映画『0円キッチン』の映画上映会をしました。
ヨーロッパをキッチンカーで移動しながら捨てられる食材でおいしい料理を作り、周りの人たちに届ける旅を追ったドキュメンタリーです。
食べ物があふれている現代、たくさんの食材が食べられる状態で捨てられていることを目の当たりにし、この無駄はどこから来ているんだろう、どうやったら食べられる物を捨てることをなくせるんだろうと改めて考えさせられる時間になりました。
感想シェア会の意見をお知らせします。
・今の人たちは簡単に食べ物を捨てるところよく目にする。昔は、カビが生えても食べられるところを分けて活かして調理していた。もったいないと思う。
・便利なことが本当に良いことなのか考えなければならない。防腐剤や脱酸素剤など利用すれば食品の痛みは簡単に遅らせられるが、そのような物が行き過ぎた現代ではそれらがないと成り立たない状態になっている。
・食品廃棄については、イメージ的に日本が酷いということは理解していたが、ヨーロッパの状況も決して良くない状況であったので驚いた。
・日本はとても神経質な国になっていて、食品の異物混入は髪の毛一本でも大クレームになる。諸外国の状況を知って考えるべき。
・賞味期限も消費期限も色々あってわかりにくい。納豆などは、賞味期限なんてほとんど気にしないでも良いものだし、逆に豆腐のように見た目ではわからないものもあるので気を付けた方が良いものもある。そういった知識を消費者は持つ必要がある。
・ある幼稚園の餅つき大会では、園児たちがついた餅は衛生上の問題から廃棄され、調理室で作られた餅をみんなで食べる。園児たちもそれを知っているから、ついた餅に砂を入れたりする。保護者からのクレームを避けるためにはやむを得ない対応なのだが、その時はとても心が痛んだ。
・生活から知恵がなくなってきている。発酵食品、塩漬け、乾燥など古来からある保存方法を利用して生活に役立てていく必要があるのではないか。
・料理人は最高の食材で最高の料理を作るのではなく、農家が作った野菜を使って最高の料理を作ることが役割じゃないか。ファーマーズファーストになるべきではないか。
・戦場カメラマンのロバート・キャパは、自分が廃業することが理想であるといっていた。この映画でも廃棄食材がなくなって自分の仕事がなくなることが理想であると同じようなことをいっていてとても感動しました。
・農家の大変さとかをうまく伝えることができれば、食品を残さないでどうにかするという工夫が育っていくのではないかと思う。
・今は飽食の時代になって、おいしいものをお腹いっぱい食べさせてあげることが幸せみたいなところがあるが実はそこがちょっと違うのではないかと思う。腹八分目じゃないですがちょっと足りないかなって感じが何を食べてもおいしいし、そういったところの感覚を考え直さないといけないと思いました。
3日以内にチャレンジするフードロス対策にも、参加者のみなさんから色んなアイディアが集まりました。
・フードバンクに寄付をする。
・忙しくてフードロスについて考える機会がなかった。今後、考えるようにしたい。
・無駄なものを改めて買うことを控えて、あるものを利用する。
・子どもの残り物を食べるようにする。
・たくさん採れたビワを冷凍すると触感も変わっておいしかった。。
おいしく長く保存できる方法を他にも調べてみようと思う。
・自宅の冷蔵庫を調べて、食べる優先順位をつける。
・冷蔵庫の材料でキッシュをつくる。
・ストックしている乾物を使って料理を作る。
食べ物を捨てずに使い切る、工夫する取り組みが広がっていけばと思います。
みんなで料理をすれば、楽しく食品ロス問題について学ぶことができます。
ダーヴィドのポジティブな哲学にあふれた素晴らしい映画なので、皆様『0円キッチン』をぜひ見てください!めちゃ面白いです。
ー安藤美冬さん Facebookより