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バレンタイン一揆

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監督:Ben Matsunaga
監督:ガヤトリー・ロシャン、エマニュエル・ボーン・リー
監督:ビル・ギャラガー
監督:ヘザー・レンズ

バレンタイン一揆

ジャンル 平和 政治経済 人権 問題解決 その他
時間 64分 製作年2012年  監督 吉村瞳

チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで誰がつくっているのか、あなたは知っていますか? ガーナで児童労働の問題と出会い、悩み、闘った、日本の女の子たちの物語。

Screening Information

上映会 開催者募集

About the film

児童労働って?フェアトレードって?
小さな一歩をふみだした、日本の女の子たちの奮闘記。

“チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで誰がつくっているのか、あなたは知っていますか?”日本の普通の女の子3人が、アフリカのガーナで出会ったのは、たくさんの子どもたちがカカオ農園で働かされ、学校に通うこともできない「児童労働」という現実でした。バレンタインデーに、フェアトレードでつくられた、ほんとうに愛のあるチョコレートを、日本のみんなに選んでほしい。彼女たちは動き出しました。イベントの名は、「バレンタイン一揆」。果たして、彼女たちの想いはみんなに届くのか??これは、児童労働の問題と出会い、悩み、闘った、日本の女の子たちの物語です。

More info

ガーナで児童労働の問題を知った、日本の普通の女の子3人は、動き出す。バレンタインに、チョコレートを通して、世界の問題について考えること。フェアトレードでつくられ­たチョコレートをちゃんと買うこと。それこそが、バレンタインにすべき、大切なことなんだ、と。そして、みんなでフェアトレードのチョコレートを買う「バレンタイン一揆」­というイベントを企画。2月11日、「バレンタイン一揆」当日、彼女たちの想いはみんなに届いたのか・・・。

※ACE設立15周年記念として制作。

Data

原題 バレンタイン一揆 製作年 2012年
製作国 日本 制作 博宣インターナショナル
配給 配給協力:ユナイテッドピープル 時間 64分

Cast & Staff

監督 吉村瞳 製作総指揮 小林聡
プロデューサー 並河進(企画) 斎藤雅隆(統括)森元直枝 富岡洋一(企画協力) 原作
脚本 音楽 中村公輔(音楽監督) 主題歌「僕なんて」音楽協力:Q.,Ltd 株式会社キュー
撮影 小林聡 編集 吉田博 
キャスト 梅田麻穂 藤田琴子 志賀アリカ

Review(5)

14/05/26 21:08

abx155 さんのレビュー
カカオ豆がどうやって作られてるか恥ずかしながら今まで知りませんでした。この映画を見て児童労働の問題に気付かされました。きっとこれは氷山の一角なのでしょう。でもその一角を知れてよかったです。
自分の知らない社会問題と向き合いたい、そんな方におすすめの映画です。

14/05/13 11:35

うっちー さんのレビュー
感動 元気 学び
本当に普通の女の子たちが、ガーナの児童労働の現状を実際に見て体験して、心を動かされ、日本に帰ってきて、自分たちのアイデアや力で、何かを変えていこうとする姿勢に心打たれました。大きな経済の流れの中から言ったら、すごく些細な運動かもしれないけれど、学生時代に、涙を流し、汗を流して、地球の裏側の子供たちのために本気になって動いたことは、彼女たちの人生を変えていくのだろうなと思いました。児童労働やフェアトレードのことについても、とてもわかりやすく学べる内容となっています。

14/12/12 10:57

とん星 さんのレビュー
学び
カカオ豆生産の現場と児童労働の関わりを知るための入門編としても分かりやすい。その現実を見た普通(の中でもちょっと社会問題に関心が高いほう)の女の子たちの心の軌跡がこの映画のストーリーです。彼女たちが帰国後直面する、「直に触れた者」と「そうでない人たち」の温度差は、児童労働だけじゃなくどんなことにも普遍的に存在する課題なんじゃないかと思います。

