私たちはどうしたら幸福になれるのか。
幸福度の視点からさまざまにアプローチする映画でした。
終演後のオンライン交流会でもたくさんの感想が共有されました。
・「幸福度は心のスキルだ」という言葉が印象に残った。
ということはスキルを磨けば誰でも幸せになれるということ。
・日本語では「幸せになる」というけど英語では「be happy」
幸せというのは今の状態を表している。
・アメリカの中学校でのいじめへのアプローチが感動的!!
途中でティッシュを取りに行かなくてはいけなかった。
・FLOW(フロー)と呼ばれる、我を忘れて熱中できるものを持つことが幸福になれる大きな鍵になる。
趣味でも仕事でもそういうものを持っていたい。
・日頃からドーパミンがどんどんできるようなことをしようと思った。
・私たちが幸福の条件と考えている社会的立場や富は、幸福度にたった10%しか影響していない。
自分の心の持ち方次第で変えられる部分が40%もあると知って希望が持てた。
・みんなお金があることが幸福の条件だと考えているけど、昔のアメリカに比べて現在のアメリカは倍以上の収入がある豊かな暮らしをしているが、幸福度は以前の貧しい頃とまったく変わっていない。
今、コロナで経済をなんとかしようとしているけれど、今こそお金ではない別の価値をみんなで大切にできるチャンスではないか。
自分の心の持ち方次第で幸福に近づくことができると勇気づけられる作品でした。
まだ観ていない方にはぜひ一度観てほしい映画です。
その中でも、日本の「過労死」や家族のつながりが薄れている様子が、非常に暗く悲しく映りました。