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都市を耕す エディブルシティ

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監督:カール-A・フェヒナー
監督:海南友子
監督:クリス・テンプル、ザック・イングラシー、シーン・レオナルド
監督:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング

都市を耕す エディブルシティ

ジャンル 環境 教育 平和 政治経済 人権 生活医療 社会変革
時間 56分 製作年2014年  監督 アンドリュー・ハッセ

畑で街を占拠しよう!

舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。

経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。

「空き地で、食べ物を作れるんじゃない?」

経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市を舞台に一部の市民が始めたアスファルトやコンクリートをガーデンに変えて行く活動。それが共感を呼び、世界に大きなうねりを生んでいます。

「食が重要視されないなら 市民がその重要性を訴えるだけ」

「(社会の中で)問題は山積みだけど 食なら人々の力で変えられる」

そんな思いから、健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリー。

More info

映画の舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。

そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリーフィルム。日本人にはまだ馴染みの薄い「食の砂漠」「食の正義」「食料主権」といった概念だが、日本でも子どもの貧困、孤食など少しずつ社会問題として滲み出ている。アメリカで広がりを見せている都市農園、コミュニティーガーデン、エディブル・エデュケーション(栽培から食卓まで全体をいのちの教育として位置づける食育)は、都会生活に食と農のつながりを取り戻す可能性を感じさせてくれる。

Data

原題 Edible City 製作年 2014年
製作国 アメリカ 制作 イーストベイピクチャーズ
配給 エディブルメディア 時間 56分

Cast & Staff

監督 アンドリュー・ハッセ 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 音楽
撮影 編集
キャスト

Review(1)

22/12/21 14:35

グリーンリンク さんのレビュー
元気 役立ち
畑の大好きな人がたくさん集まりました!
本作品は市民が耕作できる農園のない東京都北区民にとってはとても刺激的な作品です。畑が大好きで地元で農にかかわりたい人々がたくさん集まり、私たちのこれからの活動に希望をいただきました。

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
耕したい!
ウナカメuna camera livera 2024年02月13日
もし、家のすぐ近くに畑があったら、毎日植物や土に触れて、食べ物を自分で作ることができるのに。

都内での土地利用、環境や食の教育に、「都市を耕す」ことは一番有効なのでは?

見えない部分(どんな経緯で始まったのか?経費や許認可は?持続可能なのか…?)の不安を考慮してもなお、良いことの方がずっと大きい、「都市を耕す」という発想に、深く共感。

大きな変化の最中にあるアメリカの悩みも垣間見える。日本にも同じことが起こるでしょうか。

人口減、開発や資金の流れの変化、これまでとは違う世界へ動いていることを実感した作品。

様々な社会問題をまとめて解決できるかも!?
ここに希望があると思いました。

今後の活動のきっかけに
株式会社アドイシグロ 2024年01月21日
長野のまちなかにみどりを増やしたい!という活動をしている仲間たちと一緒に観る機会になりました。
自分達の活動がマイノリティのままで良いのか?など上映後に感想をシェアすることができ、今後の活動の見直しもしたいね、と相談することもできました。
この映画から10年が経っていますが、サンフランシスコ、バークレー、オークランド3都市は、その後どうなっているのか知りたいなと思いました。

「都市を耕す エディブルシティ」
株式会社インコム 2023年11月21日
本日は第7回「ももシネマ」開催となり
「都市を耕す エディブルシティー」を上映させて頂きました。

映画の本編はアメリカの方々の活動を主題としていますが
上映後、日本の東京での実態はどうかという内容で
都内でアーバンガーデンを営んでいらっしゃる
4団体の代表の方々

たもんじ交流農園様(墨田区)
Edible KAYABAEN様(中央区)
生活共同体 TSUMUGI様(中央区)
タマリバタケ様(世田谷区)

をお招きして、それぞれの活動内容を報告しあう
パネルディスカッションを行いました。

行政/事業者/市民主導型の3種類にプロットし
皆さんの取り組みをそれぞれお話しして頂きました。

それぞれの取り組みやカラーは違っていても
都市でも「食」に関わり、関心を持って取り組んでいるご様子や
それぞれに課題や悩みを抱えながらもこれからに繋げていく気持ちを
会場の皆さまにも伝わる機会になったかと思います。