23/12/21 21:18

ひろんた村母屋 さんのレビュー
学び
学生時代に自分の境遇と全く異なる育ち方をする子供たちと出会う経験は、その後の行動や考え方に少なからず影響を与えると思います。それを直に体験した彼女たちは、直ぐに行動を起こすのですが、そうでない大勢の人たちとのかみ合わなさもドキュメンタリーならではでしょう。おそらく、社会人になって幾年か経つであろう彼女たちが、どんな大人に成長しているのかも知りたくなりました。

16/01/15 21:58

渡部建具店 さんのレビュー
学び
私はチョコレートが大好きです。
一時期、毎日のようにチョコクロを食べていて、もう若くもないのにこれはイカン!と
一念発起してスイーツ断ちしたことを遠い目で思い出します。(チョコクロは今も食べてません)
フェアトレードに関する映画、ということで上映することにした「バレンタイン一揆」の再生確認をおこなったのですが、
昔からバレンタインに限らずイベント事に全く興味がない私は、冒頭の
「バレンタインは世界中が愛に包まれる日」
というナレーションを聞いてブルーレイディスクを畑の彼方へと鹿煎餅のように投げようかと思いました。
しかし、そんなことしなくてよかった。
映画は、チョコレートの原料であるカカオの主要生産国ガーナへのスタディツアーに参加した18,19歳の女性3人を中心に描かれています。
児童労働の現実と、その状況を改善しようとする大人たちの動き、教育への真摯な姿勢等、
映し出される映像はツアーを疑似体験させてくれます。
現地の人たちの暮らしを目の当たりにした三人の反応も、
同じく不平等なシステムの上に無自覚に乗っている日本人だからか共感することが多く、
それも映画にのめり込めた一因だと思います。
この映画は、
オーガニックかそうでないか、原材料はピュアか、環境配慮はしてあるか、だけでなく、
児童労働といった生産現場への思いを馳せることが大事であると再認識させてくれました。

チョコ好きのあなた、ぜひ一見を〜

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上映会主催者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
手軽さ、楽しさ、美味しさの裏の事実
&JOY 2022年02月06日
バレンタイン特別企画として、フェアトレードの食材を使用したプラントベースチョコレート OPENER CHOCOLATE様にご協力いただき上映会を開催しました。

私たちが手軽にいつでも美味しいチョコレートを食べることができるようになるまでに、重労働に耐え、教育を受けることもままならない子どもたちの手を経由している事実。

フェアトレードという言葉を知る人も増え、児童労働の問題についても目にすることができるようになった今でも、手軽さ・美味しさ・楽しさが、その事実を覆い隠してしまいます。

愛をこめたバレンタインに、選ぶならフェアトレードのチョコレートを。「私たちにできること」のひとつの方法を提示してもらえた映画です。

児童労働に関するその後の取り組みも、NPO法人ACEさんのホームページから確認することができます!

2021ウナギネマvol.21『バレンタイン一揆』
今からちょうど10年前の日本では「フェアトレード」という言葉もまだ認知されていなかったでしょう。
そのような中で、カカオ豆の産地であるガーナを訪れ、児童労働の現実と向き合った3人の女の子たち。
一人でも多くの人にこの現実を伝えようと「バレンタイン一揆」を起こします。

バレンタインデーを間近に控えた銀座の街角に立つ女の子たち。
街ゆく人にフェアトレードのチョコレートを選ぶように訴えます。
しかし、残念なことに彼女たちの声に耳を傾ける人は少数でした。

SNS全盛の今なら「#バレンタイン一揆」とタグ付けして発信すれば、もっと多くの賛同を得られたことでしょう。
彼女たちに賛同してくれたのは60名ほどだったそうです。
しかし、何よりも大切なのは、60名という結果ではなく、彼女たちがきちんと行動に移すことができたことでしょう。

