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0円キッチン

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監督:シリル・ディオン
監督:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
監督:ジャレッド・P・スコット
監督:西倉めぐみ、高木ララ

0円キッチン

ジャンル 環境 教育 政治経済 生活医療 社会変革 問題解決
時間 81分 製作年2015年  監督 ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ

使った廃油 684.5リットル。
走行距離 5079km。
救出した食材690kg。
「食糧危機」を吹き飛ばすエンターテイメント・ロードムービー

Screening Information

2025/09/19
[ 大阪府 ] オーガニックスペースからふる上映会
2025/10/04
[ 東京都 ] くらもとシネマ 「0円キッチン」
2025/10/26 ~ 2025/10/26
[ 佐賀県 ] えこシアター「0円キッチン」

上映会 開催者募集

監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ
脚本:ダーヴィド・グロス
制作:ミスチフ・フィルムズ
原題:WASTECOOKING
配給:ユナイテッドピープル
2015年/オーストリア/81分

About the film

世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている。その重さは世界で毎年13億トン。「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダーヴィド。植物油で走れるように自ら改造した車に、ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発。各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、食の現在と未来を照らし出していくエンターテイメント・ロードムービー。

More info

『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、廃棄食材クッキングの旅に出るエンターテイメント・ロードムービーだ。消費社会に生きる私たちは、まだ食べられるのに大量の食料を毎日捨ててしまっている。世界食糧計画によると、世界で生産される3分の1の食料は廃棄されており、その重さはヨーロッパ全体で8900万トン、世界全体では毎年13億トンにもなる。各地で食に関するユニークな取り組みを行う人々と出会いながら廃棄食材料理を振舞い意識変革にチャレンジするダーヴィドの『0円キッチン』の旅から食の現在と未来が見えてくる。

ダーヴィドは「どうやったら捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変えることができるのだろう?」と問いかけ、廃棄される予定だった食材を救出し、廃棄食材料理を作って出会った人々に届けていく。旅に使うのは植物油で走れるように改造した自らの車で、ゴミ箱で作ったキッチンを取り付けオーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、そしてフランスへと旅していく。使った廃油は684.5リットル、走行距離は5079km、救出した食材は690kg。彼は食材を救い出しつつ、それぞれの国で食の問題に取り組む活動家たちと出会いアイデアを学んでいく。

Data

原題 WASTECOOKING 製作年 2015年
製作国 オーストリア 制作 ミスチフ・フィルムズ
配給 ユナイテッドピープル 時間 81分

Cast & Staff

監督 ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ 製作総指揮
プロデューサー ラルフ・ヴィザー 原作
脚本 ダーヴィド・グロス 音楽 ジム・ハワード
撮影 編集 マレク・クラロフスキー
キャスト ダーヴィド・グロス

Review(19)

17/02/03 12:52

まさまさ さんのレビュー
今まで色々な食のドキュメントは観てきました。食がテーマですと衣類や住み家と一緒で身近なテーマで感覚的に来ます。今フードバンクや0円食堂流行っていますがブームで終わらせたくはないです。

17/02/14 00:29

元気
この映画が素晴らしいと感じたのは、観ていてとにかく「面白い」こと
フードロスという課題をエンターテインメントに仕上げることで、小難しさや堅苦しさを感じさせないところがすごく良かったです。
(料理家の野上優佳子さんブログより
http://www.nasluck-kitchen.jp/blog/?ymd=20170213 )

17/02/14 08:41

想水義貴 さんのレビュー
元気 人生変わる 笑える
いや〜〜〜 笑った笑った。
劇場であんな風に笑って、隣りの人と目ぇ合わせてニンマリしちゃうようなドキュメンタリー、初めてかも。問題の深刻さとは裏腹に。

「楽しいかが、大切なんだ」

って、終始ニコニコしてるダーヴィドもキラっキラしてるんだけど、各地域毎に出てくる 風変わりな
”活動家(レストランシェフや野草シェフや昆虫食シェフ)” たちがまた、ほんっと楽しそうなんだこれが。
自分のやってることにキチンと信念や責任感をもって、且つ、自分が一番 楽しんじゃってるという。

「忙しさのせいで人は、工夫する知恵を失ってしまった」
「料理は貧乏人に聞け、貯金は金持ちに聞け」

個人的に、2016年(裏で)爆発的にヒットした『ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜』より、作品が及ぼし得る影響やより良い未来を創れるかもしれない可能性なんかを、ビシバシ感じた。

衣・食・住。
どれも順位づけできるものじゃないけど、「食」って みんなの身近にいつもあるものだからこそ やっぱりワイワイ共感しやすいし、他の生命との繋がりも感知しやすく、なにより環境に及ぼす影響が最もデカいものなのでは?
だから 食が変われば、食を通じて見える価値観が変わって 新たな気づきと出会えさえすれば、世にあるドス黒いナニカの根本って すべて一瞬で変わってしまうんじゃなかろうか?と、個人的に最近は思っている。

