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女を修理する男

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女を修理する男

ジャンル 平和 政治経済 人権 生活医療 社会変革 問題解決
時間 112分 製作年2015年  監督 ティエリー・ミシェル

一人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した──
2018年ノーベル平和賞受賞!コンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー。

本作は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。

参考リンク:
デニ・ムクウェゲ医師について(コンゴの性暴力と紛争を考える会)
http://congomm2016.wixsite.com/asvcc/dr-denis-mukwege

映画邦題について(コンゴの性暴力と紛争を考える会)
http://congomm2016.wixsite.com/asvcc/jp-title

「女を修理する男」(キャッチ!ワールドアイ) キャッチ!世界のトップニュース「特集・ワールドアイ」 NHK 解説委員室 解説アーカイブス
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/254409.html

Screening Information

2019/05/09
[ 茨城県 ] トモア駅前シネマノーベル平和賞特集「女を修理する男」
2019/04/28
[ 広島県 ] ハチドリシネマ 「女を修理する男」
2019/04/26
[ 東京都 ] JLMMプレゼンツ「シネマ★ミシオ」第1回上映会
2019/03/30
[ 岐阜県 ] 【4日間8作品】チネマピッコロウィーク@本や+α
2019/03/28
[ 岐阜県 ] 【4日間8作品】チネマピッコロウィーク@本や+α

市民上映会 開催者募集

Synopsis

コンゴ民主共和国で性的被害にあった女性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け一時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する───

Story

●「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部。

コンゴ戦争が勃発してから20年が経つ。その間、「紛争鉱物」の実態に関する認知は高まり、国際社会はその予防策に取り組んできた。しかしコンゴ東部の状況は改善されないまま、この地域に住む人々の苦しみは続き、大勢の女性、少女、そして男性が性暴力の被害にあっている。紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にあるが、その事実はほとんど知られていない。

本作品は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。

●「ムクウェゲ医師は私にとって父親のような存在」とある患者は話す

ムクウェゲ医師は1998年、コンゴ東部のブカブにてパンジー病院を設立し、これまで4万人以上のレイプ被害者を治療し、精神的ケアを施し続けてきた。それ以外に、国連本部をはじめ世界各地でレイプ被害に関する演説を行い、女性の人権尊重を訴えてきた。その活動が国際社会で評価され、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞した。ノーベル平和賞受賞者の有力候補にも数回挙がっており、2016年5月のタイム誌に、「最も影響力のある100人」に選ばれた。

※一部刺激の強い描写もございます。12歳以下のお子様のご鑑賞は、
 保護者の方、主催者の方の自主的なご判断をお願いいたします 。

監督:ティエリー・ミシェル 作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ
2015年/ベルギー/112分 配給:ユナイテッドピープル
字幕:八角幸雄/監修:米川正子
総括:コンゴの性暴力と紛争を考える会
協力:クラウドファンディングの支援者、日本映像翻訳アカデミー

Data

原題 製作年 2015年
製作国 ベルギー 制作
配給 ユナイテッドピープル 時間 112分

Cast & Staff

監督 ティエリー・ミシェル 製作総指揮
プロデューサー 原作
脚本 ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ 音楽
撮影 編集
キャスト ティエリー・ミシェル

Review(4)

18/03/09 22:32

佐藤明恵 さんのレビュー
学び 人生変わる
「全ては認識することから」

大学の講義の一環で鑑賞しました。机上で性暴力について学んではいましたが、実際の映像を目の当たりにすると、ただひたすら言葉を失いました。もし自分が被害者の一人だったら…

20年以上続くコンゴ紛争。その中で年齢や性別を問わず、老若男女が性暴力の被害に遭っており、コンゴは「女性にとって世界最悪の場所」とも言われています。今なお続いているコンゴ紛争を、私が今の今まで知らずにいたことにも衝撃を受けました。作品中で、被害にあった多くの少女たちが将来に希望を見出せずなき苦しんでいる姿を見ると、他人事としては到底受け取れませんでした。

作品中には実際の状況を「ありのまま」に伝えているため、所々に過激な映像もあります。しかしながら、問題をきちんと受け止めることができるという観点から、大変意義のある作品だと思います。

多くの情報がありふれている今日、まず重要なのはそこにある問題をきちんと「問題」として認識することだと思います。是非一度手に取っていただくことを強くお勧めします。

18/12/08 13:07

RYO さんのレビュー
役立ち 泣ける
女性に対する残虐な様をまざまざと見ることになり、法治国家の大切さを痛感する。法によっていいこと悪いことを外から規制されないとやらかしてしまうのが人間なのだと。動物から脱皮できないのだと。これは自分も含めての人間の弱さなのだと。

18/12/18 17:33

PETHICA さんのレビュー
感動 学び 泣ける
歴史ではなく、今、現在、この時代に起きている、ということで衝撃的な映画でした。

上映終了後、参加者がしーんと静まり返ったほどです。みなさん、言葉にできないような重いものを深く感じとりました。

◆まずは知ること。
◆知ったら、一次情報に頼るのでは、自らその先を調べてみる。
◆シェアする。意見する。
◆自分たちがこの最悪な問題に関わっているという自覚を持つこと=自分たちの使っている身近なモノ(携帯のレアメタル)が、コンゴの鉱山の労働やレイプなどの問題と関わっているということ。
◆消費者として、モノがどこで採取されどこで作られているのか、その背景を知って、大切にする。

