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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

ジャンル 環境 教育 平和 政治経済 人権 多様性 社会変革 問題解決
時間 90分 / 57分 製作年2016年  監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

Screening Information

2026/08/01
[ 東京都 ] くらもとシネマ「コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~」
2026/08/01 ~ 2026/08/01
[ 愛媛県 ] 平和と幸福を考える映画上映会―「終戦の日」の前に―
2026/08/24
[ 神奈川県 ] みんなのピースシネマ@秦野「コスタリカの奇跡」上映会&シェア会
2026/08/30
[ 広島県 ] 武力でなく外交で紛争を解決した事例から学ぶ 映画「コスタリカの奇跡」 ~積極的平和国家のつくり方~
2026/10/24
[ 東京都 ] 池上ナイトシアター上映会

上映会 開催者募集

About the film

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育や国民皆保険制度を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

More info

1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別名「平和に機会を」で「世界は別の道を選ぶことはできないのだろうか?」と問いかけた。今日のコスタリカに、その「別の道」を見いだすことができる。

コスタリカは1948年に常備軍を撤廃。1949年には憲法にも規定された。以来、軍隊に頼らず、条約や国際法、そして国際機関との関係を強化しながら国際的な関係性の中で独自の安全保障体制を構築していった。

莫大な予算が必要となる軍事費の支払いから開放されたコスタリカは、この予算をよりよい教育や国民皆保険制度の実現のために振り分けてきた。1948年12月1日に軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールの「兵士よりも多くの教師を」というスローガンは有名だ。

このように、コスタリカは国際的な連帯や国際法を基にした平和国家建設への道を決断し、70年近く常備軍を持つことなく平和を維持し、繁栄してきたのだ。本作は、コスタリカを根底から揺るがした1948年の内戦の頃から軍隊廃止までの道筋を紹介する。コスタリカはこれまでの数十年で幾つかの重大な危機を乗り越えてきた。しかし、現在直面する危機が最も手強いものかもしれない。

「20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。」
- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

「改憲をめぐって自衛隊の存在が論じられている今こそ、70年前に軍隊を解体したコスタリカの画期的な取り組みから学ぶべきことが大いにあります。日本の全国民にぜひ見て欲しい貴重なドキュメンタリーです。」
ー ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

Data

原題 A BOLD PEACE 製作年 2016年
製作国 アメリカ・コスタリカ 制作 ソウル・フォース・メディア、スパイラル・ピクチャーズ(制作協力)
配給 ユナイテッドピープル 時間 90分 / 57分

Cast & Staff

監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 製作総指揮
プロデューサー マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト ホセ・フィゲーレス・フェレール オスカル・アリアス・サンチェス ルイス・ギジェルモ・ソリス クリスティアーナ・フィゲーレス

Review(24)

21/08/01 12:26

nora neko さんのレビュー
感動
憲法九条、このままでは宝の持ち腐れ、豚に真珠、猫に小判ニャン。
自衛隊ー>保安隊ー>警察予備隊ー>国際救助隊(サンダーバード)

25/02/14 03:49

さんのレビュー 削除
コスタリカは常備軍を持ちません。
その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要な自動小銃で武装していたりしますね。
また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。
また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。

そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。

その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しその後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵しています。隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。

そうしたコスタリカの現実が描かれない「創作されたコスタリカ」をドキュメンタリーと称するのは如何なものでしょう。


25/02/14 04:07

創作されたコスタリカ さんのレビュー
コスタリカは常備軍を持ちません。
その代わり警察が常備軍の代わりなので、どう考えても国内治安で不必要なH&K MP5、M16A1などの自動小銃やブローニングM1919重機関銃、ドラグノフ狙撃銃やM203 グレネードランチャー 等武装していたりしますね。
また大統領には徴兵権限が付与されていていつでも国民を赤紙招集でき軍隊編成できます。其の為、日本の憲法のように交戦権の完全否定しておらず交戦権も憲法で明確に規定されています。
また2014年のコスタリカの治安関連予算は4億2000万ドルと、ニカラグアの軍事予算8500万ドルを上回ります。