自分の心を刺激する情報に出会っても、私たちの多くは行動に移すことなく終わってしまいます。
世の中で起きている様々な課題に心を動かしても、それはアクションにならずに消えてしまう。

どんな小さいことでもいいから何か行動してみる。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にはとても難しいことを私たちは体験として知っています。

スウェーデンの若い活動家グレタ・トゥーンベリさんの名前を知らない人は少ないでしょう。
気候変動に対する取り組みを求めてFFF(Friday For Future)を始め、今や世界中に広がる活動となっています。
そのスタートはひとりぼっちでの学校ストライキでした。

この『バレンタイン一揆』に登場した3人の女の子はその後どうだったのか。
調べてみると、驚きの(いや、期待通りの)事実を見つけました。
※残念ながら情報見つけられたのは以下のおふたりでした。

もっとも年長者だった藤田琴子さんは「いちほの会」を立ち上げて活動されています。
一時保護所を子どもたちが安心できる場所に。
様々な課題のある一時保護所のあり方を改善するために多くの人がここに集っています。
いちほの会公式ホームページ
https://ichihonokai.org/

当時高校3年生だった志賀アリカさん。
なんと2021年に長野県小布施町の図書館長に最年少で就任していました。
彼女については、以下のインタビュー記事がとても参考になります。
人に優しい変容の場を作りたい~好奇心を育む環境づくり~
https://www.katsuiku-academy.org/media/shiga-arika/

自分の思いを社会に対して行動として示していく。
私たちの日本にも、しっかりとグレタさんはいました。
おそらく他にも多くのグレタさんがいることでしょう。

ミレニアル世代、z世代と呼ばれる若者たちの活躍には目覚ましいものがあります。
「老いては子に従え」ということわざがあります。
私たちの社会の未来は、若い世代がしっかりと導いてくれることでしょう。

次回のウナギネマは、2022年2月19日(土)『気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~』
地球が危ない 人類が危ない
気候変動を止める 私たちは挑む
気候変動を止める気候活動家(気候戦士)たちの挑戦に密着したドキュメンタリー

ぜひ次回のウナギネマもどうぞお楽しみに。
詳細・ご予約はこちらからどうぞ!
https://2021unaginema22.peatix.com/

オンライン上映会第8回無事に開催することができました
今回は高校生が多く参加してくれました。ゲストスピーカーにはバレンタイン一揆当日にもご参加されていたNOT FOR SALE JAPAN代表の山岡万里子様にお越しいただき、人身取引の撲滅に取り組む活動についてのお話をいただきました。

知ること、選択の重要さ
ancient beat club 2022年01月22日
私たちが食べているチョコレートが、児童労働という搾取の上に成り立っている事実。女学生がガーナの現地でみて、体験し、アクションへと繋げていく。
目標の300人までは届かなくても、若者のアクションに胸が熱くなりました。

意見会では、
「知ることが大事だと思いました。自分も食べ物の背景について見てから判断するようにしています。何年か前からフェアトレードについて身近に考えることはありましたが、この映画をみれて再度考える良いきっかけになりました」
「自分も学生の頃にバングラデシュに行き、フェアトレードについて行動したことがあり、若者の姿をみて、胸が熱くなりました。
子供たちにも見てほしい映画」

参加者の感想より
児童労働については、聞いたことはあったが、深く考えた事はなかった。この映画で、その実態を深く知る良いきっかけとなりました。普段何気なく購入している商品が、児童労働によって創りだされたものかもしれず、私たちはそのことに目を背けてはいけない、世界で起きている児童労働の現状を、もっと多くの人が知る必要があるのではないかと感じました。

フェアトレードという言葉は知識としてあったが、その商品を選択して買うことには結び付いていなかった。まだまだ一般消費者に伝わる取り組みに十分に発展しておらず、メーカー、小売等の協力も必要だし、自分自身も生活の中で限意識してフェアトレード商品を購入していきたい。