少人数ではありましたが
リピーターの方がご友人を連れてきてくださったり
チラシをみて来場くださったり
映画を通じて
話し合える、報告しあえる、繋がっていく
そんなこともできるのだと実感できる上映会となりました。

ご来場頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

都市の未来に、駐車場よりも畑を
野菜ソムリエさんや、札幌近郊の農業を応援している方などの参加が多かった。
一部の年代の方は、戦時中を想起する方も多いようだった。

自分たちの手で安全な野菜を作っていきたい!
参加者は、大人4名、実行委員6名、子ども2名でした。
上映後の参加者から以下のような感想が出されました。

●子どもが小さかったときは生協に入っていたが、もう一度食を見直したいと思った。経済的に厳しいと安全な食が手に入らない。裕福でも貧しくても、安全な食が手に入る取り組みはいいなと思った。

●マンション暮らし。コロナのときに一年間実家に戻ったが、実家の地域は戸建て多く、庭もあり、人間的な生活だと思った。工業的に生産されたものばかり食べている。「余裕」がないとできないかもしれないけど、「余裕」を持ち寄って一緒に畑をする取り組みは素晴らしいと思った。2014年の映画だが、今はどうなっているのだろう?

●ワークショップのシーンが印象に残った。「自分たちで取り戻そう」「スムージーで」というのが良かった。「愛」がキーワード。銀行から借りずに、自分たちで協同組合を作って取り組んでいるのも良かった。

●「愛で対抗する」と言って去っていくシーンがかっこよかった。つい最近畑を借りて、野菜作りを始めた。ゴーヤがネキリムシにやられて2個しかできなかったが、野菜の温かみを感じたり、野菜に対して「頑張っているな」と感じたりした。

●食が「経済優先」となっているのを変えたい。多くの人は、スーパーで「買う」だけ。すぐ近くに畑があれば、野菜が育つ過程を観れて、「気づく」ことができる。いまはそれが見えなくなっている。先日田んぼの草刈りをさせてもらって、気づいたこともある。教育のなかで食を扱うことが大事だと感じた。

●昨年秋に糸島市から福岡市にやってきた。2年前から農家になり、いま農地を買おうとしているが、新規就農で、機械を使わない、多品種…と普通のやり方と違うやり方をしようとしているため、こと細かく聞かれて、まだ農地を買えていない。でも、都会でやっていくことの意義があると思う。生きるための基盤となる知識(空気、水、土…)について知らないことが多い。そういう知識を知っていくことが基礎となる。「これから福岡市でやっていきたい」という思いを新たにした。

●8年くらい前から1反ほど畑をしているが、近所の高齢の農家を見ると「子どもに継がせたくない」という気持ちは分かる。たいへん。夏は草とのたたかい。自然農をやりたいけど、状態を観ながら、方法を変えている。具合が悪くても、畑に出ると良くなる。「個人の問題ではない。政策としてやらないといけない」という言葉が印象に残った。福岡市の「須崎公園」「藤田公園(博多区役所の横)」などでも畑ができたらいいなと思った。

●価格と賞味期限だけを見て、それ以外はあまり気にしたことがなかった。将来の子どものためにも、知識をつけたいと思った。映画のなかで、畑によって人のつながりが生まれていた。実家の地域でも物々交換が当たり前にあった。畑の良さを改めて感じた。

●最近子ども食堂に関わりはじめ、フードバンクから届く食品を見ていると、ジャンクフードが多い。日本では「食の貧困化」の問題と「食の安全」の問題が両立できていない。教育やメディアの影響が大きいと思う。福岡市の「須崎公園」「舞鶴公園」「海の中道のカジノ計画」などの問題について、食や畑を使った対抗運動の方法が参考になった。

●大名小学校跡地にできたリッツカールトンのところが人工芝なのは残念。

●幼稚園のことをキンダーガルテンというが、最近の保育園はビルの一室にあったりして、「子どもの園」になっていない。もともとドイツでは、園の周りに畑があり、野菜が育っていたらしい。自然は、人間の原点だと思う。

●たとえば、ポストハーベストの問題を知らないと、農薬をまいているのを見ても、何も気づかない。まず知ることが必要。

●政策提言は必要だけど、そのためには市民も力をつける必要がある。いまNPOで福岡市有地の森の管理を任せてもらえることになったが、まず自分たちでやった実績があるから。まず自分たちで実績をつくる必要がある。「コモンズ農園」をまず自分たちでやりたい。