな彼らにとって世界的アーティストで戦争や人権など社会的なメッセージを発信していたU2は憧れの存在だった。ある日、アメリカの援助活動家のビル・カーターはU2をサラエボに招くことを思いつく。U2はサラエボ行きを決意するが、安全面の観点から断念。であればと、ビルは衛星中継で戦火のサラエボからの様子をU2のZOO TVツアーに届けることに成功する。そして約束通り、戦後しばらくしてU2がボスニアで行った平和と民族の融和のためのライブは、人々に強烈な印象を残すことになる。世界各地で戦争が絶えない今、U2のメッセージは時代を超えて私たちの心を震わせる。
【文部科学省選定作品】
社会教育(教材)
青年・成人向き 国際性(国際理解・平和)
2025年7月23日認定
Data
| 原題 |
Kiss The Future |
製作年 |
2023年 |
| 製作国 |
アメリカ・アイルランド |
制作 |
Fifth Season |
| 配給 |
ユナイテッドピープル |
時間 |
103分 |
Cast & Staff
| 監督 |
ネナド・チチン=サイン |
製作総指揮 |
|
| プロデューサー |
マット・デイモン、ベン・アフレック、サラ・アンソニー |
原作 |
|
| 脚本 |
ビル・カーター |
音楽 |
ハワード・バーンスタイン |
| 撮影 |
ブラッドリー・ストーンサイファー |
編集 |
エリック・バートン |
| キャスト |
クリスティアン・アマンプール、ボノ、ビル・カーター、アダム・クレイトン、ビル・クリントン、ジ・エッジ他
|
上映者の声
上映会を主催された方の声を紹介します
2026年4月18日、福岡にて映画『キス・ザ・フューチャー』の上映および対話イベントを開催いたしました。本作を私たちに託してくださった貴社に、あらためて心より感謝と共にご報告を申し上げます。
今回のイベント「平和は、私たちの『対話』からしか始まらない。」は、弊社を立ち上げて1周年という節目、2年目の幕開けを飾る大切な場でした。「教育こそが平和な社会を切り拓く」という信念を掲げながらも、事業を営む厳しさや不安という「霧」の中にいた私にとって、本作はまさに、暗闇の中に響く音楽のような、力強い希望を届けてくれるものでした。
■ 会場の熱量と「対話」の質
当日は総勢50名(正確には参加者数39人、主催者チーム8人)に迫る方々にお集まりいただきました。サラエボの戦時下、人間の尊厳をかけて音楽を鳴らし、希望を繋ごうとした人々の姿は、参加者の心の深い部分に届いたようです。上映前後の対話セッションでは、以下のような声が寄せられ、単なる鑑賞に留まらない「自分事としての平和」を考える場となりました。
(参加者の声:事後アンケートより抜粋)
「私には少し難しかった。でも、難しいからこそみんなで考えることが大事なのかな」
「普段話さないような人とも話ができることで自分が豊かになる」
「平和は勝手に訪れるものではなく、自分で創るもの」
「普段、本音で『平和』について語り合える場がどれほど貴重か」
「安易な答えを出さず、モヤモヤしたまま考え続けることの価値」
「今年のボスニアでの学習プログラムに参加して現地を自分の目でみたい」
中には「ボスニアでの学習プログラムに参加して、現地を自分の目で確かめたい」と、実際の行動へ一歩踏み出そうとする若者の姿もありました。
■ 配給への感謝を込めて
本作が持つメッセージの1つである「困難な状況下でも、人は繋がり、表現し、生き抜くことができる」ということは、今の日本社会、そして未来を創ろうとする若者たちにとって、十よな価値観であると思います。素晴らしい作品を届けてくださり、本当にありがとうございました。
音楽は生きることの証であり絆。
人と人を繋ぎ、人類は一つである事をおもいださせてくれる。この映画はそんな音楽の力、素晴らしさを魅せてくれる。
隔たり、溝が深まるこの時代にこそこの映画の意義を感じる。
─ クリス・ペプラー (TV・ラジオパーソナリティ)
サラエボの衛星中継でボノも観てる自分も目が覚めた。
ショックだった。
そこからのU2が凄かった。
本当に凄かった。
34年経って初めて「ワン」が分かった。
世界中の人に観て欲しい。
─ 永野(お笑い芸人)
30年前のサラエボの様子を見ると今のウクライナとガザを連想せずにはいられません。
買い物に出かけることも命がけという絶望的な日常をアートや音楽でしのぐ人たちの精神力に感激します。
自分たちの状況に世界の注目を引くためにどうすればいいか?
U2の歴史的なコンサートよりも、それにつながるプロセスが肝心で、ピープル・パワーを感じさせます。
─ ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
深い不信と恨みが残る場所で、こんなコンサートが大成功していたなんて、、、。
セルビアやサラエボを旅した私には信じられない。音楽の力って本当に素晴らしい。歴史も人の心も瞬時に溶かすU2の魔力と怪力にも乾杯!!
─ 湯川れい子(音楽評論家)
Zoo TVツアーがあのタイミングで行われていなければ、人々の心の糸が切れてしまい生きる希望を失っていたかもしれない。
そういった意味でも、あのZoo TVツアーがどれだけ意味のあるツアーだったのかを改めて再確認できました。そして音楽の力が、自分達が扱っているこの目に見えない武器がどれだけ偉大なのものなのかも再確認できました。
U2のような力は自分にはまだまだありませんが、いちミュージシャンとして自分には何ができるのかを改めて考えていこうと思えた素晴らしい映画でした。
─ 悠介(lynch.ギタリスト)
U2というバンドは人によって好き嫌いあると思うけど、やはりこういうことができるのはU2しかいないし、こうした問題に関してまっすぐに旗を振れるミュージシャンはボノしかいない。その青臭く暑苦しい正義感をせせら笑う向きもあろうが、これは音楽の力を信じたくなる作品だ。すべての音楽ファンが襟を正して見るべき秀逸な傑作。(全文)
─ 小野島 大(音楽ライター)
近年最も魂揺さぶられた映画。いかなる状況でも、たとえそれが戦火の中でも、
音楽は、ロックンロールは、人々にとって重要な存在なんだ。
ボノが言うようにこの戦乱の世の中で、この瞬間にも誰かが殺戮の犠牲となっている今、
音楽を、ロックバンドやってるなんてバカみたいだ、と何度も思ってきた。
アーティストでいることの無力感を何度も感じてきた。
けれど、音楽が人々を救える、世界を良き方向に導ける、その可能性がまだまだ残っていることをU2は証明してくれた。
これ以上の感動はない。
魂がとてつもなく鼓舞された、と同時に、今までの自分の生き方が間違っていなかったと確信が持てた。
あれから30年を経た今、世界は更に混迷の中にいる。
サラエボの苦悩がウクライナやパレスチナと重なって見える。
人間は、特に指導者と言われる愚かな人々はあまりに傲慢で欲深く、全く進化できていない、全く学べていない。
この世の中を変えたい。
そして音楽という武器と盾はここにある。
─ SUGIZO (ミュージシャン)