それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~ のレビュー
「戦争は若者の人生を奪っていくことを伝えたい」
2012年5月、カナダのトロントで開催されていたHot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭でドイツの名物映画・テレビ番組プロデューサーハンス・ロバート・アイゼンハウアーさんが熱く語っていたそうだ。
目の前で銃撃戦が繰り広げられる様子は、この上なくリアルだ。
第二次世界大戦終結から70年。戦争の悲惨さを語れる体験者も少なくなりつつある今、リアルな今起きている戦争のドキュメンタリー映画を届け「決して戦争はしてはならない」という日本国憲法の誓いを再共有したいと思う。
ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡 のレビュー
視点を変えると世界が違って見えてくる。
世界的な現代アーティストがアートで社会的課題の解決を試みるプロジェクトを追ったドキュメンタリー。
プロジェクトそのものも素晴らしいのですが、ドキュメンタリーとは思えない出来の映画です。
デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり のレビュー
妻ギリアンが出会った時のデイヴィッドは、200ドルとラジオしか持っていなかったそうです。そんなこと関係なしに、大好きなピアノを演奏し、いつも瞬間瞬間を感謝しながら輝き続けて来たのです。映画『シャイン』という題名の通り。もちろん、彼のピアノ演奏も最高ですし、映画『シャイン』を観たことがなくても楽しみめる映画です。
精神の病からの復帰。深く長いトンネルの先に、一筋の光を見つけて出たら、眩しいほど輝く存在になっていた。そんなデイヴィッドは、周りにも喜びを、幸せを振りまく存在となっています。