そもそもコスタリカの常備軍廃止は、コスタリカ内戦で政敵のカルデロン前大統領派が多数を占めていた常備軍を使うことが出来なかったという政治的な理由も存在します。

その後フィゲーレスは民兵や予備役兵を組織、55年に隣国ニカラグアに亡命していた前大統領派と戦争し「武力で」勝利しました。
その後ドミニカ共和国内戦が起こると米国の派兵と共にコスタリカも派兵していますし、隣国ニカラグアの反政府武装組織FSLNを支援、司令官エデン・パストラが亡命すると彼を司令官とする民兵組織ARDEが組織され、米国の対ニカラグア作戦の前線基地となり中立化も建前化しました。

現実と乖離した「創作のコスタリカ」をノンフィクションとする姿勢は如何なものかと考えます。

25/03/11 14:41

Mee さんのレビュー
感動 役立ち 学び
コスタリカの様な周りの国が不安定な地域で、争う事を選ばないと言う硬い決意をする事は並大抵ではないと、この映画でよく解ります。一番初めの正しい選択が、後々の問題に対して、国民の正しい判断の基礎にしっかりなっている事に感銘しました。国と言う大きな視点で観る事で、じゃあ自国はどうなんだろうと考えさせられます。

17/05/02 18:10

20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。

コスタリカ人たちは、非武装による平和という「文化」を共有している。
あたかも、あらゆる日本人が桜を愛でるかのように。
フィゲーレスの政敵であった人たちさえもその例外ではない。

非武装は決して非現実的な夢想ではない。
かといって、平和はどこかから降ってくるものでもない。
平和とは、常に何かに脅かされる脆いものだからだ。
だからこそ、「自ら常に前に向かおうとする文化」が最大の武器になる。
長年の苦闘の末コスタリカ人たちがたどり着いたその境地は、マハトマ・ガンジーやマーチン・ルーサー・キング・Jrが出した結論と重なり合う。

文化とは、「誰にでも共有可能な無形物」だ。
だったら、私も、あなたも、その文化を共有できるのではないか。
それが世界中に広まれば、戦争も貧困もなくなるのではないか。
この映画は、そういった希望のヒントを提供してくれる。

- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
2026ウナギネマvol.7『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』
7月のソーシャルシネマ上映は『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』でした

平和な国づくりとはなんだろうか?
その一つのヒントとなるのが、コスタリカという小国の歩みでしょう

作中でも触れられていますが、小国がいくら頑張ったところで、大国が攻めてきたら勝てるはずがない
そんな軍備にお金を使うくらいなら、いっそすべてを教育や福祉、医療に回した方がいい
他国との摩擦については、国際法にすべてゆだねよう
こうしてコスタリカは、紛争地域の中で軍隊を持たずに歩んできました

そして、もっとも肝要なのは次のメッセージ
軍隊を整えるということは、いつでも攻めに行けるという意思表示だということ

どこの国でも、他国の脅威を声高に叫び、自国を守るためには強力な軍備が必要だと国民に訴えます
そして、すべての戦争は、外部の脅威を打ち払うという正義を言い訳にして始まったのではないでしょうか?

外部の脅威から自国を守るための軍備は、他国からはどう見えるのでしょうか?
その国にとっての外部の脅威に他ならないはずです
こうしてお互いに相手に負けない軍備比べが始まります
まるでイソップ物語のカエルが最後は自分で自分のお腹を破ってしまうかのように

平和とは他国から侵略されないという意味なのでしょうか?
そうではなく、すべての争いごとの種がないということであるように私は思います
軍備増強と軍隊放棄、どちらが平和に近いかは言わずとも明らかなのではないでしょうか?

