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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

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監督:クリス・テンプル、ザック・イングラシー
監督:フェラス・ファヤード
監督:ルーシー・クラフト、ケレン・カズマウスキー、キャサリン・トールバート
監督:ハッサン・ファジリ

コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

ジャンル 環境 教育 平和 政治経済 人権 多様性 社会変革 問題解決
時間 90分 / 57分 製作年2016  監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

Screening Information

2023/02/11
[ 広島県 ] 武力でなく外交で紛争を解決した事例から学ぶ 映画「コスタリカの奇跡」~積極的平和国家のつくり方~
2023/02/13
[ 京都府 ] コープ自然派 movie’s club 『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』上映会
2023/02/23
[ 大阪府 ] ZENIYA CINEMA『コスタリカの奇跡』

上映会 開催者募集

About the film

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育や国民皆保険制度を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

More info

1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別名「平和に機会を」で「世界は別の道を選ぶことはできないのだろうか?」と問いかけた。今日のコスタリカに、その「別の道」を見いだすことができる。

コスタリカは1948年に常備軍を撤廃。1949年には憲法にも規定された。以来、軍隊に頼らず、条約や国際法、そして国際機関との関係を強化しながら国際的な関係性の中で独自の安全保障体制を構築していった。

莫大な予算が必要となる軍事費の支払いから開放されたコスタリカは、この予算をよりよい教育や国民皆保険制度の実現のために振り分けてきた。1948年12月1日に軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールの「兵士よりも多くの教師を」というスローガンは有名だ。

このように、コスタリカは国際的な連帯や国際法を基にした平和国家建設への道を決断し、70年近く常備軍を持つことなく平和を維持し、繁栄してきたのだ。本作は、コスタリカを根底から揺るがした1948年の内戦の頃から軍隊廃止までの道筋を紹介する。コスタリカはこれまでの数十年で幾つかの重大な危機を乗り越えてきた。しかし、現在直面する危機が最も手強いものかもしれない。

「20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。」
- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

「改憲をめぐって自衛隊の存在が論じられている今こそ、70年前に軍隊を解体したコスタリカの画期的な取り組みから学ぶべきことが大いにあります。日本の全国民にぜひ見て欲しい貴重なドキュメンタリーです。」
ー ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

Data

原題 A BOLD PEACE 製作年 2016
製作国 アメリカ・コスタリカ 制作 ソウル・フォース・メディア、スパイラル・ピクチャーズ(制作協力)
配給 ユナイテッドピープル 時間 90分 / 57分

Cast & Staff

監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 製作総指揮
プロデューサー マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト ホセ・フィゲーレス・フェレール オスカル・アリアス・サンチェス ルイス・ギジェルモ・ソリス クリスティアーナ・フィゲーレス

Review(21)

21/08/01 12:26

nora neko さんのレビュー
感動
憲法九条、このままでは宝の持ち腐れ、豚に真珠、猫に小判ニャン。
自衛隊ー>保安隊ー>警察予備隊ー>国際救助隊(サンダーバード)

17/05/02 18:10

20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。

コスタリカ人たちは、非武装による平和という「文化」を共有している。
あたかも、あらゆる日本人が桜を愛でるかのように。
フィゲーレスの政敵であった人たちさえもその例外ではない。

非武装は決して非現実的な夢想ではない。
かといって、平和はどこかから降ってくるものでもない。
平和とは、常に何かに脅かされる脆いものだからだ。
だからこそ、「自ら常に前に向かおうとする文化」が最大の武器になる。
長年の苦闘の末コスタリカ人たちがたどり着いたその境地は、マハトマ・ガンジーやマーチン・ルーサー・キング・Jrが出した結論と重なり合う。

文化とは、「誰にでも共有可能な無形物」だ。
だったら、私も、あなたも、その文化を共有できるのではないか。
それが世界中に広まれば、戦争も貧困もなくなるのではないか。
この映画は、そういった希望のヒントを提供してくれる。

- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

17/05/19 18:12

「この映画を、コスタリカの自宅で見た。
見終わった後、あたたかい涙が流れた。
でもそれは、コスタリカが「奇跡」を成し遂げたからではない。
「軍隊は必要ない。敵がいないし、敵はつくらないから。
問題が生じた時は、話し合い(外交)で解決する。」
そんなある意味、当たり前のことを、
コスタリカの政治家と国民とが一体となって達成し、
このクレイジーな世界で、淡々と保持し続けている。
それでいいんだよね、という安心感
ありがとう、という感謝の念
コスタリカに暮らして感じる心地よさ
そんなものが入り混じって、涙が流れたんだと思う。
この映画をきっかけに、多くの人の意識がコスタリカ
そして愛と対話に包まれた世界に向くことを、祈願している。」

コスタリカ在住 平和環境活動家 丹羽順子
https://www.imakoko.org/

17/07/05 19:43

ひろこ さんのレビュー
感動 学び
悲しい戦争を繰り返してはいけない、
人は誰しも平和に生きる権利がある、
これまでも戦争で引き起こされる悲劇を扱った映画にはたくさんふれて、争いに反対であるという意識は強いと思っていた。
しかしながら、この映画を観て改めて、自衛隊がすぐそばにあり同級生や親せきにも関係者が多数いるという環境で育った私には、それが日本における「武装」であるという意識が薄いのかもしれない、とある種の怖さを感じた。
コスタリカのいまを暮らす人々にとっては「常備軍」が普通ではない。大半のコスタリカの人々は生まれた時から平和が普通(戦争が病気)。本当にいい国!みんなで見習おう!冒頭の明るい映像とはウラハラに、その理想的な国家が強力なリーダーシップ、闘い、そして歴代のリーダーに引き継がれてた努力の賜物、そして諦めなかった民意の勝利であることを知り、心が揺さぶられた。
実は見せかけの平安であること、気づかないうちに、普通の感覚が異常の渦にまぎれしまっている日々。気づいた瞬間から、薄い紙を一枚一枚積み重ね続けるような行動が必要だと気づかされた。

17/07/06 18:38

YU-MI さんのレビュー
感動 学び
「平和を維持するためには軍備や核による抑止力が必要」という誰が決めたのか分からない“常識”は、必ずしも正しくはないということ。事実、常備軍を持たずとも平和を維持している国家がある。この映画は、コスタリカが軍備撤廃を実現する道のりを通して、世間で常識とされていることが本当に正しいのかどうか疑い、勇気を持ってそれを覆し、理想を実現する素晴らしさを教えてくれる。
世の中の“当たり前”に挑むことは簡単なことではない。それは、押し寄せる川の流れの中で自分だけ逆走するようなものだ。けれども、強い人の意見や大衆の潮流に流され、思考停止して常識に従うのではなく、本当に正しいのか、疑ってみること。他により良い道はないのか、探ってみること。自分の頭で考え、それが正しいと確信しているのであれば、勇気を持って実行すること。それが大切なことだし、そうすることによって、常識的には無理だと思えるような理想でさえも実現することができるんだ!という勇気を、この映画からもらえた気がする。
平和維持のための常備軍の存在の他にも、「常識としてまかり通っていている、でも、本当はおかしなこと」は世の中にたくさんあると思う。コスタリカの存在は、常備軍の必要性に一石を投じるだけではなく、そんな常識を覆して理想を実現する勇気を、私たちに与えてくれる存在だと感じた。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
コスタリカを通じて日本を知る
10時の会は6名、13:30の会は10名、19時の会は4名の参加者でした。13:30の会では、元青年海外協力隊でコスタリカに駐在されていた出口さんをお呼びして、映画の後にトークショーを開催しました。みなさんの感想として、軍隊廃止に至るまでの流れについて歴史的な背景などを知ることができてよかった、コスタリカは今年のW杯サッカーで対戦したくらいしか知らなかったが、行ってみたい国になった、日本と比較して日本ならどうだろう、と考えるきかっけになった、などがありました。


日本は積極的に平和を望まなくてはならないくにのひとつ
軍事費を学費や医療費に使っていてすごい国だなと感じた

自らが軍事力を放棄することが平和の一歩になると思う

コスタリカは「天然記念物」
WAHAHAシネマ 2022年07月17日
このドキュメンタリーを見るたびに、軍備をなくしたコスタリカはタイトル通り奇跡であり、「世界の天然記念物」のような存在だという思いを強くする。同時に、より長くこの国の体制が続き、より多くの人にその精神を知ってもらいと思う。毎回、拍手が起きるということは、世界の現状に暗澹たる気持ちになっている人々の「心の希望」となっているという証だろう。