この作品の秘めるもの凄いポテンシャルに、ワクワクしっぱなしだ。

17/05/25 17:58

高円寺の小さなライブカフェで毎月ドキュメンタリー映画を上映している
ソシアルシネマクラブすぎなみの主催で「0(ゼロ)円キッチン」を観ました。

世界の飢餓人口が8億人もいる一方で食料の3分の1は捨てられている、この地球の深刻なフードロス問題…その解決の難しい問題をアイデアと好奇心で エンタテインメントのネタにした監督のセンスにまず「いいね」です。
オリジナルのタイトル『wastecooking』は「ごみ(から作る)料理」という、そのものずばり。でもこれではこの映画の魅力は伝わらなかっただろうと思います。
「食材救出人のおいしい旅路」「『食糧危機』を吹き飛ばすエンタメ・ロードムービー」という宣伝コピーがこの映画の楽しさを表しています。
主人公(=監督)が食材救出に挑む巨大スーパーのごみ缶、そこから発掘される宝の山と、それを使ってできた料理を食べる人たちの笑顔。ごみの中から拾った食材と知っていてもだれも食べることをためらわないのは、それが「食べても安全」だと知っていて、「安心して」食べられるからです。
私にとってこの映画は、フードロス問題を切り口に「食の安全・安心」につ
いても気づかせてくれた作品でした。
(東京都議会議員 小松久子 様)

17/05/25 18:00

気になってた映画を観てきました!

廃棄食材で料理をしながら旅をするドキュメンタリー『0円キッチン』☘

目から鱗な内容がたくさんで面白かったし、何より、深刻な社会問題をこんなにワクワクしながら取り組めるってすごい。

老若男女問わず、是非たくさんの人に観て欲しい映画です(*^^*)
(沖田明 様)

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上映者の声

上映会を主催された方の声を紹介します
Food Studies vol.2 開催レポート
ハーチ株式会社 2025年07月26日
PLAT UMEKITAにて「Food Studies vol.2」を開催しました。
今回は、映画『0円キッチン』の上映と、TALKS cafe & barによるスペシャルディナーを通じて、「食品ロス」をテーマに学ぶ1日となりました。

映画では、ヨーロッパで実践されている食品ロス削減のアイデアが紹介されました。上映後には、参加者や主催者がそれぞれの視点から、家庭でできる食品ロスの取り組みについて意見を交わしました。

食、映画、そして対話を通じて、日々の選択がより良い未来につながることを実感する機会となりました。

広範囲に興味が持たれる内容だと思うが、視聴者が無い。食に関心のある人も見ない。上映会開催が難しい。米不足が騒がれても、食の根本的な問題には目が行かないようだ。
マザーアース&のさり 2025年06月07日
廃棄分として処理されるバナナに驚いた。うちのよりもきれい!!
日本では少し古くなると値段を下げるから、客は喜んで買っていく。生鮮食品の回転が円滑に進む効果的なやりかただ。コストパフォーマンス優先か、それとも日本のもったいない精神か?
政治的不安定の苦渋の時期を体験した人達の言葉が重かった。まさに食べ物はいのちを支えているのだ。
廃棄食料品からは次々と料理が生み出され、美味しそう!!と引き込まれてしまった。

10年を経てもなお新鮮
Cinema the Gaura Project  2025年05月17日
上映後には「見切り品食材を活用したおやつを用意して感想シェア会を行いました。
公開から10年という時を経ていたので、その間のコロナ禍のことや社会の変化について、さまざまな意見や感想が出ました。「人々や企業の意識は高まった(スーパーやコンビニでフードロス削減コーナーが当たり前になった)」、「農家の方では規格外野菜というロスがいまだに多い。レストランなどが直接農場へ収穫、回収に来てほしい」「ダーヴィドさんはどうやってこの活動をマネタイズしているのか」という意見や感想が聞かれました。
また、作中にあった「チョッピングパーティー」についてぜひやってみたい、という声が集まり、自然と6月に第一弾をやってみようという流れになりました。
映画から身近な社会課題の解決ヒントを経て、希望のある活動へつながってよかったです。

Compathシネマvol.2開催報告
School for Life Compath 2025年03月23日
初人数で、自己紹介・上映後の感想シェアを含めた上映会となりました。
様々な年代・バックグラウンドの方にご参加いただき、楽しく学ぶ機会となりました。

終始楽しみながら活動している主人公ダヴィドの姿が印象に残った。
モヤっとする場面もあり、そのことについて他の人の感想も聞けてよかった。
子どもたちの好奇心旺盛な様子に、彼らが大人になる頃にどんな意識を持つのか気になった。
などなど、様々な話で盛り上がりました。

捨てることが簡単になると気軽に捨ててしまう
ここさんぽ 2025年03月01日
食べ物を捨てることが日常になっていることの問題や時代・社会の変化に気づかされました。

「レシピに忠実に料理することが当たり前になり、ありあわせのもので料理を作る技術が失われているから、冷蔵庫の残り物を捨てることになるのではないか」

「マンションのディスポーザーからいつでも気軽に生ごみを捨てることができるので、食べ物を捨てることに罪悪感を抱きにくくなっている」

「付き合いでケーキをもらい過ぎて食べきれないので日常的に捨てている知人がいる」

「体に負担の多い菓子類を贈答する習慣を見直す必要があるのでは」
などの意見が出ました。

難しい問題を取り扱っていますが、監督がいつでも笑顔で人と接していることが印象的でした。
心に余裕をもって、笑顔で問題に取り組んでいきたいです。