一緒に映画を観た方の感想です

今の日本の軍備増大の状況でこそ、見るべき素晴らしい映画でした。
隣りの住人が攻めて来るかも知れないから日本刀買って備えるより、仲良くしたがいい。
アメリカから武器買って貧乏人を増やすより、教育に金かけたがいい。
財布は一つ。
海外旅行行ったり、カツアゲしたり、ゴルフに明け暮れるなら県議辞めろ?
いろいろと連想が膨らみました。

昨日はスゴイことを知れたな✨
衝撃でした!
武器を持たず、争いをせず、教育と福祉に愛を注ぎ、国民が幸せを実感して生きている国、コスタリカ
こんな国があったのかと衝撃でした。
日本も戦争を経験して、原爆の経験をしている。
平和を教えてくれるために経験したことだと思います。
それなら今どうしたほうがいいのか、自分の想いをちゃんと政治に伝える一人一人の力が必要だと実感しました。
弱い人ほどたくさんのものを持とうとする。真の強さがある人ほど手放していく。
それを教えてくれました。
とても衝撃的な映画で観て良かったです。

次回は8/18火曜〜8/20木曜、『おクジラさま ふたつの正義の物語』を上映します。
捕鯨問題で世界的論争に巻き込まれた小さな漁師町を通し、歴史、宗教、イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は可能なのかを探っていくドキュメンタリーです。

詳細はこちら
http://unaginema.com/2026/07/25/2026ウナギネマvol-8『おクジラさま-ふたつの正義の物語/

#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

イベントのテーマにぴったりでした
メルとモノサシ 2026年06月27日
この度、多様な視点から「平和」を考えるイベントを開催し、第一部としてこちらの映画を上映させていただきました。
戦争をしないと決めた、日本とも通じる姿勢をもつコスタリカ。日本と重なる部分もあれば、全く違う部分もありました。また、それでもグローバリゼーション、資本主義の荒波には逆らえないのか、、と、今の日本と同じ不安も抱きました。
映画上映後、第二部のトークセッションの参考にもなる内容が多く、この映画を選んで良かったと思っています。

しまのぱんsouda! 2026年06月27日
世界の中の日本の立ち位置が戦前に戻るかのようなきな臭さ。
武器輸出にしても、改憲についても、
国民の想いを無視して、政府が勝手に進めているように思えます。
そんな日常にモヤモヤを感じている方が参加してくれました。

コスタリカの人々が自分たちで勝ち取ってきた
軍隊を持たないという選択。

多くの犠牲を払った戦争を経験している日本が
軍隊を持たない平和主義を掲げることは難しいことなのでしょうか?
平和憲法も、これによって国が守られている部分も大きいはず。
「日本の奇跡」を起こすことで、世界を牽引できる気もします。
コスタリカのように、民意を大切にしつつ、
国を引っ張るリーダーが生まれてほしいと切に願います。

とはいえ、民意の中には、抑止力としての武器も必要とする考えも多くあることも事実。
世界中から武器がなくなるといいのに。

また上映したい作品でした。
ありがとうございました。


今こそ観たい映画でした
沖縄ではすでにミサイル配備がすすみ、日本からの武器輸出規制も緩和されてしまった今、ぜひ観たい映画でした。戦争の悲惨さを学ぶことや加害の歴史を知り反省することに加えて、この映画に理路整然と詰め込まれた平和国家のつくり方が周知されることが大切だと感じました。
今回は、台湾で空襲を経験された90代の方も参加なさっていました。「戦争は本当にいやです。いい映画をありがとう」とおっしゃっていました。
中南米の歴史について予備知識がないと、内容についていくのがちょっと大変という声も聞かれました。2回、3回と繰り返し見て学びを深めていくのもよいのではと思いました。

政治や平和を語り合う場
ここさんぽ 2026年06月07日
軍を廃止した国のこと、知ってみたいという方が参加されました。

映画を観た感想は
・「子どもたちを軍に入れなくていいことが幸せ」と言っている母親のコメントを見て、率直にうらやましいと思った。
・国境問題を国際法を守らせることで、1発も発砲することなく終わらせたエピソードに驚いた。国際法が守られることが前提だから、近年国際法違反が見過ごされている国際社会では実現されないことかもしれない。
・コスタリカではどういう教育をするのか気になった。
・軍産複合体など、お金への依存・執着が戦争を生んでいる。
・すでに米軍が駐在していて、周辺国の脅威がある日本では同じことの実現は難しい。だが、外国軍が駐在することのリスクも考える必要がある。
・まともな人を政治に送り出すことが大事。そのためには、地域で政治や社会、暮らしのことを話し合える場所が必要。映画上映会はよい機会になっている。