「シネマと余白」企画第一弾として、「手に魂を込め、歩いてみれば」上映会を2026年5月30日に不動技研ながさき市立図書館多目的ホールにて開催しました。115名の方にご参加いただきました。映画上映後のアフタートークには、ユナイテッドピープル代表の関根健次さんも登壇し、ガザへの思いや、映画配給についての想いを葛藤も含めてお話されました。特に、同じ時代に生きているのに、生まれた場所が違うだけで生きる権利も奪われてしまっている「同時代性」についての言及には、心に残ったという感想が多く寄せられました。また、長崎の原爆とガザの現状が重なって見えた、という感想もありました。
以下、参加者から寄せられた感想を抜粋して掲載します。
・映画を鑑賞した方々のなかで、自分が置かれた現実と、ガザ地区で起きている現実との圧倒的な非対称性に、この世の中の不条理さに、心を震わせなかった人はいないのでないでしょうか。
そして、自分に何ができるのか。何をすべきなのか。何をしてはいけないのか。その問いを抱かなかった人も、いないのではないかと思います。
・今回一人の女性ファトマと向き合った事でガザの悲劇がものすごく近いものとなりました。あの破壊しつくされた風景に今は人の命や生活を感じるようになったと感じています。
今も自然と涙があふれてきます。
・ガザで亡くなった7万人以上の人それぞれにファトマさんのような物語があるはずで、それを思うと辛いです。
・理不尽、無条理、…こんな言葉が脳裏に焼き付いた感じです。ガザの街の様子は、報道番組で見ることはあります。しかし、ガザに生まれ、ここで育ち、今もまさにこの地で生活されている方の目線で、現状を伝えてもらえたことは貴重な体験でした。
・この映画のお陰で、日本にいる私たちが出逢えるはずがなかったファトマさんと出逢えて、感謝します。生命力あふれるあの笑顔がずっと心に残って、爆撃で亡くなったことが信じられない思いです。映画を見ながら何度も涙があふれましたが、この映画を見られて本当に良かったと思うし、(最初はちょっと不安だったけど)世界や日本の中で起こっている不条理に声を上げ続けなければと強く感じました。
・住居のそばに爆弾が落ちても、飢えても、暮らしは続くし笑顔は浮かぶんだと、驚きをもって見ていました。そんな当然のことも、これまで知ろうとしなかった自分がいます。今は、まるで知人がパレスチナにいるような気持ちで、何かできることはないかと考えています。
・ファトマさんの深い知、ユーモア、勇気が、監督との会話から伝わってきました。同時に、長く続く「監獄」が、人を無気力で覆っていくこともよくわかり、胸に堪えました。
・ガザの町の瓦礫のシーンと被爆直後の長崎のイメージが重なった。フォトマがもしまだ生きていて、長崎に来ることができたら、復興した町の姿が大きな希望につながっただろうなと思った。
・人間って社会に対し無力感がつのる、いったい 何とかする道はありますか 何かを求め祈れば良いのですか 訳のわからない 何かに腹が立ちます。
・特別なことではなくて、目の前の一人一人を大切にしていこうと改めて決めました。この映画を繋ぐことに、お手伝いできることがあればやりたいです。




















映画表現と言う名の本質かつ痛烈な叫び
セピデ監督とファトマさんによる リモートでのキャッチボールは
どんな話題作をも圧倒的に凌駕する現実
“映画鑑賞”の領域を超えている
あなたがこの作品に、彼女達に出逢います様に。」
斎藤 工(俳優/フィルムメーカー)
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「私たちも、あなたの遺したまなざしを、 引き継ぎたい。記憶は、沈黙よりも強い。 映画を観終えたあと、 私はただ、静かに立ち尽くした。 この世界に、沈黙していい死など、 一つもないのだと。」
サヘル・ローズ(俳優・タレント)
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「「もし死ぬなら、響き渡る死を」25歳の若き才能をここまで追い詰めたこの戦争を、忘れてはならない。
命を失ったあとも、彼女のメッセージを、私たちは見て聴くことができる。それは奇跡なのだろうか。そんな残酷な奇跡なんて、いらない。でもその現実を、私たちは直視しなければならない。凄まじくパワフルで、人の美しさと、そして静かな怒りに満ちたこの作品を、一人でも多くの人に見てもらいたい。」
須賀川拓(戦場ジャーナリスト)
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「とてもキュートなファトマの笑顔に支えられながら、祈るような気持ちで観ました。 「ドイツ国際平和村」で出逢った、戦争で傷ついたガザの子どもたちを思い出しながら。治療を受けた子どもたちは、「ガザを誇りに思っている」「家族に会いたい」と、母国に帰りたがります。スタッフは命懸けで子どもたちをガザに返しました。それがガザと親御さんとの約束ですから。生きぬいてほしいと祈りながらサヨナラをします。
でも、この記録映画で、祈るだけでは変わらないと改めて気づきました。「まずはこの映画を観てほしい!」と多くの人に伝えます。観て考えてアクションしたくなる作品です。」
東ちづる俳優/一般社団法人Get in touch 代表
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