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コペンハーゲンに山を

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監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
監督:ダーヴィド・グロス
監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
監督:クリス・テンプル、ザック・イングラシー、シーン・レオナルド

コペンハーゲンに山を

ジャンル 環境 科学技術 社会変革 問題解決
時間 51分 製作年2020年  監督 ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー

老朽化した都市中心にある巨大なゴミ処理施設をどうする?

“未来都市とサステナブルな環境づくりは両立可能”と建築家ビャルケ・インゲルスは
コペンハーゲンに“人工の山”を出現させる奇想天外なアイデアを打ち出した。

Screening Information

2024/05/10 ~ 2024/05/12
[ 東京都 ] コペンハーゲンに山を@まちの小さなシネマ Koti

上映会 開催者募集

©2020 Good Company Pictures

About the film

コペンヒル。世界初!スキーが楽しめるゴミ処理発電所へようこそ!

2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか?次々と疑問や課題が山積みになっていくが、難題を乗り越え2019年10月、コペンハーゲンにスキーが楽しめる「コペンヒル」が誕生。ゴミで再生可能エネルギーを作る最新鋭のゴミ焼却発電所で、年間3万世帯分の電力と7万2000世帯分の暖房用温水を供給する。誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったのだ。

More info

ここはコペンハーゲンに出現した新たな観光名所。
ゴミ処理発電所でありながらスキー場を併設する世界初で世界最大規模の建造物!

スター建築家ビャルケ・インゲルスがクレイジーな発想でコンペを勝ち抜く

2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。満場一致で優勝者を発表する際、アマー・リソース・センターCEOのウラ・レトガーは歌い出すほど興奮していた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか?予算内に完成出来るのか?次々と疑問や課題が山積みになっていく──。

誰も行きたがらなかったゴミ処理場が観光名所に!

難題を乗り越え2019年10月、コペンハーゲンに新しい“山”が誕生。完成に9年。かかった費用は約5億ユーロ。デンマークの景色を楽しめるこの山「コペンヒル」の標高は85m、全長450mでゲレンデ幅は60m。4つのリフトでスキーが楽しめる。ゴミで再生可能エネルギーを作る最新鋭のゴミ焼却発電所で、年間3万世帯分の電力と7万2000世帯分の暖房用温水を供給する。屋上にはレストランやハイキング・ランニングコース、壁には世界一高い85mのクライミングウォールが設置されている夢のような施設だ。誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったのだ。

Data

原題 Making a Mountain 製作年 2020年
製作国 デンマーク 制作 グッドカンパニーピクチャーズ
配給 ユナイテッドピープル 時間 51分

Cast & Staff

監督 ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー 製作総指揮
プロデューサー カトリーヌ・A・サールストロム、キャスパー・アストラップ・シュローダー 原作
脚本 ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー 音楽 ラスムス・ウィンター・イェンセン
撮影 ヘンリク・ボーン・イプセン、ユッタ・マリー・イェッセン、キャスパー・アストラップ・シュローダー他 編集 ライケ・セリン・フォクダル
キャスト ビャルケ・インゲルス、ウラ・レトガー他

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
CATFLIX  2023年08月26日
こんな発想のゴミ焼却施設の案が日本で通る事なんてあるのだろうか?
こんなユーモアたっぷりのプロジェクトに大人たちは真剣でこんな社会は幸せだろうと思う。
北欧の教育はとても良い教育をしている、
そういう基盤があってこのような事が出来るのではないかとの意見がありました。
非常階段のハイヒールのくだりではどっと笑いが起きました。

