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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

ジャンル 環境 教育 平和 政治経済 人権 多様性 社会変革 問題解決
時間 90分 / 57分 製作年2016  監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

Screening Information

2018/12/16
[ 沖縄県 ] 上映会「コスタリカの奇跡」~積極的平和国家のつくり方~
2018/12/08
[ 東京都 ] 上映会「コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~」
2018/12/08
[ 広島県 ] ハチドリシネマ「コスタリカの奇跡」~積極的平和国家のつくり方~
2018/11/28
[ 東京都 ] 上映会「コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~」
2018/11/24
[ 京都府 ] 『コスタリカの奇跡』上映&トーク(感想・意見交流)

市民上映会 開催者募集

Synopsis

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

Story

1953年、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)は、軍産複合体を批判する有名な演説「鉄の十字架」別名「平和に機会を」で「世界は別の道を選ぶことはできないのだろうか?」と問いかけた。今日のコスタリカに、その「別の道」を見いだすことができる。

コスタリカは1948年に常備軍を撤廃。1949年には憲法にも規定された。以来、軍隊に頼らず、条約や国際法、そして国際機関との関係を強化しながら国際的な関係性の中で独自の安全保障体制を構築していった。

莫大な予算が必要となる軍事費の支払いから開放されたコスタリカは、この予算をよりよい教育や国民皆保険制度の実現のために振り分けてきた。1948年12月1日に軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールの「兵士よりも多くの教師を」というスローガンは有名だ。

このように、コスタリカは国際的な連帯や国際法を基にした平和国家建設への道を決断し、70年近く常備軍を持つことなく平和を維持し、繁栄してきたのだ。本作は、コスタリカを根底から揺るがした1948年の内戦の頃から軍隊廃止までの道筋を紹介する。コスタリカはこれまでの数十年で幾つかの重大な危機を乗り越えてきた。しかし、現在直面する危機が最も手強いものかもしれない。

「20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。」
- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

「改憲をめぐって自衛隊の存在が論じられている今こそ、70年前に軍隊を解体したコスタリカの画期的な取り組みから学ぶべきことが大いにあります。日本の全国民にぜひ見て欲しい貴重なドキュメンタリーです。」
ー ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

Data

原題 A BOLD PEACE 製作年 2016
製作国 アメリカ・コスタリカ 制作 ソウル・フォース・メディア、スパイラル・ピクチャーズ(制作協力)
配給 ユナイテッドピープル 時間 90分 / 57分

Cast & Staff

監督 マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 製作総指揮
プロデューサー マシュー・エディー、マイケル・ドレリング 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト ホセ・フィゲーレス・フェレール オスカル・アリアス・サンチェス ルイス・ギジェルモ・ソリス クリスティアーナ・フィゲーレス

Review(19)

17/05/20 23:16

Miho,B さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び 人生変わる 泣ける
平和先進国、コスタリカ。

映画”コスタリカの奇跡”、何度も何度も繰り返して観ました。
1948年には既に軍隊を廃止したコスタリカ。その後、約70年、どのように平和を維持してきたか。
他の国が攻めて来たらどうするの?そして、実際にアメリカが戦争に参加するように求めてきた時に、中立宣言。
軍を開放、中立宣言、簡単ではないけれど、出来る。

戦争反対って言うだけじゃ、何も変わらないけど、平和エネルギーを発信する人の数が増えれば、何か変わるはず。
この映画には問題を平和的に解決するヒントがいっぱい詰まってます。
家族、友達。みんなにコスタリカからの平和の作り方を受け取ってもらいたいです。

映画の中で、女の子が ”コスタリカ人は毎日をあるがままに受け入れて、楽しんで流れに合わせて生きている” と言ったのが印象的でした。
でも、しっかりとした平和主義が若い世代の中にも根付いていて、いざというときにははっきりとNoといえる国。
コスタリカ人はコスタリカ人であることをとても誇りに思っています。そして国民の幸福度世界1。
移住して4年。私もコスタリカのことをどんどん好きになってきています。これからもっとこの国のことを知りたいです。

この映画に出会えた事に感謝です。

Miho Beaux,

17/06/07 21:25

佐々木優子 さんのレビュー
感動 元気 役立ち 学び 人生変わる 泣ける
コスタリカの決断と、その姿勢を保つための勇気と
挑戦し続ける美しさに、こころを打たれました。

18/09/25 12:05

「コスタリカの映画、皆さんはご覧になりましたか?

私も観たのですが、ひとつ思ったことがあります。

昔、フランスに3年ほどいたことがあるんです。

フランスでは、消防士さんをポンピエって言うんですよ。

フランスの消防士さんは、実は兵隊さんと兼務していて、

消防士だけをやっている人はいないんです。兵隊さんは、

戦争がなければ仕事がありませんから、普段はポンピエをやっているんです。


コスタリカは軍隊をまったく無くしました。

日本の自衛隊は災害救助などで仕事をしてくれています。

日本はこれから少子化ですし、自衛隊を小さくするとか、

仕事の内容を見直すなど、あり方を考えてもいいんじゃないでしょうか」

前川喜平さん
「コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方」前座上映のあった講演会にて

18/09/25 15:01

9月15日のコスタリカ独立記念日をお祝いしての上映会でした。コスタリカ
の独立記念日を素晴らしい映画と共にお祝いできてとても嬉しかったです。
コスタリカ産のチョコレートとコーヒーも大変喜んでいただきました。

観終わった後、胸が熱くなりました。
国民の幸せのために、人間的に自然な選択をしているコスタリカ。
もちろん、またまだ課題も沢山あります。
でも日本の約7分の1しかない小国が、様々な分野で世界のモデルとなり、国
民の幸福度を世界一にしてしまう。
平和のための当たり前のことを、当たり前に実行している国です。
そんなコスタリカを少しでも身近に感じていただけたらという思いで上映会
を行いました。
壮大な夢って言われるかもしれないけど、「平和な世界」にしていくため
の、大河の一滴になれるロメロトレードでいたいと思っています。
また上映会を行いたいです。
Pura vida!

