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フォークス・オーバー・ナイブズ – いのちを救う食卓革命

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上映会開催可能期限:2027-10-23

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フォークス・オーバー・ナイブズ – いのちを救う食卓革命

ジャンル 生活医療 問題解決
時間 96分 製作年2011年  監督 リー・フルカーソン

牛乳を飲むと骨がもろくなる?
動物性の栄養素はガンを促進する!?
食に対する常識を覆し、全米大ヒットを記録した現代人必見のドキュメンタリー映画!

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News

About the film

約半数の国民が何らかの薬を常用し、3人に1人が糖尿病を発症、毎年100万人が心臓疾患とガンで命を落とすと言われているアメリカ。医療費の増大が社会問題となり、ダイエットが注目を浴びる一方で、真の問題は見過ごされたままになっていた。しかし、動物性食品こそが不健康の原因だと唱えるこの映画は、問題の本質を明らかにし、多くの人々の支持を得て全米で大ヒットを記録することになった。

卵や乳製品を含む、一切の動物性食品を食べない菜食主義はビーガンと呼ばれ、最近ではクリントン元大統領が実践していることで話題となっている。クリントン元大統領はエセルスティン博士の著作に影響を受け、助言をもらってビーガンを始めたと言われる。また、マドンナやナタリー・ポートマンなど、多くのセレブもビーガンを実践しており、幅広い人々に支持を広げている。そのきっかけとなったのが、本作で紹介されているキャンベル、エセルスティン両博士の研究だ。

本作には実際に菜食主義を実践して、病から立ち直った多くの実例が紹介されている。それと同時に、菜食を阻む見えない力についても言及している。菜食主義は極端だという偏見、加工食品に偏った手軽な食生活。食品業界の意向が優先される学校での食事プラン。肉を食べないと力が出ないという思い込みなど、日常に潜む問題点に警鐘を鳴らす。見れば自分の食生活を見直すきっかけになるはずだ。食(フォーク)はメス(ナイフ)を征するという事実を明らかにする衝撃作である。

More info

1940年代から、完全食品として推奨されてきた牛乳。酪農業を営む家で少年時代を送っていたキャンベル博士も、これを当然として疑わなかった。しかしあるとき、動物性タンパク質とガンの関係に気付いた博士は、どの食物が何の病気の原因となるかを調べる大規模な調査に乗り出す。

一方、外科医としての実績を積んでいたエセルスティン博士は、いくら手術で患者を治しても、これから病気になる患者はけっして減らないという現実にジレンマを抱いていた。

栄養学と外科の世界的権威である、二人の博士が達した結論は、動物と加工食品を食べず、菜食の実践で病は防げるということ。そして多くの生活習慣病を治療することも可能だということ。

両博士の考えにインスパイアされたリー・フルカーソン監督は、膨大なインタビューと科学的検証を通じて、”食”の常識に鋭く切り込む。薬漬けの日々を送る男女や、回復が見込めない心疾患だと診断された患者たち。彼らに現れた変化を知った監督は自らも菜食に挑み、驚くべき効果を目の当たりにする!

加工食品に偏った手軽な食生活。食品業界の意向が優先される学校での食事プラン。肉を食べないと力が出ないという思い込みなど、日常に潜む問題点に警鐘を鳴らし、食(フォーク)はメス(ナイフ)を征するという事実を明らかにする問題作である。

Data

原題 Forks Over Knives 製作年 2011年
製作国 アメリカ 制作
配給 ユナイテッドピープル 提供:メダリオンメディア 時間 96分

Cast & Staff

監督 リー・フルカーソン 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト コリン・キャンベル博士(著書『葬られた「第二のマクガバン報告」』グスコー出版 コールドウェル・エセルスティン博士(著書『心臓病は食生活で治す』角川学芸出版) ニール・バーナード医師/パム・ホッパー博士/他

Review(11)

14/05/13 11:53

うっちー さんのレビュー
役立ち 学び
アメリカ型の肉食・ファーストフードなどの食生活がいかに体に悪いのか、医学的な説明もふんだんにわかりやすい内容となっています。
食生活が、いかに大切かを痛切に感じさせる作品です。

19/04/02 06:26

名前のない映画館 さんのレビュー
役立ち 学び
私自身少し肥満傾向があり、野菜中心の生活に変えてみようと思いました。
実際には私達の周りには手に入れやすい食材は体に悪い物の方が手に入れやすく、
完全な有機野菜のみで生活するのはもはや困難かもしれませんがそれでも、
この映画の内容に少しでも自分の食生活を近づけるよう努力することは
自分自身の未来の為に必要なことかもしれません。