身近なテーマにおいて常識を疑い発想を転換した稀有な事例
山小屋シネマ 2023年07月28日
コペンハーゲンに山を。
このタイトルからでは内容を推測することはできないかも知れません。実際僕らもそうで、実際にこの短い映画を観るまではどんな内容なのか?なんか建築系?ぐらいに思っていました。
しかし実際は、考えるきっかけとなる切り口をとても多く備えた良作でした。上映時間が短いのがポイントで、限られた時間の中で上映会+α、という企画をする場合にはとっても助かるかと思います。
まだ消化しきれてない部分もありますが、ゴミの焼却処理という環境問題からのアプローチがある一方で、タイトルに掲げたように「ゴミ処理(焼却)施設」というある程度定型化された、しかし日常生活には欠かせない事柄に対する今までにない挑戦を具現化した人たちの記録として読み取れば、環境問題や建築というイシューに囚われない受け取り方が可能になるかと思います。

下川すまっこシネマ 2023.7月上映会 「コペンハーゲンに山を」
下川りくらしネット 2023年07月22日
どちらの映画も約60分ということで、
「コペンハーゲンに山を」と
「ハッピー・リトルアイランド」の2本立てで開催しました。

国も年代も手段も違うけれど、どちらの作品も、明るい未来を思い描く人々が、それぞれの置かれている状況や文化の中で、それぞれのコミュニティー形成をしていく、その対比を興味深く観ることができました。

<参加者の感想>-----------------
2つとも興味深く、今の下川にマッチした映画でした。
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環境を変えるのは、先ず自分の考えを変える事と思いました。
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ゴミ焼却場のデザインを公募するって発想が日本にはないよなぁと思います。特に地方はコストコストコスト…初期投資の大きさばかりに目がいって、安いけどムダの多い施設になりがち。
蜂を飼いたいです。
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どちらも、「大人な社会」を感じました。
「ジャストラ研究会」にも参考になると思いました。
あと、2本目は「移住ブーム」「田舎暮らし」のなかて移住を考える人に見て欲しいなぁと思いました。
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コペンハーゲンに山をは、色々な葛藤とチャレンジを描いていて、ジャストラ視察報告会でみたものの奥が見えてよかった!ハッピーリトルアイランド、年配者たちの生きる姿勢に感じ入りました。これから世界中の人たちの生きる見本になるような生き方なんだなと。
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アテネの今が日本の未来に見えて不安になった。イカリア島に行きたくなった。
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必要最低限で満足するとの言葉が、心にしみました。
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①ごみの処理と発電が同時にできれば問題解決につなげられそうだと思いました。
②田舎暮らしの理想と現実のことがわかりやすかった。
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色々考える内容だった。
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『コペンハーゲンに山を』は、もっとゴミ処理場のサステナブルな側面を紹介していると思っていたのですが、見た目とスキー場と予算の話がメインで、夏でもスキーをできるようにするためプラ系を使っているように見えて、マイクロプラスチック出しまくりでは?とサステナブルな側面から疑問を持ちました。
その後、偶然モエレ沼公園の情報を見て、ゴミ処理場つながりという点で北海道にも事例があったんだなとあらためて気づきました。
https://moerenumapark.jp/environment/
『ハッピー・リトル・アイランド』は、地域おこし系の優良事例紹介とは違って、簡単に感想をまとめられない、映画的な映画で味わい深い作品でした。
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設計者の方々と見る建築ドキュメンタリー映画 3rd
ヨーロッパやカリフォルニアの床材を扱う Oshima Pros が、プロの設計者の方々と「コペンハーゲンに山を」を鑑賞する上映会の第3回目を開催しました。
オーシマプロスでも、デンマークのカーペットブランド Ege Carpets を取り扱っており、同社が進める様々な環境活動のバックボーンを、映画を通してお伝えさせていただきました。

今回も設計会社の方々をはじめ、たくさんの方にご参加いただきました。

以下、印象に残った感想です。
「学生時代や、社会人初期の頃は「人がやらないことをやる!」という思いで、仕事に取り組んでいたが、少しずつそういった気持ちを忘れていた。初心に帰ることのできる映画だった」

今回で不特定の方へ向けた上映会は最後となります。今後は、特定の会社の方へ向けた上映会を開催していきます。