予約の取れないレストラン“シェ・パニース”のオーナーで、エディブル・スクールヤード(食育菜園)の創始者アリス・ウォータース。
世界中の料理人と教育者に影響を与える彼女が信じる「おいしい革命」とはー?
「食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わります。
さあ、皆で動きましょう。気候変動を止め、地球と私たち自身の健康を回復するために。」
ー アリス・ウォータース
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©2024 アリス映像プロジェクト/Ama No Kaze
About the film
全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者でありオーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースと日本国内、カリフォルニアへとおいしい革命の探究へと向かうドキュメンタリー。
More info
<「おいしい革命家」アリスのはじまり>
1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店「シェ・パニース」が開店した。旬を生かした料理と気取らないあたたかさで客をもてなし、予約の取れない人気店となった「シェ・パニース」。その在り方はのちに「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」というコンセプトに発展し、世界中で知られるようになる。そんな「シェ・パニース」のオーナーの名前は、アリス・ウォータース。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。
<日本の給食や生産者、料理人との出会い>
2023年、アリスの集大成となる書籍『スローフード宣言 ー食べることは生きることー』(海士の風)の出版1周年を記念して、著者来日ツアーが開催された。アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合っていく。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かう。
未来につなぐための映画は、きっとあらゆる人の食卓を変えていく。
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Data
原題 | We Are What We Eat ー A Delicious Solution of Alice Waters | 製作年 | 2024年 |
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製作国 | 日本 | 制作 | 海士の風 |
配給 | ユナイテッドピープル | 時間 | 66分 |
Cast & Staff
監督 | 田中順也 | 製作総指揮 | |
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プロデューサー | 長谷川ミラ、田中順也、阿部裕志、小野寺愛 | 原作 | |
脚本 | 音楽 | ||
撮影 | 田中順也 | 編集 | 田中順也 |
キャスト | アリス・ウォータース、真鍋太一、スペンサー・ヒューイ、ロス・カナード、レベッカ・ボッツェリ、宇井裕美、ジェローム・ワーグ、中東久雄、松場登美、エスター・クック、ニック・リー |
Review(1)
上映者の声
6月のテーマは「私が観たい映画&あなたが観たい映画」
リクエスト作品を上映しました。
いつもより多くの反応があり、アリスさんの注目度に驚きました。
本作の評判を聞いて観に来たという方が多かったです。
参加者の方の感想、意識の高い方が集まり、たくさんの気づきが生まれたシネマダイアローグでした。
参加者の感想:
・食育の大切さ。今の幼稚園はとても力を入れているけれど、小学校では食育、給食どうなってるのか心配...
・旦那さんが観ておすすめしてくれた映画。想いをより共感することができた
・都心での子育て時代、食の大切さについて子どもに伝えられたか自問...
・農ある生活が当たり前の地域で、自分の環境が決して当たり前でないことに気づかされた
・食への意識改革は食を提供する大人への働きかけも大事
・京都の料理人さんが言っていた「SDGsに感謝が入っていない」という指摘にその通りと思った
・ファーストフードは労働環境など安さの犠牲になっているものが多すぎる。絶対使わないとは言えないけれど...
・自分の住むいすみ市は市民の働きかけによりオーガニック給食が始まった。アクションて大事
・子どもが食べても食べなくても、野菜ある豊かな食事を出していこう
・オーガニック食品はとても贅沢なこと。世界ではパレスチナなど食べるのに困っている地域があることも忘れてはならない
・オーガニック生活をやってみると、とてもお高いという現実がハードル
素晴らしい上映会になりました。
よい作品をありがとうございました!!
全編にわたって、オーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースさんの温かい人柄が伝わる映画でした
ファーマーズ・ファースト
農家を第一に
土地を大切にする農家をリスペクトして、彼らがちゃんと食べていける価格で野菜を買おう
それが私たちの食の未来をつくっていく
原題は「We are what we eat」
私たちは誰でも、自分が口にしたものからできているということ
自分が幸せに生きていきたいと願うのならば、良い食材を選ぼう
安いこと、いつでもあること、たくさんあることに慣れてしまっている現代の私たちは、食材のかけがえのなさに気づけていないし、農家へのリスペクトもありません
でも、こんな「ファーストフード文化」はつい最近のもので、今から60〜70年前はすべてが「スローフード」だったはず
経済優先、効率優先の価値観が、本当に大切にしなくてはいけないものを見失わせているわけです
60年で変わってしまったのなら、60年で元に戻すことだってできるのではないでしょうか?
私たちが意識的に行動することで、必ず未来を明るくすることができるはずです
まず自分にできることから一つずつやっていきましょう!
一緒に映画を観た方の感想です
「食材との向き合い方に気づく内容の映画で、日本の文化に「いただきます」と言って、食べ物に敬意を払い食材の命をいただく…。食育の原点はここにあるのかなと改めて感じました」
次回の上映は7/23水曜『プラスチックの海』
短い映画とゲームで、SDGsについて楽しく知ることができるイベントです
詳細はこちら
https://fb.me/e/6HSb3AZp5
#映画 #SDGs #ソーシャルシネマ #cinemo #unitedpeople #ウナギネマ #福岡 #柳川 #ドキュメンタリー

平日の月曜日開催でしたので前回より参加者は少なかったものの、アットホームな雰囲気の中でそれぞれのライフスタイルや食について意見交換もでき充実した時間になったと思います。
アリスさんの考え方や生き方が素晴らしいのは言わずもがなですが、後半紹介されていた京都の料理人中東氏の「いまSDGSが叫ばれているがそこに感謝がない」という言葉が私にはとても刺さりました
参加された方からのご感想
・色々な刺激を頂けて充実した時間になりました
・少人数でも意見交換で様々なお話が聞けて良かったです
・千葉県夷隅市の学校給食は100%有機米。子供たちの健康のため社会のために他の町にも広がっていけばいいと思う
・美味しそうな食事の映像が出てきて、お腹が空きそうになりながら、食を豊かにしていくことの大切さを学びました。
・アットホームで楽しくお話できて良かったです

エディブルガーデンも羨ましい。すぐできることとして、余った籾種を、バケツ稲(で育てる体験)のお誘いに、配ることにした。