アフリカへ直接行って何かをすることができなくても、上記のようなことを考えることが大切だと思いました。

18/05/21 13:32

「これは、かなり衝撃的な映画だった。
来てくれた方たちも、言葉もなく見入っていた。
また、助産師の女性が、上映後の感想を聞いているときに泣き出してしまったが、
彼女は一方で女性たちの強さや、自分の仕事への意欲がより高まったようだった。
また、高校生男子や女子大生も、とても真剣に見入ってくれ、いつになく充実した上映会となった。
とても重要な示唆をも含んだ映画であり、おおきな会場で独立した上映会を考えたいと思った。」

(上映会主催者より ユナイテッドピープル代理投稿)

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市民上映会主催者の声

市民上映会を主催された方の声を紹介します
知る・考える・行動する
神戸市外国語大学 2018年12月11日
参加した学生の感想を紹介します。
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話を聞くだけでは、知ることができなかった現実を映像を通して知ることができました。日常の暮らしの中で当たり前のことが、当たり前ではない国があることに、目を向けていかないといけないと考えさせられました。
遠いコンゴの現状を知り、まず知ること・考えること。そこから、何ができるのか行動していきたいと思います。


参加者同士の交流から芽生えたもの
大平 和希子 2018年12月17日
富山県高岡市にある城東音楽院ホールで、北陸初となる『女を修理する男』の上映会を開催しました。「コンゴの性暴力と紛争を考える会」のメンバーとして活動を続ける中、いつか地元富山での上映会を開催したいとの想いがあり、その願いを叶えることができました。

コンゴのこと、コンゴで長年続く紛争のこと、紛争下で兵器として使われる性暴力のこと、そして、紛争資源のこと。これらを「知って」いる人は富山ではほとんどいません。

ムクウェゲ医師は、ノーベル平和賞受賞スピーチの中で、このように訴えかけました。「コンゴ民主共和国の人々は20年以上にわたり、国際社会が知る中で、侮辱され、虐待され、そして虐殺されてきました。非常に発達した通信技術が使える現代において、誰一人として「知らなかった」とは言えません。」

まずは、知るための題材として、『女を修理する男』という映画を観てもらいたいと思いました。でも、映画を観ることだけが今回の上映会の目的ではありません。上映後に、参加者同士が少人数で感想を共有し合うことで、自分の思いや意見を自分の言葉で口にすること、他者の意見(違い)に耳を傾けること、そこから学び合うことを大切にしてもらいたいと思いました。

コンゴ産コーヒーを飲みながらの感想共有はとても盛り上がり、十人十色の感想を聞くことができました。参加者の感想や質問から広げながら、ムクウェゲ医師の来日時のメッセージも伝えることができました。

「ここ富山から、自分の、地域の、世界の未来を考える」という団体(Action for Future Toyama、本上映会主催)のコンセプトにある通り、参加者からは「まずは自分が生きる地域のことを知ることから始めたい」、「ここしばらくは自分の周りのことばかり考えていたけれど、やはりこうした機会を通して、世界のことを知って、考えて、発信していくことが大切だと思った」など、様々な感想を聞くことができました。私も参加者からたくさんの気づき・学びをもらいました。

ありがとうございました。

女を修理する男
CinemaPETHICA 2018年12月18日
https://www.pethicajewelry.com/single-post/2018/12/10/Cinema-PETHICA19

上記ブログに感想を書きました!

 今回一番感じたのは、上映会を開催する難しさだった。上映会はまず、開催を決断する時点でメンバーの覚悟がいる。そして上映料金も支払わなければならない。学内で行おうと思えば無料での開催が義務付けられる大学も一部あり、資金繰りは最重要課題となる。そして、広告がうまくいくとも限らない。申込不要とすれば当日まで「参加者は来るのか」、と緊迫した状態は続く。
 そんな困難があってでも、開催できたのは、なんとしてでもコンゴの問題を解決したいという思いが自分たちの中にあったからだろう。講師としておよびした方が、「所詮私たちは何もできない。何かやったからと言って明日明後日で状況が突然変わるわけではない。それでも私たちがそれをわかって動くことに意味があるのだ。」とおっしゃった。本当にその通りだった。今回の上映会、たかが50人だったが、されど50人。今後ともに活動をサポートしてくれるとアンケートで名乗りをあげてくださった方々は30人に登った。市民の団結力ほど、状況変革に強いものはない。
 上映会というのは本当に草の根の活動である。それでも、問題意識を持った人がどこかで映画を発信するということ。それが問題解決への一つの道なのだろう。見せるための上映会なのではなく、見せてそのあとどうするかをみんなで考える一つの手段としての上映会なのだと、ヒシと感じた経験となった。