15/11/23 14:20

渡部建具店 さんのレビュー
学び
食事療法だけでガンを克服した人
動物性たんぱく質にまつわる神話
欧米型の肉食中心生活が、身体だけでなく地球環境に与える負荷
等々、
しっかりとした研究と
データを元に収められていました。

牛乳神話が生まれたいきさつ等、
関心はあったけれど後回しにしていたことを、
ささーっと知れました。
後は自分の身体にききます。

肉食批判がメインではなく、
菜食の可能性を明示した楽しい映画だと思います。

トレーラーはいかにもアメリカな感じのショッキングな作りですが、
作品は恐怖を煽るような作りではなく、
楽しく学べる、考えさせられる内容です
なんで日本の広告会社はこのような作品予告にしたのだろう。。。

17/04/26 15:42

体は食べたものでできていることが良く分かりました。
同時に、普段いかに消化にエネルギーを消費し、負担をかけているのか。
自分の体を大切にしようと思いました。

17/04/26 15:43

ドキュメンタリーで実体験に基づくストーリーに引き込まれました。
繰り返し観たいと思うし、知人にも勧めたい映画です。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
Happy Cinema #10
utako 2019年10月13日
6人の方に来ていただきました。蓄積されたデータとともに、蛋白摂取が発がんに関与する可能性や、菜食により心血管疾患が治癒した個々のケースの紹介がありとても興味深い映画でした。牛肉などの畜産が、生態系や温暖化に与える影響は大きく、結局人の健康も害していることはあまり不思議ではないようには思いますが、当たり前に買って当たり前に食べているので、衝撃的でした。近年の医学論文でも菜食での心血管病、腎臓病の発生率が低いことは示されているようで (CJASN May 2019, 14 (5) 682-691, Journal of the American Heart Association. 2019;8, BMJ 2019;366:l4897)、人のためにも地球のためにも人間の野放図な食生活の見直しは必要なのでしょう。アメリカの栄養ガイドラインや学校給食メニュー決定にかかわる人たちが食品業者との癒着があった話もあり、いろんな業界でこのようなことがある中、個人個人が広い視野と良識をもって自分の食べるものに責任を持つことも大切だと思いました。
 来ていただいたみなさんも、完全菜食への切り替えは難しいけど、野菜中心の食事に興味が出た様子でした。

習慣を見直すきっかけになる
大国の経済や政治事情にひっぱられる食の世界。何が本当か、真実を見極めるにはどうしたらいいのだろう。「身近な食だからこそ、やみくもに指針に従うのではなく、自分で情報をあつめなくては」という意見が多くみられた。
この作品はヴィーガンを推奨する作品だけれど、懐疑的な人にとっても「データ数の多いリサーチ結果」が示され、大変参考になる作品だと思う。
会場でも、少し自分の食を見直そうという感想が多かった。
食べることは人生の楽しみでもあるから、やみくもに健康ばかりを追求する必要はないが、さまざまな事情を頭に入れておいた方が、より健康により楽しく長く食の世界を遊べる。その意味でもおすすめ。今までの飽食が続くわけもなく、これからの時代に多くの人に見てほしい作品だ。

どんぐりの里シアター 2019年06月22日
食に関する内容だったため
興味のある方にお集まりいただけました。
楽しく観ていただけたようでこちらとしても満足です。
お客様からの声をなかなか聞けずにいましたが
今回の上映後の団らんで少し伺うことができました。
まだまだ宣伝の仕方が足りないように感じたので
これからも根気強く宣伝・告知をしていきたいです。

多くの人に観てほしい映画!
ならまほろばトライブ 2018年11月17日
多くの人に、知ってほしい情報の一つが表現されている映画だと思った。
このような映画を見る機会がないと、日々の忙しさに飲まれて、自分の欲望に傾いた食事がメインになりがちな忙しい現代人。

栄養学、あらゆる情報の真偽は常に問われ続けているし、常に新しい発見があり、昨日まで、XXがいいと言われていた食、栄養素、健康法がある日突然覆ることもある昨今。

そんななか、研究者達の長年の研究と多数の調査対象から得られたリサーチ結果は大きいと思った。

特に、ナチスが占領してて動物性タンパク質が激減してた時に、罹患率も激減しているグラフは印象的だった。

もっとニュースや健康番組でも取り上げて欲しい内容で、情報の選択肢の一つとして多くの人に知ってもらいたい。

かかる必要のない病をさけることができ、薬よりもなによりも、病んだ人に効力を発揮する菜食。

現在主流産業が多くの利権から存在している事は周知の事実となりつつある昨今、映画のなかで、菜食を主張する人たちにも利権問題が関係する、といった行があったのが気になった。

小規模でも繰り返し上映することが有意義ではないかと思える映画だった。