ロメロトレード主催 上映会にて 上映主催者の方より

17/05/02 18:10

20世紀半ば、ホセ・フィゲーレス・フェレールが非武装を「制度化」した。
その後継者たちは、教育や医療、福祉を充実させることで、非武装を「文化」
にまで昇華させた。
21世紀の現在、彼らは環境問題に取り組むことで、その文化をさらに発展させようとしている。

コスタリカ人たちは、非武装による平和という「文化」を共有している。
あたかも、あらゆる日本人が桜を愛でるかのように。
フィゲーレスの政敵であった人たちさえもその例外ではない。

非武装は決して非現実的な夢想ではない。
かといって、平和はどこかから降ってくるものでもない。
平和とは、常に何かに脅かされる脆いものだからだ。
だからこそ、「自ら常に前に向かおうとする文化」が最大の武器になる。
長年の苦闘の末コスタリカ人たちがたどり着いたその境地は、マハトマ・ガンジーやマーチン・ルーサー・キング・Jrが出した結論と重なり合う。

文化とは、「誰にでも共有可能な無形物」だ。
だったら、私も、あなたも、その文化を共有できるのではないか。
それが世界中に広まれば、戦争も貧困もなくなるのではないか。
この映画は、そういった希望のヒントを提供してくれる。

- 足立力也(『丸腰国家―軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略― 』著者)

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市民上映会主催者の声

市民上映会を主催された方の声を紹介します
SDGsについて知り、話し合う上映会でした。
県大SDGsシネマ 2018年10月25日
滋賀県立大学のSDGsへの取り組みとして、映画で社会の課題を知ることを目的に、今回1回目の上映会を開催しました。
学生、教職員、地域の方々といった多様な人たちが集まり、上映後には、参加者で意見交換をしながら多面的な切り口から課題の本質を考える時間をとりました。
平和な国を目指して軍隊を廃止したコスタリカ。しかし近年、経済格差による人々の分断という課題にも直面していることが分かりました。平和=戦争・軍隊の問題という直接的な関係だけでなく、様々な要因の複雑な関係性の中で平和な社会をつくることを考えなければならないと感じました。

コスタリカの奇跡上映会
三多摩9条連 2018年11月01日
軍事費をなくせば国家財政の赤字も直ぐなくなる
アメリカに追随している日本も同じ犯罪者だ
金さえあればいいという風潮は悪である
本当は日本がコスタリカのような国になるべきだ

コスタリカの奇跡~平和国家のつくり方~
 三鷹市医療と福祉をすすめる会の一泊研修会の参加者が20名丁度で、その割に6名の感想があった。「戦争は病気」という人が2名、「戦いは古代から人間のサガ…悩ましい」、「コスタリカの大統領は国民のため努力をおしまなかったことがよくわかった」、「日本は…アメリカに追随して安易な道をたどっているのではないか」、「グローバル社会のなかで貧困是正が課題であることを映画は示していた」などそれぞれの立場から感想が出たのはうれしかった。プロジェクター設置から上映終了まで2時間しか時間がとれなかったので、感想を書いてもらったが、もうすこし時間が取りたかった。

ZENKO南部 2018年11月13日
11月3日の国会前での宣伝、地元誌「おおたジャーナル」、「週刊金曜日」などへの掲載によって、遠くからご来場者いただいた方もおられましたが、区内の方にたくさん見ていただけたのは良かったと思います。
「もっと多くの人に見てもらいたい」「平和憲法を持ちながらそれを生かし切れていない日本の現状を変えなければ」などの感想が寄せられています。
イベントが目白押しの時期で、「行きたいけど用事が重なっていて」との声も多数ありました。
多くのことを学ばせてもらえた上映会でした。
(上映実行委員会:佐々木)

おおまち九条の会 2018年11月14日
 「とても良い映画だった!」「勉強になった」「元気と勇気をもらった!」「1度の上映だけでなく何度も上映して、もっと多くの観てもらいたい」等々、非常に好評でした。
小国コスタリカがどのように軍隊を廃止し、平和国家への道を歩んでいったのか、息を詰める様子でスクリーンに見入っておられました。
 上映後の交流会、シェアリングには30名の参加がありました。大国の圧力による国家の危機をどの様に回避して行くか、その方法と道筋を見事に示してくれたコスタリカ。きな臭い道をひた走る私たちの国の本来歩むべき道はこにある、と多くの方が思われたようでした。
 教育の重要性への指摘もありました。コスタリカの人々の揺るぎない平和への意志と福祉国家である自国への誇りの高さはまばゆいばかりです。それは幼い時から平和について学び考え、培われてきたものなのでしょう。政治を語ることがタブーとなっているこの国との落差を思わずにはいられません。
 『平和』が天から降ってくるものでも、一方的に誰かから与えられるものでもないことを、この映画は教えてくれます。来場者の圧倒的多数が60歳以上と思われる人々で、若い世代が少ないのが残念でした。若い世代にどのように平和への想い、あるべき国の姿を伝えて行くか、改めて課題として残された上映会でした。

この映画を創って下さった方々、配給して下さったUNITED PEOPLE の皆さま、そしてコスタリカの人々に心から感謝いたします。