一人の男性の思い付きで、進んでいくプロジェクトだが、賛成の意見も反対の意見もどちらもあって、そこにはそれぞれの想いがあって、そのどれもが正しいということが、動きをまとめることの難しさになっている、というようなナレーションが印象に残っている。
また、こんな大変な時にそれどころではないと多く言われるだろうし、自身でも思うことがあるだろう。それなのに、どうして「花火を上げてみんなに少しでも元気を届けたい」という想いを起こして行動に繋いでいけるのだろうと疑問だったが、この計画を話した時に、ある少年が期待で嬉しそうに笑った顔をみて、絶対に成功させようと決意を新たにした、と語っていた話を聞いて、とても納得できた。
以下、感想会では様々な意見が出された。
・花火大会が開かれていることは知っていたが、こんなに大きなつながりだとは思ってもみなかった。
・こんなプロジェクトは自身の国(アメリカ)では無理かもしれないが、日本は成功させていてすごいと思った。
・画面が揺れるので少し酔ってしまった。それだけひっ迫した状況で撮影されたんだと思うと、より臨場感を感じた。
・みんながやろう!となってつながっていくことに心が熱くなった。
・被災の状況により2011年の時点では参加できなくても、そのあとの年で参加出来たり、このイベントを目標としたり、次の年にもつながることのできる試みなのがいいと思った。
感想が出された後、やはりそれぞれが2011.3.11に何をしていたのか、ということに想いを馳せ、みんなで共有し合う会にもなりました。