スローフードの素晴らしさや、生産者目線のレストラン経営に対する賞賛の声があがっていました。中には、「畑を作りたくなった」と感想を寄せる方も。石見銀山の古民家活用宿泊所経営者や、京都「なかひがし」の料理人さんなど、日本でこだわりをもって良質なサービスを提供している方々を前に、日本人としてとても誇らしい気持ちになりました。料理人の方が農家の方に聞いた「私たちは作物ではなく、土を育てているんだ」という言葉は、とてもリアルで力強いものだと感じました。アリスさんが子どもたちと給食を共にしているシーンも、心和みました。欲を言いますと、アリスさんが70年代にスローフードにこだわったレストランを開店するに至った経緯と、苦労されたストーリーなどをもっと詳細に聞きたかったと思ったのですが、それは著書に詳しく書かれているのですよね。。。。
何人かは、映画はよかったけど、pvみたいだった、とか、映画としては、普通だった、との意見もわりと顕在していました。「食」に向き合うきっかけづくりとしては、とても良質な作品に巡り合えたと思います。
エディブルガーデンも羨ましい。すぐできることとして、余った籾種を、バケツ稲(で育てる体験)のお誘いに、配ることにした。